自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

なんちゃって日本一周 (番外編その3 前編)

【東北6県巡り 2005年9月27日~10月6日】

旅のテーマはできるだけ高速を使わないで走行、各県に最低一泊することと決めて出発する。
東北は亡き父の実家が山形ということもありなじみ深いエリアでかなりのところは行っていると思うが、今回はまったりゆっくりと回りました。

= 初日 =
高速を使わないといっても、都内を抜けるのはさすがに厳しいので東関道を経由して潮来までワープした。 その後は鹿島から後は海沿い(海はほとんど見えない)の道を北上していくことにする。
途中から6号線になり小名浜の民宿まで淡々と走って初日は終了。

= 二日目 =
塩屋崎に立ち寄ってから再び6号線を北上し、仙台を目指す。



途中「はらこめし」の看板に惹かれるが、お昼は石巻の漁港食堂と決めていたのでひたすら走る。
予想外に時間がかかったので、東部道路に乗って急いだのだが、松島なんぞを眺めたりしていたので残念ながらタイムアウト(涙)
市場食堂は閉まるのが早いのです。

しばらく景色をみながら海沿いを走るが海と山のコントラストが美しい。 走っている途中で適当な店で適当な食事をとる。
遅い昼食になってしまったが、宿を栗駒高原近くの温湯(ぬるゆ)温泉に決めて一般道を走っていくが地図では近いのになかなか着かない。 暗くなって到着したのはひなびた温泉宿でした。



= 三日目 =
宿での朝ご飯から間もないのだが、稲庭ではやはり「稲庭饂飩」をいただく。
ついつい大盛りなど頼んでしまうものだから、横手を通っても焼きそばはパスせざるをえなかったのが、ちょっと悔やまれる。

山を越えて岩手に入り、ちょっと早めに遠野のYHに着いてから界隈を散策する。
たまたまソロのバイク乗りが3人集まったのだが、なんと全員が仕事をやめて無職男になりたてという事実が判明。 失業保険の正しい受給方法について語り合ってしまった。

= 四日目 =
YHの朝ごはんはパスして、釜石の市場食堂まで走り「サンマ刺定食」をいただく。
途中で本州最東端(とどヶ崎)に行こうかとも考えたのだが、結構歩くようなのであきらめる。

浄土ヶ浜に立ち寄った後は盛岡に出て、白竜で「じゃじゃ麺大盛り」をいただく。
盛岡では冷麺、じゃじゃ麺、わんこソバと穀物系長モノ炭水化物好きのワシには目移りしてしまう。
田沢湖YHに入る前に入乳温泉に行こうとしたのだが、ガイドブックを見ると夕方は宿泊者のみとのことで残念でした。



= 五日目 =
起きたら雨が降っている。
雨と霧に行く手を遮られながらがんばって走るつもりも、すぐに後生掛温泉に逃げ込みすっかりのんびりとしてしまう。
晴れていたら最高の八幡平なのだが、シールドの曇りと戦いながら今日は八戸まででいいやと、とろとろと走っていく。

ビジネスホテルに荷を降ろしてブラブラするが、八戸は何回か来土地勘がなかなかできない。 多分、街のヘソが分からないんだろうなと思いつつ、何軒かハシゴして八戸ラーメンとやらで〆る。

= 六日目 =
今回の旅では一応は本州最北端の大間崎へ行こうとは思っていたのだが、ルートを決めずに出発したら、ついつい十和田湖に向かってしまった。



奥入瀬など巡りながら、強制的に大間に行くべく宿を予約する。 じゃないと、どこに行くか決まらないもの…
三沢の喫茶店で思いがけず美味しいラーメンに出会い満足して、下北半島を北上する。 原発のおかげで道も整備されて走りやすいが、他に金の使い道はあるだろうなどと考えてしまう。



二度と来ないだろうと思われる尻屋崎を経由してぐるっと大回りで大間に到着。
恐ろしく風が強くて吹き飛ばされそうな中を大間崎の突端へ。
海の向こうに北海道がよく見えて、ついついフェリー乗り場まで行ってしまう。

スーパー銭湯のような海峡保養センターに宿泊し、まぐろ少々を含む海の幸にて夕食をいただきくつろいで旅の前半戦を終了する。



続く…)

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