大森町駅のテープ文字(2012年)

2020-05-31 | 野良サイン
テープで描かれた文字……というと「修悦体」がとても有名だと思います。今でも新宿駅などで見ることができて、とてもかっこいいんですよね。

野良サインに注目して暮らしていると、佐藤修悦さんの作だけでなく、名前のわからない様々な方のテープ文字を見かけます。その中でも強烈な印象を残している事例のひとつが、京急・大森町駅の高架化工事のときにみたテープ文字です。

大森町駅・2012年5月
ホームに設置された仮囲いの上に作られた文字

電車を降りてまず視界に飛び込んできたのがこの文字群。カラフル……そしてでかい……!

「エレベーター」「エスカレーター」の丸ゴシック感はかわいいし、一方ほかの部分はふちどりがなされていて派手。

大森町駅・2012年5月
改札付近の誘導サイン


改札の近くには、下りホームへのサインとしてテープ文字が作られていました。オフィシャルのサインも取り付けられているので二重説明ではあるのですが、ここでもまた色が派手で圧倒的な目立ち方です。

氵(さんずい)部分の3画目の「はね」が長くのびているのが特徴的!

大森町駅・2012年5月
「空」の字の一部

カーブをつくるためにテープの隅を丸く切りとって、そのときの端材も活用してカーブを完成させる……というのは佐藤修悦さんの字でよく見られる技法なのですが、それがここでも使われています。

時期的には修悦体が一度話題になった後ではあるので、大森町で作字された方も少なからず意識はしていたのかもしれない……。

大森町駅・2012年5月

サインだけでなく、工事現場らしい標語のようなものも作字されていました。これもやっぱりカラフル、そして袋文字も。

大森町駅・2012年5月

「交」の字、なんだかかっこいい造形をしていて気になる。

ひらがなの「あんしん」もこれはこれでだいぶ雰囲気は違うがかわいい……。「ん」の上には……ミニトマト!?


「DIY路線図」の世界

2020-05-31 | 野良サイン
「インディーズ路線図」というものをご存知でしょうか。

これは『たのしい路線図(グラフィック社)』という本で紹介されている「オフィシャルではない路線図」のことなのですが、私はこの「インディーズ路線図」という名前をみただけで「野良サインを違った切り口から見たやつだ……!」となり興奮しました。

この本には、「インディーズ路線図」を更に細かく2つのジャンルに分けて掲載されています。
  • 施設オリジナル!「電車でお越しの方路線図」
  • 駅員さんによる「DIY路線図」
前者の「電車でお越しの方路線図」は、商業施設・学校・マンションなど、いろんな施設が独自に作った路線図のこと。本書の共著者である井上マサキさんはこれをめっちゃ集めていて、ネット記事にしたり同人誌も出されているほど。
そして後者「DIY路線図」については、わたしが「野良サイン」として集めているものとだいたい合致……!というわけで、この記事では私が発見した「DIY路線図」を紹介してみます。


『たのしい路線図』の「DIY路線図」のページ。どれも良い〜!





後楽園駅・2019年5月
改札入ってすぐの頭上に掲示されていた

ラベルプリンター・サインプリンターなどを使って、壁面に駅名を羅列して路線図を描いてしまう、というケースを時々みます。
丸ノ内線をあらわす赤いテープを貼り、その上から駅名のシールを貼りつけ。一点物の路線図だ。配色が落ち着いた感じで、見たときの違和感があまりない。これだけたくさんの駅名を印刷してきれいに貼っていく作業、結構大変そうですね……。


四ツ谷駅・2010年6月
トイカメラか何かで撮ったんですか……?みたいな画質ですみません

ひろびろとした壁にたすき掛けするように路線が走っており、空間の使い方が贅沢な路線図。ビーポップ(マックスのサインプリンター)で刷ったものと思われるシールで路線図を構成。

後楽園駅の事例とは違って配色は適当な感じ。南北線カラーのテープやラベルってあんまりなさそうだし、仕方ない感じもしますね……。でも南北線の部分は黄色で、直通運転先の埼玉高速鉄道の部分は白いシールに変えていて、明確に区別をしている。

