台風19号、ココミケ初避難 後編

台風19号、避難日記つづきです。

ゲージ内のココミケはとにかく静か。
でも夜になってから、ドライフードを
食べる音が少々聞こえたので、
ミケも少しは食べた様子。見てないけど
ミケ器の側に居たので。

結局簡易トイレは外し、中を広くして
ペットシーツをガムテで繋いで下に敷く。
ココミケが2匹で固まって動かないから
それ以外の場所全てにブランケットや
敷物で床を埋める。この上で漏らしたら
外せばいい様に。ホント砂は用意する
べきだった、少量でもいいから。
普段ペットシーツの上でトイレ出来る
猫ちゃんが羨ましい。

しかしあまりに静かだと、急に不安になる。
まさかショック死してないか？など
思うたびにチラチラ幕を上げて覗いてしまう。　
さっき紙飲んじゃったし。

ブランケットの中に2匹で隠れているので
しばらくそっとしておく。
たまに水を差し出すけど、やはり飲まない。

人間の夕飯は会社に朝11時に着いて、
すぐに買っておいたコンビニのお弁当。

一番近くのまいばすけっとは、着いてすぐ
目の前で店を閉められた。←朝11時
某大学生数人もお店前に居て、
動き始めたのでその時にセブンイレブン
やってますよと教えてもらった。
お弁当、お菓子、カップ麺など購入。
…人間のことはいいか。

台風直撃は21時〜23時頃。
会社の皆さん他、友人知人がLINEくれた。
すごい風だったけど、古い実家と違い
そんなに怖さを感じなかった。
友人Mも居てくれたし。1人だったら
どうなっていたか。←メンタル弱いので

0時頃、眠る事にした。
とりあえず6時半にアラーム。
　
電気を消して、私はゲージ真横の床で寝る。
ココミケに私の臭いと気配を感じてもらおうと。
あとは異変に気付きたくて。

電気を消すと、ココが小さい声で鳴き始めた。
か細くて小さい声。まるで遠慮しているかの
様な音量で。幕を上げて覗くとココがネットに
頭を押して来る。暗くなって安心したのか。
またはゲージ内がもう耐えられなくなったのか。

幕を上げると、私の顔は見てなくて
その向こうの室内を乗り出して見る。
ミケも同じ。部屋の様子をあまり
見せない様にした。

深夜は2匹が箱座りから普通の座る体制に。
行動が活発になるのかしら？
大鳴きするのかしら？
まぁ多分この建物なら声は大丈夫だろうけど、
このゲージ内で暴れて始めたら
どちらかをキャリーに入れるしか無い。

ココが出たい素振りを見せて来る。
ネットの下の方を掘る様な仕草。
たまにすごい力でネットのファスナー
あたりに頭グリグリ押して来る。
声掛けたり手をゲージに入れておさえる。

ゲージが大きく揺れる。
たまにミケとぶつかるらしく、
一回だけどちらかがシャーって吹いた。
この中で喧嘩されたら大変なので、
また私の腕を突っ込んで撫でて抑える。
どっちが吹いたのかは不明。

たまにミケも無言で床あたりを掘り始め、
出たそうにするのだが、ダメって声掛けると
なんとかおさまる。この、繰り返し。
ミケも小声で鳴き始める。

喉を鳴らす音が聞こえた。ココだった。
喉を鳴らすのは機嫌が良いとは限らず、
ストレスを自分で抑えることをしていると
聞いた事があったので、暗闇で聞こえて来る
ココの喉のゴロゴロが切なかった。

外は静かなのでもう、今すぐに帰りたいと
思うが何せ足が無い。深夜早朝に誰も
車なんて出してくれないし、24時間営業の
タクシーも翌日昼からの営業らしい。
ココミケ翌日昼まで持つのか？

でもここでまた１つ問題が。
暴風雨はおさまったけど、明方4時の
満潮時でどうなるのか、という話が。
帰りは川を3本越えなければ帰れない。

帰れない場合、何か色々まずい。
これでますます眠れなくなる。
ココミケは明方静かになったので、
私はひたすら満潮を待つ。

満潮は超えて、川は大丈夫だった。

6時頃から24時間タクシーの会社を
片っ端から当たる。
営業していない所も有れば、話し中もあり。
混み合ってて繋がらない所もある。
1社繋がったけど、周辺に車が居ないので
配車出来ないと断られた。

