昨日は小浜市で行われたOBAMA若狭マラソンのハーフの部に参戦しました。この大会は昨年もエントリーしましたが、体調不良により棄権。はじめて参戦する大会となりました。
噂ではコースはフラットだけど風が強い難コースと聞いていましたが、噂通り強風でした(笑)。しかし、この大会は勝負レースではなく、あくまでも自分の中では実戦で走るペース走(キロ4分前後)の位置づけ。大会に臨む気持ちは大阪ハーフマラソンやふくい桜マラソンの伴走者よりも全然気楽でした。号砲前でもリラックスしており、sabaeACメンバーとも談笑していました。
そして午前9時ピッタリに号砲が鳴りました。スタートから5キロは追い風のため若干速いペースでしたが順調に走れました。5キロから15キロ、ここからが向かい風。自分の中ではキロ4分05秒まで落とそうとレースプランを立てていましたが、前の方から福井県50歳年代別トップマラソンランナーの稲垣さんが下がってきて、稲垣さんが自分に『今日は足に違和感があるから、みーちゃんの風よけとペーサー(キロ4分前後)してあげるよ』とのこと。自分はふたつ返事の即答で『お願いします(笑)』。
ここからの10キロの区間が本当に勉強になりました。まずは向かい風の走り方。トラックでのペース走と違い、実戦でのペース走はコース取りも考え、さらにフォームを崩さずに走っていました。また自分はほとんど選手の後ろにつかないタイプだったので、今回は良い経験ができました。というか後ろにつくと向かい風でも無茶苦茶楽でした(笑)。稲垣さんには本当に感謝しかありません。良い勉強になりました。ありがとうございました。
そして15キロからゴールまではまた追い風。稲垣さんは足の違和感も消え、ここからスパートし、あっという間に見えなくなりました(笑)。自分は足に余力が残っていたので、気分良くキロ3分52秒ペースまで上げました。すると、前方80メートル先にsabaeACの南部さんの姿を捉えました。その瞬間、勝負魂に火が付き、追いかけました。少し追いつきましたが差が縮まらず、徐々に自分の呼吸がゼーゼーハーハー(大声)。南部さんもそれに気づいて更に逃げました。結局、差は縮まらず、お互いにゴールしました。
その後、南部さんに『さすがやわ』と言ったら、南部さんが『みーちゃんの声が迫ってくるのが怖くて逃げた』とのことでした(笑)。
さて結果ですが、セカンドベストの1時間23分47秒。これで今年に入り、ハーフは2大会連続85分切りの83分台になります。現状の練習の成果が出たと確信しています。今後も25キロのロング走と16,000m(キロ4分10秒)のペース走を継続していきます。全ては秋の金沢マラソンで『アレ』を達成するために。必ずみのりの秋にします。
最後にOBAMA若狭マラソンの関係者の皆様、本当にありがとうございました。