※この写真はiPhone 3GSという当時最先端だった携帯電話で撮りました。でかいカメラで撮らなかったこと、だいぶ悔やんでいます。


上野駅・2008年12月

プラスチックっぽい板に手で書き込まれた手作りの路線図。公式のサインっぽいレイアウトでもある。

駅のところに振られている番号は、現在の駅番号(H-01, H-02…)ではなく、「上野駅から何駅目か」を示しているだけのもの。




上野駅・2009年9月


上野駅・2009年9月

2009年の上野駅は黄色やオレンジのテープに印字された野良サインで溢れていて、その流れで路線図……のようなものもありました。

この通路の左右にはそれぞれ改札口があるのですが、どちらの改札を通るかによって電車の行き先が異なってしまう。そのため改札に入る手前で正しい選択をしてもらう、という意図のサインがこうして設置されている。

よく「〇〇・□□方面」という書き方を見かけると思うのだが、そこに含まれない駅名も案内したい……となり、結果的に全駅リストアップし、路線図のような状態になってしまったのではないか、と想像しています。


東梅田駅・2017年8月

東梅田駅は一時期キラキラのパーティモールで囲われたサインが複数出現していて、とてもにぎやかで良かった思い出があります。その中にDIY路線図もありました。

これも上野駅の例といっしょで、改札が二手に分かれている場所。乗客が間違った改札から入らないよう、サインを目立たせようという工夫がなされている。この駅構造はどうしても野良サインが生まれやすいですね……。


品川駅(JR)・2019年11月

田町駅(JR)・2019年11月

山手線・京浜東北線が工事のため運休になった日に掲示されていたサイン。どの区間の電車が止まっているのかを端的にあらわすために路線図が使われていて、わかりやすい。

品川駅では人間の背丈よりも大きいサイズに引き伸ばしたものが使われていました。手作りの路線図がこんなに大きく印刷されることある?!となり、発見した時は驚きましたね……。


曳舟駅・2013年2月

ここまで1つの路線のみを描いた路線図がほとんどでしたが、最後に複数の路線が絡み合う「ザ・路線図」といった感じの事例を。

地下鉄の路線図なら既存のものがいくらでもありそうなところですが、会社が異なるせいか手作りのものが掲示されていました。

構造(駅と駅の結びつき)は正しいけど地理的な配置とは大きく異る……例えば東西線(水色)の東側は概ね東にのびていく描かれ方をすることが多いのですが、ここではぐにゃりと折りたたまれてしまっている……なんてことを思ってしまうのですが、そこまで配慮して作り出したらそれはそれで大変ですよね。

点と点をつなげていってネットワークが組み上がってく感じは、作っていて楽しそうだな〜という気持ちにもなるし、なんだか自分でもPowerPointとかで路線図を組んでみたくなってしまう……。

東京メトロ京橋駅 「出口1」の長寿野良サイン

2020-05-31 | 野良サイン
東京メトロ銀座線の全駅(浅草駅〜渋谷駅の19駅)に降りて、それぞれの駅にある野良サインを撮り集めまくる、という活動を時々やっています。

この全駅チェックを最初にやったのは2009年で、その後は2012年・2015年・2018年……と3年おきに実施。はじめからこうしようと考えていたわけではなく、2015年にやったことで「3年毎」が確立してしまったという感じです。

観察活動を行う中で出会った野良サインで印象的だったもののひとつが、京橋駅にある「出口1」と書かれた貼り紙です。


京橋駅・2009年

プリンタで印刷した感じじゃなくて、ハサミとかカッターで黄色い紙を切って作ったような文字。ちょっといびつな感じがかわいい。


京橋駅・2012年

2009年時点でもだいぶ年季が入っているように見えたが、2012年にも残存。

京橋駅・2015年

2015年の訪問時もまだあった!ここまでくるとだんだん「ずっとなくならないでほしい」という気持ちになる。が、下の方に同内容の新しい張り紙が登場。世代交代の前触れかな……?


