未來夢來人

トシがいもなく“森山未來くん”という青年に心奪われてしまったフツーの主婦の甘~い独り言です。。。

あの子との共演はおケ○でした・・・  『百万円と苦虫女』エキストラ

2007-07-31 00:22:48 | 森山未來くん作品話



やっとこさに向かうことができました
『百万円と苦虫女』エキストラ、初参戦して参りました
携帯で速報送りながらそのままレス書けなくてごめんなさい・・しかも、ままりんさんと分担してたのでどなたに送ったのかもシドロモドロ・・・ごめんなさい。。
それはそれは美味しいエキでございました


日活さんからエキの連絡メールをいただくと、場所は埼玉の北、自宅からは1時間半ほどかかります
しかも出演者は非公開とのこと・・・悩みましたが、ええいっと決心し今朝のめざましのの運勢“あこがれの人に逢える”に望みをかけ、半ば小遠足のように電車に揺られ集合場所でままりんさんとふくままさんと合流。
そこからロケバスのような20人乗りくらいのバスで移動し程なくとあるホームセンターに着きました。
定休日の貸切と思いきや、フツーに営業しフツーに一般のお客様もいらっしゃいます
今日のエキの役名は『ホームセンターのガーデニング売り場の客』
年齢的にもピッタリはまってます・・・いや、だからお声がかかったのでしょうか・・・
他のエキの方々もほとんど同年代のようです。。

私たちの心はもうあの子を探す一点のみ
ほどなく現場に車から降り振り出した雨の中、店内に走りこむ青年ありあの子です
き、キターーーーっめざましの占い的中です
あの子の動向をわきまえた私たちはすぐさま皆から少し離れ自然にスタッフが集う喫煙所になにげなく待機。
ほどなく網にかかったようにあの子がタバコを持って現れます
髪の毛はまるちゃんのときに切ったのでしょうか、さっぱりすっきり好青年カット。真っ黒ではなく心なしか少し栗色に見えたのは太陽のせいでしょうか、地毛でしょうか・・私の最も好きな朔ちゃん風です
頬はわんだーの稽古でもう少し削げてるかと思ってましたが、そうでもありませんでした(ホッ
しかしやはり色白透き通っています・・・しかし、腕はそこそこ焼けています。
薄クリーム色のTシャツにカーキーのカーゴパンツにバッシュと、店員さんらしいラフな衣装。それにあとでこの店の濃い緑のエプロンをしますが、ほとんどフツーに店員さんと間違えます
いるいるこんな店員さんって感じです。
スタッフとスパスパしながら「おやじの自転車がパンクしてあの時は本当にフェリーに乗り遅れそうでヤバクて・・・」と、
ほとんど4~5メートルまん前にあの子がフツーに話してます
毎度思うエキストラの辛い所でありますが、あの子が考えられないくらい近くにいても
写メはもちろんのこと、個人的に話しかける事は許されず、万が一それをするとすぐさまスタッフが飛んできて静止され、そのあとがとーっても居ずらくなり、
もちろんあの子にも不快な気持ちにさせてしまいます
その欲求を抑え平然とした様子でいるこの苦しさ
「私達って大人ね・・・」と思わず皆でつぶやきました。。
しかし、明らかにあの子がこちらを見ているときに小鼻を膨らませてみたり、毎晩鏡の前でやっている口元だけを百面相したりしてさりげなく悪あがきしてみたりします。。
いいのです・・・へんなオバハンと思われるだけでも。。。

ほどなく蒼井優ちゃんも登場
ほ・・細い・・・細すぎる・・・・心配なくらい肉がありません
最近細くなったとは思っていましたが、実物を見ると更にびっくりです。
あとでエキに来ていたファンの方に聞くと、別な映画の拒食症の役作りで落としたとか・・・女優さんて大変だな

最初のシーン。
しゃがみ込んでお花の手入れをしている優ちゃんの傍に、向こうからカート一杯に鉢を積んだ未來さんがやってきて話しかけます。
そのシーンを2~3度テイクし本番です。

