平間の歯医者 しょうちゃんのちょっと歯っぴー

神奈川県川崎市中原区(平間駅前)で歯科医院を開業している院長の
ブログです。

最終日です。

2009-12-28 08:24:24 | 日記
今年も今日で最終日です。

色んな事が有り過ぎてあっと言う間に過ぎた一年でした。

今年はこれが最後のブログになると思いますので

よろしくお願いします。

当院はおかげ様でこの不景気にも拘らず、何とか当初の

目標を達成する事ができました。

これはスタッフ及び患者様のご協力なしには有り得なかった事であり、

心から感謝申し上げます。

また、私の郷里で親戚に不幸があったため、本日帰省する事になりました。

来年も皆様のご期待に少しでも答えられるように、スタッフと力を

合わせて努力をしていく所存であります。

患者様一人一人にとって来年が素晴らしい一年になる事をお祈りして

新年の挨拶に変えさせて頂きたいと思います。

来年もよろしくお願いします。

昨日の出来事

2009-12-26 08:52:42 | 日記
昨日は私にとって人生最良の日でした。

何故かというと私たち夫婦はスタッフの一人一人から

本当に心のこもったクリスマスカードを受け取ったからでした。

今年は色んな事がありました。

スタッフ3名と経営塾に参加した事。

初めてと言っていい程色々な所にメスを入れて

少しでも私とスタッフの間の風通しがよくなるように

全体ミーティングや個人面談を取り入れたりしました。

しかしそれらが本当に私たちの絆を強くしたのか?