京橋駅・2018年

2018年、改装工事の影響で自販機が「←出口1」サインの前に……!殆ど見えない状態になってしまったけどまだ掲示はされている。2015年のときに見た新人野良サインは剥がされた跡がありますね……。強い意志をもって残しているような気もしてました。

このまま改装工事を乗り切ってくれるのだろうか…… とても気になるところです。



その後、私はまだ見に行けていないのですが、Twitterで「2019年4月時点ではまだあった」ということを教えてもらいました。(感謝…!)

自販機が移動してまた見えやすい状態になったみたい。去年の話とはいえ、ちょっと安心しました。

[在宅・野良サイン探索]Osaka Metro 本町駅

2020-05-04 | 野良サイン
「Googleストリートビュー」で鉄道駅の中の様子を見ることができるのをご存知でしょうか。知らなかった人へ→見れます!

駅の中を見れるなら野良サインを探しに行くことも可能なのでは……?などということを以前から考えていたのですが、なかなか実行できていませんでした。物理的でも仮想的でも出不精なので……。


巣鴨駅の野良サインについてはこちらの記事もご覧ください〜!

2020年のゴールデンウィークは、バーチャルお出かけをするにはもってこいの連休になってしまいました。ちょうどいい機会です。5月最初の土曜の昼下がり(夏日で暑い!)、自宅で野良サイン探訪に出かけてみました。

ℹ️この記事はけっこう長いです。ストリートビュー上での探索の過程をだいたいそのまま再現してしまったためです……。


どこへ行くか?→大阪メトロ・本町駅へ

ストリートビューで中を覗ける鉄道駅は、日本だと400駅以上あるらしいです。そんなにあるのか。行ったことのない駅もみてみたいし、行ったことのある駅もみてみたい。

どこでもいいな〜、なんて曖昧になりながら駅一覧を見ていたら、Osaka Metroの地下鉄駅「本町駅」が目に留まった。物理的にも何度か行ったことあるし、そのうち1回か2回は野良サインを見に行く目的でもあった。

ストリートビューで駅に降り立ってみてしばらくウロウロしてみたところ、実際に出向いたとき以上に発見があったのでそのままじっくり散策してみることにした。


2016年の本町駅にやってきました〜

ℹ️Osaka Metroの場合、公式サイトの「各駅情報」ページの下の方にストリートビューへのリンクが張られてあります。便利!

「北北改札」からスタート

本町駅は「御堂筋線」「中央線」「四つ橋線」の3つの路線が交わっている駅。御堂筋線と四つ橋線は交わっていなくて、上から見ると「コの字型」になっている。

改札名が「方角名+方角名」みたいな構成になっていて珍しい気がした。構内図(PDF)にかかれている改札を書き出すと、

北北改札・北中改札・北南改札
中西改札・中東改札・南改札・東改札
南東改札・南西改札・北東改札・北西改札

という感じ。

北北改札は、御堂筋線側の一番北側の改札。ここから散歩をしていきます。




「衝突注意」と「エレベーター」とその前世



北北改札すぐそばの「2号出口」の手前、「階段の出口」と「エレベーターの出口」の二手に分岐する地点。オフィシャルの「Caution 衝突注意」というサインが気になる。こんなものもサインシステムに組み込まれているですね。かっこいい!

よーく見ると、下の方に張り紙も。

「地上行きエレベーター」という張り紙がありますね

あたりを見渡しても、エレベーターの存在をしめす公式のサインはあまりなさそう。まったく無いわけではないが、あまり目立つ形のものではない状況。張り紙を掲示してしまうのもやむなし……という感じ。

さらに、ストリートビューで同じ場所の3年前の写真も見れました。


2013年はまだ旧世代のサインシステムが活躍中。そして2016年に「衝突注意」サインが掲示されることになる縦に細長い空間には今よりも大きな「→エレベーター→」の野良サイン。

過去の様子をすぐ呼び出して比較ができるの、すごく楽しいですね……。この機能は現実にも欲しい。

空いた広告枠を活用している例

「中央線へは一旦ホームに降りて」

「北北改札」は御堂筋線のホーム付近にある。一方、中央線・四つ橋線は少し離れていて、それぞれのりばに行くためには、一旦御堂筋線のホームに降りて歩いていく必要がある。その旨を伝えようとしているサインが多い。