普通に道路で待っても、元々そんなに
簡単にタクシーが捕まらない場所。

社長から連絡が来て、バスが走っていると
教えてくれる。バスでどこかの駅で降りて
電車に乗る…？電車走ってない！
駅で降りればタクシー居るかな、いや
居なかったらどうするのだ？

でもお昼まで居るのはもう限界な気がしてる。

バスに乗る前提で、タクシー来たら
乗ってしまえという事で会社を出た。

タクシー案外通る、でも人が乗ってる。
何でもいいから手をあげていたら
回送のタクシーが止まってくれた。
有難う東京無線、有難う。

川を3本越える際に見たけど、
確かに川は溢れていたり
水位が結構上がっているのがわかった。
でも道路空いてる、すぐ家に着けそう。

持っていたキャリーは中が見えにくい物なので
ココが何回か鳴いたら、運転手さんが
猫いたの？って驚いてた。
そういえば行きも帰りも運転手さんが
良い方で、猫に関して嫌そうな人は居なかった。

でもココの鳴き声しか聞こえなくて、
ミケはまたココに押し潰されていないだろうか？
と不安になったけど、2匹の顔が確認出来たので
大丈夫そう。

段々と見慣れた景色になった時は
泣きそうになった。
自衛隊の戦車みたいな車とバイクが
横切るのを見て、やはりただ事では
なかったのだなと思った。

家は無事で、枯れ葉やゴミが凄かった。
ココミケを家に放したらすっ飛んで
部屋に入って行った。

すぐにトイレに行ってたココミケ、
この後は眠ってた。まぁ、寝てないだろうから。

横になって伸びている姿はいつもの光景。
普段からビビリなココミケだけど、
やはり家が1番落ち着くのだなと。

兄宅から帰って来た親も、ココミケ再会に
喜んでいた。偉いね偉かったねと。

少し睡眠取ってから、窓際で野良猫パトロール
するミケ。


眠るココ



この日はいつも23-0時に熟睡する
ココミケですが、21時頃には深い眠りに
ついていました。


避難開始が朝10時、
帰って来たのが翌日の朝9時頃？　
たったの1日が長く感じたし、
ココミケにとってはもっと長かったと思う。
震災などの被災者方はとんでもなく過酷な
状況なのだと思い知った。

良かったこと、悪かったこと、反省↓

悪かったこと

●台風前日の天気が穏やかな時に
動くべきだった

●車の免許が必要だった

●主の体調管理の甘さ、体力の無さ
メンタルの弱さ

●猫砂を用意しなかった
●フードの器が良くない
●ココミケの臭いがついた物を
もっと持つべし

※持物に関しては、前日記参照


良かったこと

●猫壱さんのゲージ購入しておいたこと

●普段から非常袋を作っておいていたので、
用意は案外スムーズだった

●現金を下ろしておいたこと

●友人Mが居てくれたこと

●職場を解放してくれた社長

●スマホは本当に便利

●ココミケの鳴き声が小さかった、
暴れないで何とか持った


反省点、感想など

避難は大袈裟な位早めに手を打つ事、
ご近所情報も大事だけど、もう少し
区域の情報を信じても良かったのかも。
しかし今回はこのレベルなら大丈夫と
わかったので、自宅待機も考えます。

私の区域はペット同伴可能ですが、
実際どうだったのか情報入らず。
会社は広くて静かで今回条件良かったけど、
実際の避難はかなり厳しいのだろうなと
思いました。
ただ、避難所はどこも低い建物が多く
水害大丈夫？という物ばかりでちょっと疑問。。

私にとってココミケは、
口が聞けない子どもみたいなもの。
同じ様な考えを持つ配偶者が居たら
本当に心強いだろうなと独身な自分を
呪いました。1人でココミケを守るのは
限界が有り、2匹も迎えたのは
身分不相応だったのかなと落ち込みました。

車の免許もココミケの為に必要かもしれない。

ココミケは神経質でビビリなので、
普段から大分甘やかしています。
これも、今後はもう少し鍛えるというか
雑に扱うシーンも有るべきなのか
考えてみます。私はココミケに
厳しくするのが苦手です。

今回知って良かったのは
水嚢のこと、水でインスタント麺が
食べられること、ペット可の避難所があること、
他色々経験して身についた事が有りました。

日曜日帰って来て、月曜は祝日で。
体より心が大分疲れたのでかなり寝ました。
まだまだ北上している台風は、
猛威をふるっています。過ぎちゃったから
いいやではなく、義援金など更に考える様に
したいと思います。Tポイントで寄付も
可能だそうです。←某YouTuber情報

