福万山慕情

　　　　　　　　　　　　　　　　

３月のある晴れた日に由布院の福万山に登る。
今年定年退職の友人にエールを送るために、大阪西宮から友人夫婦駆けつけて四人旅！継続投球は２，３年あるものと思っていたといふ、世渡りが下手だからともつぶやく、今月一杯で長崎に帰り職安で仕事探しだと苦笑いする。勤め先が縮小路線で受け皿も毎年減少して現役優先で定年族は整理されてしまう、しかし年金受給までのまだまだ遠いのが問題と言ふ。
もともと酒が強く午前様の生活に胡坐かいていた、数年前に由布岳に連行して以来すっかり山に魅せられお酒もほどほどに、尚且つ朝起きして早朝散歩開始！お腹も細くなり足腰筋肉がつき山登りしても疲れないと言い出した。久住連山はほぼ制覇したのがとても自慢の種、、しきりにあちこち連れて行けと７０前の俺に語ります。しかし長崎とは離れすぎてしまうが機会を作りつもりだ、夜の反省会のビールが今夜ほどうまいと思ったことはないと心境を語る。
第二の人生が待っているぞ、お互い元気で生き抜こうじゃないか！