日本語・英語での案内、その上には中国語でも同じ内容(おそらく……)の張り紙。
文章で説明するタイプ。


天井の段差部分にも。(「天井の段差部分」を示す名前ってあるのかな……)
こちらもおなじく3ヶ国語の文章で説明するスタイル。


頭上のサインをよく見ると「一旦ホームを降りて直進 d e f 階段をご利用ください」との小さな張り紙。

これだけあちこちに掲示があると、頻繁に行き方を尋ねられるんだろうな……と想像して少し辛くなる。なかなか難しそうだけど、公式のサインでいい感じにフォローできるようになると良いですね。

……という感じでひとつひとつじっくり見ていくと、「今はどうなっているんだろう」ということがとても気になってくる。出かけたい〜〜!(あるいはGoogleストリートビューが2020年の様子を撮影しに行ってほしい……)

「北中改札」へ

次は「北中改札」「北南改札」のあるエリアに移動して様子をみてみる。

← 北南改札  ✗  北中改札 →
 

← 北中改札    北南改札 →
 
通路の両側に改札口があるような構造みたいですね。
まずは「北中改札」の方を見てみましょう。

誤出場を防ぐ「最後の砦」のサインたち

ペンギンとイルカは海遊館を目指す人を想定したものかな……?

改札内の階段付近の張り紙。御堂筋線を降りて、中央線・四つ橋線に乗り換えようとしている人に向けたものみたいです。

このまま改札を出ても乗り換えはできないので「引き返してね」というメッセージ。ぱっと見ただけだと何の図なのか分からず、文章を読む必要があるものでした。それでもちゃんと3か国語で記載されている(※この場所では解像度が低いのではっきりと読めませんが、後述の別の場所では鮮明に見ることができます)あたり、徹底してすごい。


改札手前のこの空間は「最後の砦」といった具合で、同内容のサインがいくつかありました。他には……


文章で伝えようとしてくるタイプ。「中央線へは」の部分だけ文字を大きくして誘目性を高める工夫もしている。




こんなところにも!と思ったのが、事務室の扉にかけられた文章タイプのサイン。

とにかく時間をかけずに作られた、一言で言ってしまえば雑なものなのですが「雑であっても、とにかくなにかしらの案内を掲示しないといけない」という何らかの圧がかかったのだろうか……と勝手に想像してしまう。
そう考えると、野良サイン自体のつくりが地味であるほど、より悲痛な叫びのようにも見えてくる。

「北南改札」へ

つぎは向かいの「北南改札」のまわりを見てみます。改札の外でまず目を引くのが、この横長のサイン。



電車の絵つき!各路線で走っている両数にちゃんと合わせているところがいいですね……。


「北北改札」でも見た、空いた広告枠を転用して野良サインを掲示している事例がここにも。


私だけかもしれませんが、野良サインがガラス窓の向こうにあるのはなんだかそれだけで違和感がありますね……。「こんなところにサインがあるはずない」という感じで見落としてしまいそうになるというか。

本来の姿はこんな感じ。

フーターズの広告が出ていました

こちらは何も貼られていない状態


「野良・内照式サイン」がいっぱい

「きっぷうりば→」と書かれた野良サインが天井から下がっていました。


ただ天井から垂らしているのではなく、蛍光灯を跨ぐようにした掲示。内側に照明器具が入っているタイプの「内照式サイン」を再現している……!裏から光を当てることで読みやすくなっている気がする。


裏側は透明!(ストリートビューでは一部の文字にぼかしが入ってしまっているが……)

公式の「きっぷうりば」サインがすぐそばにあるのになぜ……という感じもしてきましたが、ちょっと後ろに下がって見てみると……

こんどは全体的にぼかしが入ってしまって何も読めない……

角度によっては、公式サインが柱の陰に隠れてしまうみたい。死角に入ってしまったサインを助けるための野良サインなのですかね。


さて、北南改札の中の様子もみてみましょう。


改札のなかにも、野良・内照式サインがいっぱい!




