祖母の葬儀が終わりました

祖母のお葬式に行ってきました。

昨年母方の祖母の葬儀には姉は出席しておりませんでしたが、今回は遥々サンフランシスコから葬儀に出席しに来ました。




姉と会うのは1年ぶりでしたが、今回はなんと！２７年前に蒸発した私の叔父である父の弟が現れました。

彼は２７年前に多額の借金をして父の実家のお店土地を取られ、妻と３人の子供を置いて消息不明になっておりました。

父と父のもう一人の弟も全く連絡を取って無く、何処に居るかも解らなかったらしいのですが、何処か？誰か？とのＬＩＮＥを残していたのでしょう。そのLINEから祖母の訃報を知って、この度祖母の葬儀にあらわれたのでしょう。

葬儀には叔父が置いて行った元妻と成長した２人の娘さんも来ておりました。穏やかに何か話していたようですが、彼女たちの心境はどうだったのだろう？




私だけでなく殆どの親戚は何処かでホームレスをしながら生活保護でも受けて細々と暮らしているのだろうと思っていましたが、再婚して広島に住んでいるようです。（オレの近くじゃねーか！）

貧乏はしているようですが、血は繋がってないけど孫も居ると聞いたときにはビックリしました。




まあ２７年も過ぎれば時が解決してくれたと云うのか、特に厳しく云う人も無く迎え入れておりました。

私も１０年も前であれば罵声の一つでも浴びせていたかもしれませんが、もうそこまで怒っていません。

それに２７年振りに会った叔父さんの顔が亡き祖父と瓜二つになっていて、祖父に会っているような懐かしい気持ちになってしまいましたｗ




そんな感じでお葬式には親戚一同が集まるわけですが、祖母の実家の家系の親戚は今まで殆どあったことの無い方ばかりでしたが、今回の葬儀で沢山の近くて遠い親戚の方にお会いしました。

判った事は祖母の実家の家系は資産家が多いですｗ




そこで先月倉庫を整理している時に祖母の古いアルバムを発見したので、そのアルバムを葬儀に持参して写真に写っている人々が誰なのかを調査しました。




さすがに祖母の妹に当たる方に聞くと写真に写ってる人物の殆どの方を教えて貰うことが出来ました。貴重な生き証人です。大きな収穫でした。




また、祖母の若くして亡くなった姉の娘さんがきていましたが、その方が若い女性が赤ん坊を抱いている写真を見て、『これは私の母です。』『抱いているのは私の兄です。今は７５歳ですけど。』とおっしゃるので、その写真を持って帰ってくださいと言うと喜んでおられました。




今回の葬儀でアルバム中の人物が判ってきましたが、それでもなお解らない方が数名居ます。しかし、もうこれ以上調査の仕様も無く永遠の謎になるでしょう。残念です。祖父祖母が健在な時に聞いておくべきでした。悔やまれます。




これからの作業は、この貴重な写真一枚一枚をスキャナーで取り込み解説付きで保存することにします。




実家のほうは葬儀が終わってもまだまだ色々な行事があるようですが、私は明日から仕事です。