平間の歯医者 しょうちゃんのちょっと歯っぴー

神奈川県川崎市中原区(平間駅前)で歯科医院を開業している院長の
ブログです。

あけましておめでとうございます。

2013-01-04 10:12:16 | 日記
今年もあっという間に開けてしまいましたね。

いつもならばもっと休みが長かったらいいのにという気持ち

が強かったのですが

今年は1年を乗り切る覚悟がついたのか

何が起こるのか解らないという事が本当に解ったのか

もう仕事が始まるという自覚があります。

例えどんな1年になろうと目の前の現実から逃げる事無く立ち向かうしかないのですから。

今年もよろしくお願いします。

今年も残りわずか

2012-12-23 15:07:12 | 日記
今年も残りわずかになりました。

今年は今までにブログ書いたように実りのある1年になりました。

間違えてはいけないのは良い営業利益は必ずしもその1年の努力を反映しないという事です。

実行した事がすぐに結果に出るほど、世の中は甘くはありません。

間違った事をどれだけ続けても結果は出ませんが、正しい努力をしても結果が出るのには我慢が必要なのです。

だから結果に振り回されることなく、目の前の患者さんに行った治療や予防が果たして

最善の方法であったかを自問自答する必要があります。

この場を借りてもう1度スタッフにその事を伝えると同時に来年の目標にしたいのです。

スタッフのみんないつもありがとう。心から感謝しています。

インプラントと総選挙

2012-12-16 07:58:16 | 日記
インプラント治療について最近気がついたことについて触れたいと思います。

最近インプラント治療をしている時に感じる事は抜歯した後の掻破の大切さです。

先日も10年以上も前に抜歯したところにインプラントを埋入しようとしたところ

骨が完全にできていませんでした。

他院で抜歯したものですが他人事ではありません。

歯茎を切開して骨をむきだしにする治療は日常ではそうあるものではありません。

ただインプラント治療には必ずついてまわるものなのです。

骨ができなかった理由は抜歯時の掻破不足です。

口腔外科の基本的な術技が出来ていないと大変なことになってしまいます。

昨今NHKで放送されたような準備不足と思われるような症例は論外ですが

術者が基本に立ち戻って丁寧な治療を心がけないといくら最先端の医療機器があったとしても

無用の長物になってしまいます。

インプラント治療を看板に掲げている歯科医院は大変多いですが

先日の5Dで学んだ症例の中には骨延長術のような複雑で高度なテクニックを必要とされる

ものもあります。自分に出来る事と出来ない事は何か。それを見極める事が一番大切です。

私は自分の力量と技術を考慮しながら成功率を100%に近ずけるべく努力していきたいと思います。

さて今日は総選挙ですが恐らく予想は自民党に政権が戻ると思います。

そしてどうなるかというと

何も変わらないまま、失われた20年を繰り返す事になると思います。

ポピュリズム つまり衆愚政治の典型です。

民主党に任せる選択をしても3年も我慢する事ができない。

日本はまだ既得権益に守られている人がたくさんいて大きな改革をするのが難しいのが現状です。

本当はあらゆる事が制度疲労を起こしていて進路を変えなければいけない時期にきているのに

真実を見つめようともしない。

私もその一人ですが選挙は難しい選択になりそうです。

5D第8回

2012-12-09 19:49:20 | 日記
へとへとになって今やっと帰ってきました。

5Dの第8回は8番の歯牙移植からインプラント治療の中でも最も繊細な

技術が必要とされるサイナスリフトについて徹底的に学んできました、

結論から言うと一般開業医が手を出しても大丈夫なサイナスリフトとは

何かがよくわかりました。

ちなみにサイナスリフトとは通常ではインプラント治療ができないくらい

骨がない上あごの奥歯に行う特殊な治療の事です。

教わった堀内先生は奈良県で開業され大阪大学の臨床教授も務められている方です。

交通事故で歯も骨も同時に失った患者さんに行ったインプラント治療は今までの

常識を覆す程の衝撃を受けました。

骨を再生させる技術もあまりにも見事で同じ歯科医として羨望のまなざしで見るしかありません。

しかし私は貴重な診療時間をつぶしても5Dに通ったこの1年間本当によかったと思います。

その理由は自分が開業医としてどのレベルにあるのかがはっきりとわかったこと。

そして私にはまだ伸びしろがあり、必要な先端技術を身につけるだけの意欲があることを確認できた2点です。

診療室に閉じこもっていたのでは何も展開しないし、喜びも得られないのです。

歯牙移植もサイナスリフトも必ず取り入れていく事をこの場を借りてお約束したいと

思います。

内科療法そしてCAS

2012-12-02 10:04:51 | 日記
今日は久々に治療の事に関しての話題を提供したいと思います。

まずは歯周内科療法についての話題から。

先日歯茎からの出血と不快感を主訴として来院された患者様にSRPといって歯茎の中にある歯石を

取る治療をしていたところ、骨が下がって深い歯周ポケットのある部位からの出血が止まらなくなりました。

浸麻を打って再掻破するか歯周内科療法に切り替えるか悩みましたが、結局内科療法を選択したところ

ピタリとうそのように出血は止まりました。

結論からいうと恐らくその方はPG菌タイプ2型の急性病変ではないかと思われます。

先日もブログで書いたように歯周病に感染している方は結構多いです。

初期のうちに適切な処置をしていないと、重症な歯周病となり、抜歯になる可能性が高いと思われます。

是非、口臭がひどい いつも出血しているなどの症状のある方は早めに歯科医を訪れる事をお勧めします。

さらにインプラントの話題をひとつ。

上顎の奥歯がなくなってインプラント治療が必要な方が多くいらっしゃいますが

骨がある場合は問題がないのですが、骨が3~4mmしか残っていない方は

通常の方法ではインプラントが抜け落ちてしまいます。

そうならないように上顎洞の中に骨の基となるものを作らないといけません。

今まではサマーズのオステオキットを使って少しずつ骨を持ち上げていたのですが

時間がかかるのとコンコンという槌打の時の衝撃が患者様に不快感を与えていたのも事実です。

しかし槌打ではなく全く新しい水圧によって上顎同底を拳上できすSASキットが発売となり

当院でも使用することとなりました。

インプラント治療でお悩みの方は是非ご相談下さい。

技術の進化は日進月歩です。決して歩みを止めてはいけません。