土器作りひろば
どうやって土器を作るのかな?
平出博物館へ出かけて体験してきました!
塩尻市最大の観光名所 世界に誇る遺跡 平出遺跡は
縄文時代から古墳・平安時代にかけての大集落遺跡です
裏山には豪族の古墳まであります
平出遺跡博物館で 原始、古代と時代を追った展示がありまして
出土品から昔の人々の生活を学ぶことができます
古代の農村を再現している住居群のある村
の片隅にある平出遺跡ガイダンス棟
ここで太古のロマンを体験できます
手軽に 気軽に体験できるようになっています
御家族でぜひどうぞ
入口にはどんな製作体験ができるか書いてあります
ドキドキ ワクワク
来週にツルカゴを編む講座があるとのことで
材料はオオツヅラフジ(大葛藤、Sinomenium acutum、シノニム:Cocculus acutus)
見識のある方が山に入って収穫してきてくださるものを材料に編むそうです
それもいいなあ 籠編み講座の定員は10人
受付開始20分で予約が埋まる人気講座だそう
本日は、定員30名まで可能という土器づくりに挑戦しました
粘土は指導員の方が用意してくださいます
できあがりはこんな感じの土器です
それぞれ200gの土で作ります
このほかに
土鈴(どれい) 土でできた鈴
土笛(つちぶえ) 土でできた笛
も、作ることができます
土笛・土鈴は外側の形を作るのが楽しそうです
それほど難しくないですよ とのこと
耳をつけてみようかな
会場は、明るく広く整然と作業しやすいです
板の上で作業をします
手は随時 濡らした専用雑巾で湿らせるとよいそうです
右側の袋にはいった粘土で、
左側にある大きさの土器ができます
指導員さんはお話がとても豊富でした
土器についてや縄文の生活など詳しく教えてくださるので
ぜひ、質問を!
当日は 本物の土器を持ってきて見せてくださるとのこと
期待が膨らみます
★
作るものを決めたら
土台を丸くして置きます
大人の指ぐらいにひも状にした粘土を上にのせて
指で土をなじませていきます
一段づつ ていねいに
丁寧にが大切
広げてもいいし すぼめてもいい
しかし、つまみあげて薄くしてはならない
そこが意外と難しいです
均等な厚みで、外内継ぎ目がないように
なでつけながら成型していきます
両手で修正しようとすると
ぐずぐずになってしまうとのことでした
なかなか思うようにならないものです
耳をつけてみました
ここまで40分かかりました
道具はすべて豊富に揃っています
模様の代表格は 「へび」 と 「なわ」
貝殻・紐・縄・竹串・竹へら各種大量に選び放題
どれで模様をつけるか迷いました
が、貝殻と縄と丸抜きをチョイス
そっとやると 模様がつかない
ぎゅうと押すと 土が動いて本体をつぶしそう
でも、面白い!
蛇のように紐を巻いたら、竹串でなじませてと言われて一苦労・・・
このあと2週間乾かしてから焼くそうです
底に記名し箱へ
指導員さんのお話によると、
「模様をつけることで土器の強度をあげ
丈夫にしていたのでは」
ミニ土器は、おままごと用 練習用説もあるとのこと
製作して分かりました
立体的ないわゆる土器模様をつけるのは なかなか難しい
博物館で見る縄文土器を作るのって 大きいしかなり難しいのでは・・・
しかしみなさん
一度やってみる価値ありです
陶芸より修正ができるし、模様の自由度は高いです
野村公民館での講座では、
土器・土鈴・土笛から一つ選んで作ります
そして来年は 土面
どめんもおもしろそう