仮性包茎コンプレックス

みなさんは小さい頃にコンプレックスありました？

僕は中学生の時、仮性包茎であることに悩みました。

日本人の７割が仮性包茎と知った今となっては、初対面でも「見せて」と

要望があれば誰にでもみせます。そこにはなんの躊躇もありません。

しかし、思春期の真っ只中の中学生の頃は、何よりも悩みの種だった。

 

中学校の行事で修学旅行と言うものがある。

「楽しい思い出」を作る為、学校側が考えた催しものらしいが、

僕にとって“苦”以外の何者でもなかった。

読んでるみんなはもう、お気づきかも知れませんが、

そうです、

お風呂の時間が“苦”だったのです！

僕はどうしても自分の仮性包茎の姿を見られたくなかった。

僕は修学旅行の前夜、悩みに悩んだ。

「風呂に入らないでも済む方法はないか？」

「最悪、明日は休んでしまおうか？」

考えに考えた挙句、奇跡的に１つの名案が浮かんだ。

今振り返ってもそれは「ミラクル」と言うほかない。

その名案は、

チンコの皮をめくって、

そこに瞬間接着剤をたら

し皮を戻らなくしてしまお

う♪というもの

え？どういうこと？って思うでしょ！

下記の通りです。

 

やってみると思った以上に大成功した。
全然ね、元に戻らないんですよ！




まさに劇的ビフォーアフターですよ☆

が、それでも不安がよぎるので実験に実験をかさねた。

“風呂に入っても大丈夫なのか”“機敏な動きに対応できるか”などだ。

(瞬間接着剤を)何度も何度も着けては剥がし、失敗を繰り返したが、

ついに最高の作品を完成させた。

完璧だ。

 

今夜は「悩みすぎて寝れないだろう」と覚悟をしていたが、
逆に、これまでに感じたことないすこやかな気持ちで熟睡することができた。

当日の朝、起床して直ぐに仕込みにかかった。

昨夜の練習のお陰で、手なれた動きで完成させる事ができた。

それは、匠の技と言っても過言ではない。

読んでる中には「何も朝やんなくても風呂に入る直前にすればいいんじゃん？」

と思うかもしれないが、入る直前に何かハプニングが起こるかもしれません！

たとえば、トイレでそれを試みようとしたら個室が満席だったりするかもしれません！

念には念なのです！

 

だが、この作戦が史上最悪の事態を招くことになる。

朝から“その状態”になってる為、観光中、皮が戻ってしまうんじゃないかと

ずーーーーーーーっと、気になって気になって気になってしょうがないのだ！

修学旅行先は「会津若松」なのだが、

喜多方ラーメン食べた時も、赤ベコを作ってた時も、

1人になる状況を何回も作って、パンツの中身を何回も確認していた。

午前中の段階で僕は疲れきっていた。

そして、ついにお風呂の時間がきた！

“奴”は一日中神経をとぎすませていたお陰で、何とか無事に保つことができた。

あんだけ嫌だったお風呂も、なんだか楽しみになってきた！

そのせいだろうか　お風呂のドアを開けるやいなや、

みんなと一緒にはしゃぎまくった。

その時分かったが、殆どみんなも剥けてなかった。

徐々に落ち着きを見せ始め、メインイベントの湯船に入ろうとしたその時、

友人Aが声をかけてきた。

友人A「ノグチのチンコなんか白くね？」

ノグチ「へ！？」

友人B「マジだ！　チンカスがついてんじゃん！」

僕の心臓は、はちきれんばかりに激しい動きをしていた。

ドキドキしたまま、僕もゆっくりと首を下げ“奴”を見た。

真っ白だ！

長時間、瞬間接着剤をつけていたので白くなったのだ。

友人B「きたねーな、ちゃんと洗ってから入れよなー」

友人Bの言う通りだ、僕が逆の立場でも同じ事を言うだろう。

僕はみんなに愛想笑いしつつ、洗面台に戻った。

ここからが大変だ。

全部はとらないで、白いのが目立つものだけとっていかなければならない。

慎重にやった。

が、








虚しくも皮は戻ってしまった。

いつも見なられた、生まれたまま姿に。

ガビーン☆

まーみんなも剥けてなかったし、もういいや。

 

その後、きれいに瞬間接着剤を落とし、

普通に湯船に入り普通にお風呂タイムが終わった。

が、しかし中には

「あれ？さっきまでノグチの剥けてなかったっけ？」

と思った奴がいるかもしれない。

 

 

 

とこの話を高校生になった時、中学の友達にうちあけたら、

ものすごい共感を得られ

ました！(同じことやった奴はいなかったけど)

皆さんの周りにも同じ事をした人がいるかもしれません。

是非聞いて見てください。




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