ココの食べちゃった紙はまだ
確認出来ていません。気になっています。
便に注目し続けます。

ミケは何だかベタベタ甘えて来ます。
家に着いた時は随分警戒されていましたが。

以上避難日記終わり。
修正したりするかもです。

台風19号、ココミケ初避難 前編

ココミケ避難日記ですが、
主の事情なども交えた日記なので
かなり長文です。最近記憶力が鈍りがち
なので今の内に記録しておきます。

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台風19号が12日に来るのはわかっていた。

私の認識としては、

前回よりも3倍の強さ、
今回は規模が大きく、
速度が遅いので長い時間上陸。
土曜日夕方から来る。

…なので、土曜日の午前中は月一の自分の
通院して、買い物しておけば良い。
家周りの物は片付けて置こう。

それくらいでまだ呑気に構えていた。
古い家だけど、去年リフォームして
この前の台風大丈夫だったし。

でも大きいということは、今回
もしかしたら停電など起きたら困るので、
10日あたりから保存が効きそうで、
電気使わなくて良さそうな食物を
ポツポツ買い揃えた。
→お菓子、パン、シリアル、カップ麺など
（カップ麺は水でも食べられる事を知った。
後から知ったのは、紙パックの豆乳なども
良かったかも？）
ついでに5年持つ缶入りの美味しいパン。
カンパンではない。缶のパンは美味しいので
保存食としてオススメ。→1個500円くらい

懐中電灯他、灯りになりそうなもの、
電池などを出しておく。
懐中電灯はスタンドにもなるタイプ。
pc、iPad、携帯は充電しておく。

灯が無いと、とにかく身動き取れないと
東北の震災に遭った友人から聞いていた。
今思えば、部屋を広く照らすランタンが欲しい。
ココミケがどこかに隠れてしまったら探せる。

飲料水は箱買いしてあった。
あとはバケツに水はって、
浴槽にも水ためておけば良いかな？
灯油ヒーターを今年からやめたので、
ポリタンクを最近処分しちゃった事は後悔。

ココミケのフードはありなので良し。
そもそも1日だけ乗り越えれば良いでしょ？
という認識、この時は。
まだ全然家に居るつもりだった。

下水道がまだ完備されていない約3〜40年前？
膝くらいまで家周辺が浸水した。
当時我が家はギリギリ一階の居間は
無事だったけど、今回は来るかも？
土嚢…なんて無いので、長方形のプランター
などをブルーシートで包んで土嚢かわりに、
とか、ビニールに水入れて縛るまたは
それをさらに段ボールに入れて置く
水嚢っていうものを知る。
トイレの水の逆流も防げるとか。知らなかった。
↓
（結局それらは用意しないで終わる(¬_¬)）


今週の予定としては

10、11日は夜遅くまで残業。
↓
12日は台風だから午前中用足しして、
午後はウチにこもる
↓
13日は多分また鉄道が動かないから休み
↓
14日祝日は出社する

という予定、ところが

11日午後、私の住む地区が危険とのこと。
Twitterなどでは近くの川が氾濫したら
4-10メートル浸水、なんて話を読む。

我が家は川が徒歩10分弱の所に有る。
築年数かなりの古い二階戸建て。
いわゆる0メートル地帯で、
話題のハザードマップが出たところ。
西も東も南も川です。3階以上じゃないと危険？

えっ？

何かまずい気がしてきた。と思い
仕事を慌てて片付け、残業をやめて
30分早く会社を出る。

この時既にタクシー移動で職場に避難する事を
想定というか、妄想していたので、まずは
往復出来る位の現金を持った方が良いと思い、
数万円下ろす。停電などではカード類が
使えないと聞いた。現金必要。

東北の津波映像を見て、しばらく夢で見た事が
有るのでとにかく水害が怖い。

帰り途中で長時間持ちそうな
モバイルバッテリーを買いに行くが、
家電店大行列。
みんな考えることは一緒だった。
私のスマホ8より、5千円の
長くて重い物しか売ってない。
値段が高いのは覚悟していたけど、
とにかく大きいので買わないで帰る。

