自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

なんちゃって日本一周 (番外編その3 後編)

【東北6県巡り 2005年9月27日~10月6日 (前編はこちら (← 前編にも写真を貼りました)】

旅の前半は寄り道をしながらも北上を続ける一方だったが、折り返しでこれからは南下するのみ。 勿論、あちこち寄り道をするつもりだ(笑)

= 七日目 =
恐山は怖いので、下北半島を陸奥湾沿いにぐるりとまわるルートで走るがなかなか前に進まない。 だからといって焦るでもなく好天に恵まれた空の下をのんびりと景色を楽しみながら走っていく。
途中のドライブインでホタテラーメンなどいただいたがなかなかに美味しかった。



青森市内をスルーして三内丸山遺跡で古の時代に思いを馳せるが、主食が栗や胡桃が主食なのは嫌だなぁ(冗)
結構、まじめに見学してしまいました。

この夜は宿を五所川原にするか弘前にするかで迷って、弘前のYHに泊まることにした。
ビジホも気楽で良いのだが、YHは自由な空間が広くとられているところが多く、雰囲気にも慣れたので元気な時はYHの方が過ごしやすくなっている。

= 八日目 =
起きて外に出ると嫌な感じの空模様! 今にも降り出しそうなのを何とか持ちこたえているといった状況だ。

岩木山を眺めながら走って鰺ヶ沢に出る。
日本海の浜でイカの浜焼きなぞいただいた後、海沿い=五能線沿いに下っていく。
深浦の不老不死温泉で立ち寄り湯と思ったのだが、昨日からの雨で露天風呂に入れないとのこと。

雨足が強くなってきたので雨具を着込んで走り出すが、雨がどかすか降ってくる。 シールドが曇るくらいならよいが、隙間から雨が吹き込んで眼鏡に水滴が着くぐらいなので結構つらい。

秋田に入るとようやく雨も小降りになったのだが、そうするとついつい寄り道をしてしまう。 男鹿半島をぐるりと回ることにしたのだが身体が冷え切っているので男鹿温泉でほっこりと温めてもらう。

秋田市内のビジネスホテルに入った後は、お気に入りの居酒屋「日本一」で日本海の幸を楽しむ。 雨の中を頑張った自分へのご褒美ってやつですか…って、好きで走ってるんですけどね♪

= 九日目 =
再び日本海沿いを南下していく。

途中、鳥海山スカイラインを秋田側から初のアプローチ。 山形→秋田は2回走ったことがあるが、秋田からは初めてだ。 天気は曇りがちだが素晴らしい景色を堪能する。



景色と思い出は記憶の中にあれば良いと思いつつも、もう少し写真を撮っておけばよかったと若干の後悔をする。
酒田から内陸に入り新庄を経て、そのまま宮城の鳴子温泉まで走ってしまうが、今宵の宿は山形なのでくるっと回って引き返す。



父の実家と親戚の家々に顔を出して、夜は近くの「ゆらら温泉」で宿泊。
従弟が夕ご飯を一緒に食べに来てくれて、更けまで話し込むが、親戚筋ではワシの退職は何か起業をする準備と思われているようだ。

= 最終日 =
さてさて、旅の最終日です。 昨夜、我妻に電話して「明日帰る」と言ってしまったから仕方がない。

寒河江から朝日岳をみながら田舎道をのんびりと走り、トンネルを抜けると再び福島県に入る。
喜多方ではスタンダードに源来軒でラーメンをいただくが、次の予定があるので一軒でやめておく。

途中、会津若松・南会津経由で塩原温泉に寄りスープ焼きそばで旅の最後の〆炭にしようと思ったのだが何故か軒並みお休みだった。
諦めて西那須野から東北道に乗って横浜への家路に着くことにして長旅の終了とする。

ということで、9泊10日の旅でしたが、このくらいだと「旅に出た~」という感じになるね。

通過: 神奈川 → 東京 → 千葉 → 茨城 → (9) 福島 → (10) 宮城 → (11) 秋田 → (12) 岩手 → (13) 青森 → 秋田 → (14) 山形 → (15) 栃木 → 群馬 → 埼玉 → 東京
宿泊: 福島 1泊、宮城 1泊、岩手 2泊、青森 3泊、秋田 1泊、山形 1泊
累計通過: 1都1道13県

続く…)

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