次のシーンでレジにいる優ちゃんの横を、私は買い物カゴを持って入り口中央から通り抜け向こうの鉢売り場へと移動します。
床が板張りのため、私の靴のヒール音がどうしてもなってしまいままりんさんの靴と代えてもらい臨みました
近くで見ると優ちゃんやっぱり細い・・・・

シーンごとに日が変わる設定なのか、未來さん下のパンツをジーンズに、上のTシャツも薄クリームグレーブルーとコロコロ変わりますが、基本店員さんの役なのでほとんど雰囲気変わりません
フツーのお客さんも見ているのですが、「かわいい~・・でもオーラがないねぇ・・」なんて声も聞こえてくるほど、余りにも店員さんと同化しています・・・がそこがいいんじゃないのぉーーーっそこが
カットとカットの合間には、飾ってある花の種を手にとって見たり、並べ替えてみたり、そして暇さえあれば喫煙所にダッシュしておりました

スタッフの方から休憩所にてお茶やお菓子をどうぞと言われ行ってみると
そこには写真の未來さんからの差し入れ発見
もしかしてスタッフ用かもなのですが、手が早いことだけは誰にも負けないので
無くなる前に矢印の「新宿高野 フルーツマドレーヌ黒いちじく」有難くいただいて参りました
しかし、もったいなくて食べれません・・・9/1の賞味期限まで悩むこととします。。

そして・・・本日の私にとってのメーンイベント
奥のガーデニングコーナーでのあの子と悠木ナントカさんという女優さん(すいません、忘れました)とのシーン。
小さな2メートル四方のテーブルに置かれた鉢にホースで未來さんが水をまき、
その横の悠木さんにイタズラしてチョコッとかける・・・という、まぁ、じゃれ合うシーンなのですが
そのトイメンにどこぞの事務所からきたセリフのない女優さんが呼ばれ、一緒に花を買いにきたお友達という設定でワタクシ呼ばれてしまいますた
配置を説明しますと、正面向いた未來さんと悠木さんのトイメンに私達2人が中腰で花を選びます。
そこを後ろからカメラが抜きます・・・・ということは、そうです・・・たぶんスクリーンには中腰になった私のおケ○が映し出されそれからじゃれ合う未來さん2人にパーン・・・・
見事なおケ○共演でした・・・・・カットされなければですが。。。。
しかし、おケ○はともかく、至福・・いや拷問のようなひと時でした。。
ワンシーンの間20~30分ほどでしょうか・・否が応でも2メートル前にあの子と向かい合わせ・・肌の衰えは隠せません・・・こんなことなら昨日パックしとけばよかった・・・ましてや今日の服装は普段着の指定・・・ガーデニングの客おばはん・・・何から何まで最悪です
しかし、お蔭さまでワタクシはあの子のトゥルットゥルのお肌、耳の下にできた吹き出物らしい異物、なみなみした腕毛・・・とくと拝ませていただきました、もちろんいたって平常顔で目だけを泳がせて。。。
至近距離で見るあの子のオメメはフツーの人間のそれとはやっぱり違い、彫りが深くさらにその中の黒い眼差しが深いというか・・・うまく説明できません
それと同時にこんなフツーに見える青年が、舞台上ではエドガーになったり、王子になったり、レオナルドになったりするんだなぁ・・・と遠い気持ちになりますた
最初はホースではなく霧吹きだったのですが、そんな格好のオモチャを持ったあの子はここぞとばかりそこらじゅうの花にかけて回り
おいおい、その花は余りかけちゃイカンぜよってな花にまで連射して回る始末
やっぱり心はまだまだ少年のようで、それをついつい母親目線で追う自分がおりました。。

それから走り抜けるあの子、Tシャツをまくり上げるあの子、鉢植えを几帳面に元の位置にもどすあの子(アネキの時と変わらない)・・・8時間余り拝ませていただき
長い長~いエキの一日は終わりました

全体的に見ると、余りセリフの多いお芝居ではなく、かと言って激しい演技炸裂なお芝居でもなく
監督のタナダユキさんの映画はこれまで観た事はないのですが
なんとなくこんなアンニュイな雰囲気のお話なのかなぁ・・・とある意味、今からとっても楽しみでもあります
・・・が、私たちが終わったあとも閉店後の店内で撮影は延々と続くようで、わんだーのお稽古との平行線の中、体調だけは気をつけてと切に願って撮影場所をあとにしました。。。