職場は高台なので水害の心配は無い場所。
念のため社長に職場に避難させてもらうかも、
と断りを入れておく。

アレルギーの人が居るかもしれないので、
出る際に猫毛掃除はしてねとの事だった。
ココミケはゲージに入れるので、
大丈夫ですと伝える。
社員皆様にも断りのメール入れた。
ネコ嫌いな人も居るんだろうな。
わからないけど。

この時はまだ、万が一であくまでも、
もしかしたら？職場避難という意識。

11日夜、この日はまだ天気は穏やか。
一件先に住む友人Mから連絡があったので、
最寄駅で夕飯でもしながら台風対策の
話をすることに。

でも何か、ピンと来ないよね〜とりあえず
今後の情報見て深夜までに決定しましょうと
いうことに。この時の私の考えは

もちろん家に居て過ごしたい、
二階に居ればいいかな
↓
M宅が3階（2.5階？）で、我が家より
新しいので土曜日午後早めに避難させてもらう？
↓
兄宅がマンションなので避難させて
もらえないかな、しかし狭いな
でも高層階まである
↓
低いビルだけど、高台にある職場は
安心なのでそこに行くか？

っていう感じ。4メートル浸水だったら
我が家はギリギリだけど、それ以上に
なったら3階もあやしい？ってことは
兄宅も3階住まいで、それ以上は知らない
お宅へ？しかも猫連れ

なんかまずい

そう思いながら、ネットで情報集め。
危険な区の人達がTwitterで騒ぎ始める。
公式な地区のサイトは特に大きな知らせは無し。
でもいよいよ川の氾濫の話が濃厚に。
しかしネットの情報に振り回されて良いのか？
と思い悩む。地区公式はそこまでじゃない。

かかりつけの動物病院の看護師さんと
連絡を取る。今夜もう猫達と実家に移動
するらしい。某マンションの方々も
半数避難したとか、かなり危機迫る感じ。
この件で一気に平静では居られなくなる。

段々避難がリアルになって来た。
車移動出来る事がとても羨ましく感じた。

さて、私はどうしたものか。
こんな夜中に車出してくれる人なんて
居ない、今から迎車手配するか？　

家族に相談したら、鼻で笑われる。
「なにそんな焦ってるの？
テレビでそんなの言ってないよ？
大丈夫、この辺そんな事になったことないし。
大袈裟だなぁ〜どこ情報？ネット？」
ネットをやらない知らないウチの老人は
呑気に笑っている。

危険なら区から放送があるでしょう？とは
言うけどそうなったら時は遅くないか？
と揉める。温度差すごい。
親楽観的、私過剰に切羽詰まる
↓
今からすぐにタクシーで
ココミケ連れて避難したい、
または明日午前中早めに避難したい、
親は兄宅に行って欲しいので、
迎えをもう頼んだと伝える

本当は私とココミケも兄宅に行きたかったが、
猫アレルギーの姪が居るのでやめた。
来るなとは言われなかったが、
決して良い反応では無かった。

この時初めてネコ連れは厳しい事を知る。
こんな非常事態、誰も頼れないし、
誰も助けてくれない事を痛感。

親、ココミケを私だけに任せたくない、
お前は猫だけ連れて助かるのか？と揉める。
若くない私はココミケと老人両方
守るのは厳しい。身内は私だけではないし、
兄宅なら多分老人1人は守れるだろう、と思った。
あとは親はまだこの時、危機感が無く
私について行く方が何か楽しそうだし、
ココミケも自分が居た方が安心するだろう？と
思ったみたいだ。

ココミケが安心するだろう、は正直全然
思わなかった。まず知らない場所に行くだけで
パニックだろうし、何よりうるさい人が
ココミケを構うよりは、静かにしてくれる人が
良い。あとはココミケ大切レベルが一致しない
予感がしたから、親は兄に任せたかった。
ココミケと離れるのが嫌なのはわかるが、
普段からロクに世話しない人なので。

友人Mに連絡して、12日午前に一緒に
職場に行く事を告げる。

持ち物を用意、先ずは以下全てココミケ用↓

●4ウェイキャリー

肩掛け、背負い、キャリー、手持ち出来る。
表面ナイロン製キルティングなので、
雨に打たれるとダメかも？しかし大きいので
ココミケ両方入れるには良し。
粗相したらまずいので、敷物入れる。
ゴミ箱でカバーしたけど、風で取れちゃった。

