しばらく「ku:nel」は買い控えていましたが、新聞広告にオーロラシューズの文字が!
村の工場まで出向いたとあってはこの号を買わない訳にはいきません。
私ももしニューヨークとかニューイングランドとかに旅行に行く機会があればあわよくばオーロラ村にと考えないこともなかったんです。
でも写真を見て実行しなくてヨカッタァと思いました。
ここで特集にかこつけて私の購買ヒストリーをば…。
私が現在持っているのは3種類3色のオーロラシューズ。
最初に見たのはたぶん雑誌「LEE」あたりだったように思います。
その時も仕掛け人は岡尾美代子さんだったと記憶する。
当時はまだ1万7~8千円、それでも高!と思ったけれど、どぉ~しても欲しかった。
それで数ヶ月に一度の割で買い物のために出かけていた京都の「ジャーナルスタンダード」で買ってしまいました。
その頃はキツめを買うという「常識」は浸透していなかったため、店員さんに勧められるままミドルイングリッシュ(モス)の男性用を購入。
愛用するうち、走るとすっぽ抜けそうになるほど伸びてきました。
そこでやっぱりどちらのデザインにするか最後まで決めかねていたウェストインディアンをぴったりサイズで買おうとしばし画策。
アメリカの本家サイトを見ると100ドルくらいだったため、これなら送料を入れてもまだ直接買ったほうが安いやと注文してみたらば、日本には代理店があるのでそっちを通して買ってねと言われ、向こうから連絡がいったのかその代理店sunshine+cloudさんから電話がかかってきて冷や汗をかきました。
このときはあわてすぎていたのか結局買わずじまい。
その後、海外で暮らしていた一時期、
性懲りもなく「今なら直に注文できる」と思い立つ。
改めて調べてみるとニューチャイニーズという新しいデザインが!
その名前のイメージに引っ張られ、日本ではあまり見たことのなかったボルドーという色を注文。ワイズは一足目がDだったので今度はC。
もっとこっくりした赤を期待していましたが、かなり茶色に近い色でした。
しばらくは外反母趾になると飛び出してくる部分がきつくてキツクテとても痛かったです。
いずれ自分の足の形に伸びてくるのはわかっていたので我慢できたのです。
この時期はよく「どこで買ったのか、いくらだったのか」と聞かれました。
値段を答えるとみんな目を丸くして信じられないという顔をしてましたが。
(人気のあるクラークスとかでも30~40ユーロくらいで買えますもんね)
そして帰国する際、どうせ送るならどこへでも同じことだと酷使しすぎてヨーロッパの濡れた石畳では殺人的に危険な状態になっていた初代のソール張替をアメリカへ直接お願いしました。
張替で少しは幅がせばまって返ってこないかなと期待しつつ…。
料金は35ドル。
これは日本で頼んでも5000円くらいと聞いたので、そんなに価格差はないですね。
ちょっとはキツくなりましたが、すぐ元に戻りました。
1足でも高!と思った靴を2足も手に入れたのに、やっぱりまだ持っていないデザインが欲しい…。
逡巡する間に価格は2万円近くに値上がりしていました。
でも欲しい色のネイビーは逆に日本でしか取り扱いがない。
お隣の福井県に取り扱い店a little good gardenさんがあるのを知り、ついに「これで最後!サイゴだからね」と自分に言い聞かせて3足目を購入するに至ったのでした。
これからもソールを張り替えつつ、大事に履いていきたいと思います。
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