印刷した文字を切り抜いて、透明なシートに貼っているのでしょうか。しかも三ヶ国語表記!すごい力作だ。



裏側には出口番号が書かれていました。


こちらはプラダンっぽい素材にみえる。

そしてさらにすごいのが、この天井矢印です。天井に……矢印が……?!


この微妙な角度を、「エレベーター」と書かれている面の上で表現するのって無理ですよね。そう考えるとたしかに水平面に矢印を描く以外のやり方はない……。



矢印の先には、たしかにエレベーターがある。

改札を通って入ってきた乗客の視点だと、Uターンしたところにエレベーターの入口が存在する感じなので、なかなか気付かれにくいのでしょうね……。「すぐ背後にあります!」っていうことを伝えるの、なかなか難しそうです。


3色ガムテープ文字

天井の次は床です。


床面に、異様な存在感を放つなにかがありますね……。




テープで書かれたサインでした!

これは現地で撮った写真が手元に残っていたので、そちらを見てみましょう……。

本町駅・2016年10月 (撮影:ちかく)

  • グリーン「Chuo Line」(中央線)
  • ブルー「Yotsubashi Line」(四つ橋線)
  • レッド「Namba」「Umeda」「Tennoji」「Shin osaka」(御堂筋線の駅名)
文字のかたちは角丸の処理もされていて、あの「修悦体」を思わせる造形。手間がかかっています。

矢印の向きはなんだろう?と思ったのですが、「階段を降りてホームに着いた後のふるまい」を示しているみたいでした。
  • 【中央線】【四つ橋線】……矢印がまっすぐ伸びている=「ホームに降りてまっすぐ進む」
  • 【御堂筋線】……左右に折れる矢印=「ホームに降りて左か右の電車に乗る」
同じようなガムテープ文字が他にもあったりしないな……?と思って、2016年当時本町駅のなかをグルグル歩きまくったのですが、結局この1箇所でしか見つけられませんでした。


やはり悩みの種は「中央線」「四つ橋線」

テープ文字の先にある階段まわりをみてみると、ここでも「中央線」「四つ橋線」への案内がいくつか。


まだ導入されて1年程度だった、新しいサインシステムのサイン。……なのですが、赤いテープで張り紙がばっちり貼られてしまっています。

張り紙の印字内容そのものは、公式のサインで使われている書体やシンボルマークが使われているみたいで、駅員さんの手作りではなさそう。その後、オフィシャルのサインにも反映されるのかもしれません(もうされているかもしれない……!)。


「北中改札」の方の階段にもあった図。こちらのほうがより高解像度でちゃんと読めますね!


広角にすると両サイドの壁が写って迫力が出る……!

「○○線に乗り換えるには✗✗線のホームを経由する」という駅の構造、野良サインが生まれやすいパターンのひとつだよな……ということに今更ながら気づきました。



一旦おわり……

観察・スクショ撮り・メモ取り などをしながらストリートビュー上の本町駅を散歩してきましたが、3つの改札口付近をみるだけで2時間弱かかってしまいました。



探索活動の進捗。え、まだこれしか見ていなかったの……?!

椅子に座り静止した状態なのでいくらでも行動できるだろうと思っていましたが、めっちゃ脳が疲れる。

……ということで一旦ここで探索は終了。



この記事では実際の行程をそのまま書き起こしてみたのですが、めちゃくちゃ長くなってしまいました。こんな雑な記事でも、書きはじめてから公開まで2日半もかかっています。ウワー!

それにしてもストリートビュー散歩っていいですね。同じ場所を行ったり来たりしながら時間をかけて観察、という徘徊じみた動きをしても誰からも不審がられることがない。物理的な観察の代替というよりは、まったく別の体験という感じがしました。この調子でいろんな駅を見ていけば、ほんとうに「野良サインマニア」になってしまうかも知れない……。

引き続き、外出を控える必要性があるうちは(いや、そうでなくとも)、しばらくバーチャル駅探索をもっと続けてみようと思います。次こそは行ったことのない駅に行ってみたいな〜。