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シマノ リール SLS 小船 1000 【修理にチャレンジ】

2018-08-03 15:18:09 | 日記
Jr.と釣りに行くのに、長い間 行方不明になっていた船用のリールを探しだした。

シマノ SLS 小船 1000



船釣りで使用していた 96年モデル。

結構、高価な買い物だったという記憶がある。

買ってすぐ環境が変わって、釣りに行くことがなくなった。

釣りに行くようになった Jr. が使えばいいと思って探していた。

意外なところから見つけることができた。


ところが、動作確認をしてみると、

・液晶表示が消えている。
・クラッチが下りない。



・バッテリー

コインでバッテリーキャップを開けて電池を入れ換えると液晶は復活した。



・クラッチ

これが大事。クラッチが切れないと、スプールがフリーにならない。

力づくで無理に動かして、パーツを壊すとダメ! 取り返しがつかない。

製造年月から、部品供給が無いのは十分予想される。

使用頻度が低いので、部品の損傷は無いように思えた。

上州屋かBunBunに持ち込んで相談?

シマノはと調べるとHPに修理不能品としてリストアップされていた。



ダイレクト修理の受付があるので、神だのみエントリーをしてみる。

現品を確認してもらえれば、きっとなんとかなるように思えた。

すると、予想どおり⁉️の結果がメールで届いた。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【シマノWEB修理申込システム】修理不能の修理お断りのご連絡
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この度は【シマノWEB修理申込システム】をご利用いただきありがとうございます。

内容: ご登録いただきました 小船 1000  は修理不能品に該当致します。
保有パーツの在庫が既に無くなっているものもあり、
お預かりしましても修理をできずお返しすることが考えられます。
また部品の劣化や事故等により万が一破損した場合は、
現状に復旧できずにお返しさせていただくこともございます。
加えてお預りから返却までの(輸送時を含む)破損に関しても保証を致しかねます。
以上の事情より、誠に恐縮でございますが修理をお断りさせて頂きます。
ご理解賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

尚、修理不能品のご案内は弊社ホームページにてご確認いただけます。
ご利用いただきますようお願いいたします。


仕方ないね。どこが悪いのか、見てくれるだけでもいいのに…
残念…


ということなら、思い切ってダメ元で自分で修理してみようと、チャレンジ。

よし! 開けてみよう。



分解すると、クラッチの部分のギアが、潮? 汚れ? で固着していた。

緑青も浮いている。清掃し、CRC 5–56





潤滑スプレーを馴染ませ、マイナスドライバーで少しずつ動かしてみる。

ゆっくり、慎重に、パーツを壊さないように…、

🆗 動いた。他のパーツと連携する動きを確認する。

復活した‼️

カバーを元に戻す。ネジの位置を調整する。






分解すると、ギアの固着を解消するという僅かなことで修理できた。

リールは自分で使用していたので、不具合の程度が予想できる。

使用頻度、使用状況から、

きっと、ちょっとしたことが原因だろうということが感覚的に分かる。

パーツが壊れているようには思えない。

いや、パーツが壊れるはずがない。


シマノのHPには、

アフターサービスのご案内
弊社ではリール、釣竿の補修用性能部品の保有期間を、製造中止後6年間としています。
性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
修理対応期間を過ぎた場合は修理をお断りすることがございます。
また、性能部品以外は製造中止後6年以内でも供給できない可能性がございます。

とある。

つまり、リールの修理=壊れたパーツの交換ということ。

今回の不具合の原因は、「手入れ」にある。

「手入れ」を怠らない…という思いを再認識することになった。

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