帰りのにまた1時間半揺られながら、「いい夢みれそうねん」と別れた面々なのでありました。。。。
あ~、だからエキはやめられない。。。


いいカラダしてます、小栗っち  ・・・  『お気に召すまま』

2007-07-12 20:29:44 | 森山未來くん話



以前からdoraちゃんに「ナマ小栗くんいいよ~」と聞いていて
今回すご~く苦労してチケゲットしてもらい行って参りました、
『お気に召すまま』再演場所は渋谷シアターコクーンであります。
行き、あろうことか何度も行っている坂道を一本間違えてしまい
道玄坂登りきった所でやっと気付き、渋谷までUターン
何考えてるんだか。。。

少し前にdoraちゃんと待ち合わせ、シャンパンで乾杯
夏のシャンパンはウマい
開演前となり劇場へ・・・・すでに埋め尽くされる会場・・・女、女、女。。。
しかも未來さんのそれとはチと違い、なんざんしょ、わ、若い。。。しかも、キャピキャピおしゃれしてます・・・いえ、決して未來さんのがそうでないわけではなく。。。
しかも年代がオールマイティ。小学生とそのお母さんという組み合わせも目立ちます。
ハナザワルイ効果でしょうか。。。。
もう会場満員御礼、立ち見もわんさか、熱気ムンムン
さすが、初演会場動員人数1位だけあります
ほどなく開演で、オールキャスト観客席後方扉から皆駆け足で舞台に駆け上がりおじぎします。
「きゃ~」という黄色い歓声・・・未來さんのそれにはない光景。。
ジャニーズとカン違いしてしまいます。

休憩を挟んで3時間余りのお芝居。
蜷川作品は「オレステス」「恋の骨折り損」に次ぎ3作目の観劇ですが
うん文句なく楽しめました
やっぱ、アタシ的には蜷川作品は喜劇がいいみたいです

小栗っちは文句なくベタな言い方ですが“かっこ良く”
あの足の長さを見て思わずdoraちゃんと未來さんのそれを思い浮かべ遠い目になりますた
上半身も細いんだけど鋼のように締まっていて、周りからの深いため息が聞こえるようで
私たちの席は2階2列目中央だったのですが、上から見ていると誰がセリフを言っていようと小栗くんの動く方向にまるで影のように体の向きが変わる女性達のさまがおもしろいようにわかります
私たちも未來さんの舞台ではハタから見ればそうなのでしょうか。。。
あと20・・・いやせめて10若ければ、相手は小栗っちであったかもしれませんが
酸いも甘いも掻き分けてきた身には、正統派ではなく一筋縄ではいかないものに引かれてしまうわけでありまして・・・
いや、決して未來さんがマニアックというわけではなく。。。
しかし・・・どーしても“小栗くん”と言えば私の中ではあのGTOで白ブリーフでいじめられてる姿が思い出され
大きくなったわね~~と感慨深いものがあります。

そしてそれにもましてだったのは
女装のナリこと成宮くん
なんていうか貫禄ともとれる演技の幅があって、
女になりきって演じているのではなくて、男が女を演じているさまが妙に良かった
でも小栗くんと見詰め合っている様子はホンとに愛し合っちゃってるんじゃないかとカン違いするくらいのハマリっぷりでした
女役でありながら、小栗くんをさりげなくリードしている様子はまさに貫禄です

蜷川作品の常連、月川さんもいつもながら惚れ惚れするほどの女性っぷりで
そこらへんの女より女っぽく、きっと普段から座ってトイレもしているに違いない
・・・と思わせるくらいの女っぷりだし
高橋さんも今回は長セリフ少な目でしたが、相変わらずの存在感
蜷川作品にはなくてはならないキャストです。


帰り道doraちゃんと、いつかあの子も蜷川作品に出てほしい・・・・でも、出てほしくないような・・・・複雑な気持ちになりながらも
何を観ても、最後はやっぱりあの子に行き着くのでありました。。。

あーーっ・・・・またナマ未來が観たくてたまらない。。。。