一抹の不安もありました。

昨日は院内宝くじの抽選や全体ミーティング等

あわただしい一日でした。

宝くじの当選者はホームぺージに掲載してあるので是非

御覧になって下さい。

またささやかなクリスマス会も行ったのですが、

私たちにとって忘れられないビッグなプレゼントがありました。

それは何と、スタッフの一人一人が私たち夫婦に今年一年の

感謝の気持ちを込めて書いてくれたクリスマスカードでした。

そこには経営塾に参加した者は参加させてくれた事への心からの

感謝の気持ち、参加しなかった者も、様々な取り組みをした事に

よって自分自身が人間として成長した事に対しての感謝の気持ち

が切々と書かれてありました。

私はそれを読んで感激の余り、涙が止まらなくなりました。

やはり皆を経営塾に参加させたかった真意を理解してくれていたのかと。

昨日は私たちにとって人生最良の日となりました。

つらい事も沢山ありますが、昨日のような事があれば

乗り越えていけると確信しました。

昨日の出来事は神様が私たち夫婦にくれた最高のクリスマスプレゼント

だと思います。

鈴木さん、浅野さん、古谷さん、内藤さん、飯田さん、

中山さん、垂石さん、三代さん、村井さん、一木さん

そして最後に恵子さん昨日のイべントの企画から立案まで

ありがとう。

心から感謝しています。

私は今年一年で大事な事に気がつきました。

それは私が皆を育てているのではなく、私が皆に育ててもらっている

という事実です。

これからもよろしくお願いします。




今年も残り僅か

2009-12-24 08:34:00 | 日記
昨日川崎駅の西口にあるラゾーナにクリスマスの買い物に出かけました。

子供たちにも何かプレゼントをと思ったのですが

中学2年生ともなると、欲しい物がはっきりしていて

自分たちの好みに任せる事としました。

加藤周一氏の本はこの2、3日とても忙しかったせいか

気持ちを集中させる事ができず読めませんでした。

それと少しマイナスの事を言うと、

私は自分自身が1人になる時間がないと自分を保つ事ができない

時があります。

我がままなだけかもしれませんが、たとえ家族が一緒だとしても

ダメなのです。

こんな事をブログに書くのはどうかとも思いましたが、

私は1人になって物を考える時間がないと精神状態

を保つ事はできません。

仕事をしていると様々なストレスが待っています。

2~3年ならいざ知らず20年以上も開業医を続けていると

頭では解っていてもボディーブローのようにじわじわと効いてきます。

どうやって乗り越えるかというと

自分で自分の為にリフレッシュできる時間と環境を作るしか

ないのです。

いつもは書かない内面の事を書きましたが、これを

上手に克服する事がこれからの課題だと思います。

経営塾の表彰式がありました。

2009-12-21 06:57:17 | 日記
昨日新宿のハイアットパークホテルで

経営塾の1大イベントである表彰式が行われました。

去年は家内と二人だけの参加ではっきりとした目標も

示せずに残念な結果に終わりましたが、

今年は参加したスタッフ全員の協力のおかげで我が野上歯科は

名誉ある岩淵龍正賞を頂く事ができました。



大それた事を言わせて頂くと、もし最優秀医院賞をとれなければ

私が一番欲しかったのがこの賞です。

私を含めて野上歯科がどれだけ岩淵先生や他の経営塾の皆様に本気

取り組んでいたかを評価された結果だと受け止めています。

本当にありがとうございました。



終わったあと、忘年会を兼ねて、42階のレストランで食事をしたのですが

家内を含め、皆のうれしそうな笑顔を見て、本当に

経営塾に参加して良かったと心から思いました。

こういう場を与えて下さった岩淵先生、泉様、スタッフの皆様に

改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

家内も何日も前から当日着るドレスの打ち合わせをお友達としていたり

スタッフも当日美容院できれいに髪をセットしてきたりと

あわただしい一日でしたが、一生を振り返った時に絶対に忘れられない

一日になった事だけは確かです。

子供たちも始めはグズグズ言っていたのですが、原田先生の講演

には感動したらしく、メモを取っていました。



改めて思う事は人を立ち直らすという事は大変な事であり、

心の中まで入っていかなければ、いけないケースもあるという事です。

言葉は悪いが色んな経験を積んだ雑草のようなところもないと

人は救えないという事でしょうか。

綺麗ごとではない真実の言葉に家内も含め、子供たちも感激していました。

私自身も岩淵先生には本音を言ったのですが、子供の頃から褒められた

という経験がなく、人の祝福に対してどう対処してよいのか解らず

戸惑う所もありました。

この歳になってもそれは治していかなくてはいけません。

人から祝福された時に素直に受け止められ、相手にも感謝の気持ち

を伝えられる人間でなければ。

照れくさいとか、これで通してきたから若い時のままでよい

という考え方では今までと何も変わりはしないという事なのです。

私が歯科医であるから許されて来た事は自分で問題解決していかないと。

まるで小学校の生徒が生活習慣を改めるようなものですが

恥ずかしながら我慢をしたりする基本的な訓練を軽く考えてきた

報いだと思うしかありません。今の私にはそれを少しでも取り戻す

事が大切なのです。

自分自身を心から褒められない者は恐らく人を育てる事はできないはずです。

本業とは別の課題がまた見つかりました。

ありがとうございます。

長谷川選手のV10

2009-12-19 08:01:41 | 日記
昨日行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチでチャンピオンの

長谷川穂積選手がニカラグアの挑戦者アルバロ ペレス選手を4RTKOで

下し、見事10度目の防衛に成功しました。

ボクシングファンでない人にはそれがどれだけ偉大な記録なのか

解り難いとは思いますが、大変な快挙です。

かつてボクシングは1つの団体しかなくて階級もフライ級からへビー級

まで8階級しかありませんでした。

今はジュニアクラスを含めると17階級に増えています。

世界タイトルの稀少価値は昔ほどなくなリ、認める団体もWBA
  
WBC IBF WBOの4団体に増えました。

そういう背景を差し引いても、長谷川選手の功績は偉大であると

思います。

かつて世界バンタム級の王者と言えばブラジルのエデル ジョフレ

選手や日本のファイティング原田選手がしのぎを削り、

怪物と呼ばれたメキシコのルーベン オリバレス選手や

KOキングと呼ばれたカルロス サラテ選手が君臨した

レベルの高いクラスです。

長谷川選手が時代を超えて彼らと闘っていたらと思うと

胸がわくわくします。

さて肝心の試合展開はどうであったかというと

4Rという短い試合でしたが息の抜けない素晴らしい試合でした。

ペレス選手の放つ左のロングフックは日本人選手のパンチとは

違ってタイミングをずらして飛んできます。

3Rまではそのパンチを喰ってヒヤリとする場面も見られました。

また長谷川選手の左のストレートはロングレンジからは

殆どがかわされて当たりませんでした。

ただ徐々にズレを修正してボディーブローが当たりだしてからは

少しずつ長谷川選手の得意とするショートフックが当たる距離に

なっていきました。

そしてあのとどめの左フックが炸裂したのでした。

決してラッキーパンチではなくKOするパンチを見つけ出すのに4Rかかった

というのが本音ではないかと思います。

最後のパンチは恐らく挑戦者には見えなかったと思います。

お見事でした.

また昨日からちくま新書から発売されている

加藤周一20世紀の自画像という本を読んでいます。

私自身の学問的な基礎知識が足りないせいか読むのに悪戦苦闘

しています。

何故あえて難しいこの本を読もうと思ったかというと

単に歯科医としての仕事だけをしていたのでは満足しきれなく

なってきたという事なのです。

勿論、歯科医学は奥が深くて私などが全てを極められるほど

甘いものではありません。

ただ治療がうまくいって経済的にも恵まれることだけが目的であれば

こんなに単純な事はありません。

それしか見なければ良いのですから。

ただ数字だけを追いかけたり表面的な成功だけを追い求めると

1人の人間として幸福にはなれません。

うまくは言えないのですが、片方で自分自身を仕事から切り離して

見つめる部分がないと長続きしないのです。

残念ながらその部分については経営塾では教えてはくれません。

1人1人の人生観に直結している部分だからです。

私はかつて勉強不足であった部分をこれから少しずつ取り戻したい

と思います。

知らない事を知ったかぶりしない。

必ず自分で調べて考えてから物を言うという基本的な事から取り組み

たいと思います。

加藤周一氏の本を読んだらおそらくサルトルやフロイトまで読む

事になるのでしょう。