●ペットシーツ　2枚
使わなかったけど、4枚くらい
有れば良かったかも。ゲージに敷く為

●ジャバラ式容器　2個　水とカリカリ用
便利かと思ったけど、ちょっとココミケの
体が当たると容器がペタンコな皿状になって
しまうので、特に水入れには不向きだった

●リードと外れない首輪　2セット
本当はリード使うと、のたうち回るから
今回は不要でしたが、基本必要だと思う。
普段安全首輪なので、引っ張っても
外れない物も用意

●簡易ゲージ
猫壱さんの折り畳みゲージ↓

軽いしキャリーよりは広く、かなりオススメ

●ドライフード　1袋　←約1週間分位？
こんなに必要なかった、食欲もなかった。
我が家はピュリナワングレインフリー

●ココミケ用ブランケット
乗ったり被って隠れたりしていました
ココミケの臭いが付いた物をもっと
持って行けば良かったと思った

使わなかったけど念の為持った物
●ワクチン証書とマイクロチップナンバー
●ココミケの写真
●洗濯ネット大　2枚
●飲料水500ミリ　一本猫用に
●タオル
●簡易トイレ←折り畳みのナイロンの箱
これも猫壱さんのゲージと同じ柄

持って行けば良かったもの↓

●軽いタイプの猫砂
ちぎった紙で代用したけど、とんでもない
失敗を犯しました←後で書きます

●ちゅーるまたは何かおやつ、ウェットフード等
水を飲まなかったので、水分含んだものが必要だったかも

●フェリウェイ←猫が落ち着くフェロモン
電気が使えるなら持っていると良いかも

●プラスティックの軽い容器
フードと水にはこれが良いかも

防災ブックなどにはもっと沢山
色々な物が書いてあった気がしたけど、
台風なので滞在期間が短いことを想定。
主が免許ナシ、四十肩で重い物が辛いなどで
極力荷物は少なめ。

人間のものはもっと少なく、
必要最低限の物だけ。これは省略。

11日夜、交通機関がお昼過ぎに無くなる
ことを知る。お店の休業情報増えて来た。
ってことは、12日なんてタクシー無い？
やはりもう移動すべきだった？
迎車なんか勿論ナシ？深夜に車出して
くれる人なんて居ない。

12日朝7時、もう既に豪雨。
最寄り駅まで徒歩4-50分かかる。
バスはまだありそう。バス停まで
徒歩10分弱。電車が止まるから
早くジャッジしなければ。

車で迎えに来てくれる兄
（仕事の都合で義姉だった）には
最寄り駅まで私とココミケと友人Mを
連れて行ってもらえた。そして駅には
タクシーが止まっていたので、職場まで
行くことに。道路はまだ空いていた、
車で約40-50分？くらいの距離。

キャリーはココとミケで約8キロ、
四十肩の私にはかなり厳しい。
ゲージは友人Mに持って貰えた。
電車では厳しかったかも。
タクシー有難い。
とりあえず1万円以内で行ける距離。

ココミケ揃えて外に運ぶということは、
私がしっかりしないと家より余程
命の危険がある。外に運んだ時点で内心、
冷や冷やしていた。

ミケは地元ではない皮膚科専門病院へ
車で（40分位の場所）何回か通っていた時期が
あるけど、ココは車での移動は我が家に
迎えた日一回、それも多分10分くらい。
移動の間ココがちょっとだけ鳴いたと思う。

一個のキャリーで2匹を運ぶのは重いのは
勿論、やはり色々な意味で頭数分持つべき
とは思う。今年の夏に一度、ココがミケに
くっつき過ぎてミケが熱中症ぽくなった事が
あるから。あの時多分ココの体がミケの顔を
塞いでしまったのかも。

でも我が家には車は無いし、
仮に別々のキャリーに入れたとしても
他人に運んでもらうことは、命を預ける
訳なので結局一台。。

職場には誰も居ませんが、まあまあ広いのと
ココミケが隠れて手が届かない場所が沢山ある
ので、ゲージに移動。キャリーからゲージに
写すのは緊張した。

ゲージは床に置いたけど、背が低いタイプなので
今思えばちょっと底上げして置くべきだった。
ただ、軽いので暴れたら転がり落ちるし
ペタンコになりかねない構造なので、
背面は壁に寄り掛かる様にした方が良い。


