【学校図書館司書教諭資格】 漢字検定で気をよくし、私の興味や関心をくすぐる分野の資格を探すと、あるじゃあないですか。「ユーキャン」では取れない・・難易度もそこそこの(?)資格が。 まず、「学校図書館司書教諭」である。この資格は「教諭」つまり教員免許がないと取得できないという制約があり、誰でもが挑めるものではない。かつて小学校2種を取得するとき、明星大学の通信教育部で学んだ経験があったので、この大学で科目履修生となり「学校図書館司書教諭資格取得」のための一部の単位を取得した。一部というのにはわけがある。とらねばならない単位の中に夏休み中の「スクーリング」でしか単位を認定してもらえない科目があったからだ。上京して一週間程度の授業を受けるために家を留守にするにはまだ子どもたちも幼かったし、夫の協力も望めそうになかったので、その科目の取得をあきらめていた。 ところが程なくして「放送大学」の集中講義の受講でその科目の取得が可能なことが判明したのである。放送大学においてもやはり科目履修生となって学習し不足の単位を取得できた。明星と放送大学の両方からの単位取得証明書を提出し、晴れて文部省から「学校図書館司書教諭」認定を受けたのである。
この資格取得をめざすに至ったのにはもうひとつの理由がある。住む町の図書館で、子どもたちに絵本の読み聞かせを行うグループに所属し読書推進のボランティア活動を行っていた。この活動を長く続けるうちに、単なるボランティアのおばさんから一歩脱して、図書や図書館学についての専門的な知識を身につけたいと考えるようになっていたことである。 こうして漢検に始まった私のお勉強がさらに加速をかけるようになる。 続きは次回へ。

