命どぅ宝

2020年08月15日 11時55分19秒 | 7 琉球・沖縄の黄金言葉

琉球黄金言葉(るーちゅーくがにくとぅば)・ことわざ・格言・名言など。。

 
命どぅ宝

琉歌
「戦世や済まち 弥勒世ややがて 嘆くなよ臣下 命どぅ宝」 

読み
「いくさゆやしまち みるくゆややがて なじくなよしんか ぬちどぅたから」

意味
戦いの時代は終わった。 弥勒(平和)の時代がやがて来る。 嘆くなよおまえたち、命こそ宝なのだから。

命どぅ宝とは、命こそ宝物であり、この世で最も尊いものという意味。

古人が詠んだ琉歌ですが、作者は不明です。

琉球の哲人政治家蔡温の言葉に 
『何ものにも勝って命こそが大切である。他のすべてのものは失っても取り戻すことができるが、命だけは取り戻すことができない。何よりも命を大切にすべきである』と、どんな宝よりもすぐれているのものが命だと、説いています。

「鉄の暴風雨」と呼ばれた沖縄戦。
昼夜の別なく無数の爆弾、艦砲弾が容赦なく降り注ぎ大地を砕き丘を崩していった。草も木も火炎放射に焼き尽くされ、洞窟(がま)にこもれる住民、兵士、母を幼子を乙女らを焼き、ついに沖縄住民、敵味方の軍人合わせて二十万人以上の尊き命が奪われました。

『命どぅ宝』は そうした、多大な犠牲をはらった沖縄の人々の、肝心(ちむぐくる)からの叫びなのです。

 

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長崎平和祈念式典

2020年08月09日 13時40分58秒 | 11 天府星
長崎原爆投下75年
長崎原爆犠牲者慰霊の日。平和祈念の日。
 
昭和20年(1945年)8月9日、午前11時2分。ナガサキで上空で原子爆弾が炸裂してから、今日(令和2年、2020年)で75年目を迎えました。
一発の原爆によって、猛烈な爆風と熱線が襲い瞬間的に消滅した人、炭のように黒焦げになった者、全身の皮膚がめくれた者・・・・。一瞬にしてナガサキを地獄に変えました。
原爆投下直後に7万余人の尊い生命が失われました。
犠牲者はその後も増え続け、現在までに18万人を超える方が亡くなられています。
 
原爆で犠牲になられた全ての方々の御霊が、平安に導かれますよう、心よりお祈り申し上げます。また後遺症で苦しんでおられる被爆者、犠牲となったご遺族の方々に、心からのお見舞いを申し上げます。
 
 

広島平和記念式典

2020年08月06日 12時02分54秒 | 11 天府星
広島原爆投下75年
広島原爆死没者慰霊の日。平和祈念の日。
 
昭和20年(1945年)8月6日、午前8時15分。ヒロシマに原子爆弾が投下されてから、今日(令和2年、2020年)で75年目を迎えました。。
人類史上初の核兵器・核爆弾が実戦使用された日です。
幾世代にもわたり人々が営々と築いてきた広島市の貴重な伝統文化や建物、また人々の平凡な暮らしが、歴史ある郷土の総てが、たった一発の原子爆弾により、一瞬にして破壊され灰じんに帰しました。
原爆投下直後に約14万人の尊い生命が失われました。犠牲者はその後も増え続け、現在までに30万余りの方が亡くなられています。
 
原爆で犠牲になられた全ての方々の御霊が、平安に導かれますよう、心よりお祈り申し上げます。また後遺症で苦しんでおられる被爆者、犠牲となったご遺族の方々に、心からのお見舞いを申し上げます。