一回設置したけど、寄り掛かる物が有る
場所にずらす

向かって右側がメッシュなので、
上着を掛ける、こうして周りが見えない方が
落ち着くと病院で教わった。

敷物付なのだが、ココミケ怯えて敷物の下に
隠れてしまいゴチャゴチャに。
ゲージに幕かけても駄目か。

こんな置き方したから、床に這うようにして
ココミケの様子を見ることに。
かなり後悔！（膝痛いから）

トイレを設置、箱に防災ブックで読んだので
紙を入れる。紙は3センチ位の塊になる
位に丸めて入れてみる。

こんなんで本当に用足しするのだろうか？
砂を少量でもいいから持つべきだった。

ゲージにココミケを移動したものの、
午前11時、これから翌朝までこの中。
大丈夫なのだろうか？不安になる。
いや、病院で入院したと思えば！

だがしかし、ココミケは入院経験がない。
避妊手術の際にあまりに茫然としていた
姿を見て思わず連れて帰った。
もっと心を鬼にするべきだったのか。

ココミケに過剰に甘い私。
神経質でかなりのビビリ、物音に敏感。
抱っこなんて、私も嫌がられる様な
そんな子たちなのです。↓家でのココミケ


ゲージに入ったココミケは敷物の下に最初は
隠れていましたが、徐々に出てきました。

想定していた大泣きはありません。静か。
でもかなり怯えているのは確か。

夕方にドライフードと水を入れてみたけど、
食べません。水には見向きもしません。
トイレもしません。

不安になったので、看護師さんに連絡。
対応して下さいました。
まず、ゲージからは出さない方が良いとのこと。
実はもう出してしまいたくなったりしていた。
でもやはり社内で隠れたりされたら
みつかりにくいし、
ただでさえ家で捕まらないのに確かに
放すのはまずいかと判断。

トイレは紙を丸めるのではなく、
シュレッダー状が某ペットショップも
子犬にやっている様だから、
その方が良い的な話。

暇なので作った

入れてみた

ところが大変、ココがその紙一本を噛み始めた。
噛んでるだけかと思ったら、どんどん飲み込む。
ミケはたまにビニールをかじるけど、　
ココはこういう物を食べたり噛んだりが
無いので驚く私。みるみる口の中に入って
行くので、慌てて取ろうとするが
かなりの速さで飲み込んでしまった。
噛んでるだけと思っていたらまさか
食べてしまったのだ。
猫の食道は短いと聞いてたので、
普段干しカマなどはちぎってあげていた。
結構長い紙を飲み込んでしまった事に
ゾッとする。友人Mも唖然。一瞬だった。

不安ゆえの異常行動なのか？可哀想に。
私が泣きそう。

ここでもし異変が起きたらどうしよう、
紙は大丈夫と連絡頂いたけど、
紙はコピー用紙で柔らかい素材でもない。
とにかく消化、または吐いて欲しかったので、
食べないドライフードをココに改めて
差し出したらガツガツ食べた。
お腹空いていたのか、もうとにかく可哀想で
不安で仕方なくなる。

ミケは全然食べないけど、かなり静か。
ずっと静か。落ち着いてさえ見える。


ココは少し鳴く時も有る。かなり小声で。

ゲージはなるべく幕を開けない様に
しておいて、ココミケをそっとしておこうと
とりあえず職場なので仕事した。
しかし全く手につかない！

デスクとゲージが離れているし、
やはり私もかなり不安なのか動悸が
おさまらない、頭痛い。

緊張しているのは勿論原因として
実はこの日は午前中に自分の病院に行き、
喘息と血圧の薬を貰わなければいけなかった。
それが行けなかった結果、血圧の薬を
半分にして休み明けまで持たせるしかなかった。

血圧上がってそう、動悸頭痛すごい。
とりあえずロキソニンで頭痛はおさえたが
ココミケを守るには主の健康管理が
本当に大事、財力大事、車の免許大事と
３つ不足って考えたら情けなくて
泣きそうになった。

でもここで、友人Mが私にチヤホヤで
ココミケにも甘過ぎる人だったら
もっと不安定になっていたかもしれない。
Mは現実的で冷静、メンタルも体も強い。
1人だったら泣いてたかもしれないが、
多分泣いたらMは、うわ〜引くわ〜って
思いそう、後でネタにされるだろうな〜
って思い、それが逆に良かった。

ラジオをつけて、ネット見て過ごしたけど
やはりテレビが見たくなった。
テレビ好きな私はテレビ無いのも
少し不安だった。

マイナス思考が加速する〜

…かなり長くなったので、
一旦しめます。続き書きます。