東北福祉大学(仙台)から石母田の静かな生活を守ろう

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東北福祉大学は「通学路」問題を真っ先に解決せよ

2007年11月30日 | Weblog
11月末にしては今年は寒い。

 今朝の新聞の報道(日経)によると、東北福祉大学は08年度に「福祉」を看板にした「総合マネジメント学部」が開設され、健康科学部に「医療経営管理学科」と「リハビリテーション学科」が新設されるという。
 そして、「実社会に根ざした総合的な学習が可能になる。社会人としての基礎学力を身につける充実したキャリアサポートも受けられる」、という。

 発展されることは、貴学にとっては喜ばしいことだろう。しかし、新聞から引いた「社会人としての基礎学力」と「キャリアサポート」といった耳触りのよいうたい文句が、本当に実現されるのかどうか。

 東北福祉大学の「騒音問題」の抜本的な解決策を何ら示されていない住民としては、学生だけを増員して、私道を「通学路」として占有する現状を恒常化してしまうのではないか、と恐れと不安の気持ちに苛まれる。学科を増設、新設して、学生に東北福祉大学駅とそのステーションキャンパスを利用させ、くわえて本校とを行き来させるに当たって、「通学路」として私道を依然として使い続けることになれば、騒音状況は悪化の一途を辿るからだ。

 裏返せば、東北福祉大学の発展は地域住民の犠牲を強いることによって成り立つ、というのが実情だ。

 このブログで書いている、明日からでも解決できるような「迷惑行為」ひとつ解決しない大学に、上に書いてあるような学生教育が、はたして本当にできるのか。

 東北福祉大学の本当の姿は、この私道騒音問題に対する取り組みを見れば分かる。
目立たない地味なところに、しかし、本音が透けて見える。

 この「迷惑行為」の実態が解消されるまで、私たちは、注意深く見ていく。