乃木坂４６山下美月の卒業は「脱退ラッシュ」前兆か AKBが直面した〝停滞〟懸念する声

こ～んばん～わ



５月で乃木坂46を卒業する山下美月


　乃木坂４６の山下美月（２４）が卒業を発表したことで、ファンがざわついている。

　自身の公式ブログで１７日に卒業を発表。３月２７日発売の新曲（タイトル未定）が最後の参加シングルとなり、５月には卒業コンサートを開催することを明かした。

　山下は２０１６年９月に３期生として加入。２１年１月発売の２６枚目シングル「僕は僕を好きになる」で初センターを務めるなど、中心メンバーとして活動した。一方、モデルや女優としても活躍し、現在放送中のＴＢＳ系１月期ドラマ「Ｅｙｅ　Ｌｏｖｅ　Ｙｏｕ」に出演。昨年はＮＨＫ連続テレビ小説「舞いあがれ！」など５本の連ドラにも出演するなど、グループの知名度アップに貢献してきた。

　人気面で、女性アイドルグループの頂点に立つ乃木坂４６。それでも、今は昨年２月に最後の１期生・秋元真夏、同３月に最後の２期生・鈴木絢音が卒業しており、５期生までいるグループの最年長は山下ら３期生だ。

　　ファンが不安視するのは３期生の「卒業ラッシュ」。山下の卒業発表後、Ｘ（旧ツイッター）では、「卒業ラッシュ」がトレンドワード入りした。

　「１１人の３期生は加入８年目になっていますが、これまで卒業したのは１人しかいない、まれな世代です。しかし、エース級の山下が卒業を発表したことで、与田祐希ら３期生の他の人気メンバーも『今年、卒業するのでは？』と心配する声が上がっている。６期生のオーディションが始まったことも、卒業ラッシュの予感に拍車をかけている」（アイドル誌編集者）

　となると、ファンは公式ライバル関係にあるＡＫＢ４８を念頭に置いたグループの〝世代交代〟の行く末に注目せざるを得ないようだ。

　３期生は乃木坂４６を今のような人気グループへと押し上げた１、２期生の努力する姿を知っている。そんな３期生の卒業後が本当の意味での世代交代になるという。

　「これから加入する６期生は初めて１、２期生と接する機会がまったくない世代になる。これから加入するメンバーは〝乃木坂４６に入ること〟自体を目標にしているケースが多い。それはまさに全盛期のＡＫＢ４８もそうだった。加入後にすぐに大きな舞台を経験するなど恵まれた環境に置かれ、ハングリー精神に欠けてしまい、グループの停滞を生んでしまう」（同）

　乃木坂４６の真価が問われそうだ。

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