くろねこの部屋

泣いたり、笑ったり、怒ったり…いろいろあります

親として

2006-03-13 | 日々のこと
時々
今日はリンゴの公立の入試でした。
先週の出来からみて、8割は出来ると思っていました。
リンゴも同じように考えていたようです。

リンゴが帰ってくる頃、私は買い物に行っていました。
ちょうどリンゴが帰宅する頃テレビでは解答速報をやっていたので、
リンゴは今日やった問題と照らし合わせて答え合わせをやっていたようです。
私が帰宅しても、リンゴは出てこずテレビの前にいました。
声をかけると振り向き、その顔は涙でいっぱいでした。
私は「出来なかったの?」と声をかけるとワーっと大声で泣いて
抱きついてきました。
かなりショックを受けたようでした。
私も涙が溢れてしかたがありませんでした。
彼女なりに勉強をしていたのを知っていたから。
あんなに大声で泣くリンゴを見たのは小さい頃以来かもしれません。
私はリンゴに「私立に合格しているのだから私立に行けばいいよ」と
話をしました。
私立はお金がかかるし、リンゴが合格している学校は遠いので交通費もかかります。
リンゴが決めた学校なので、遠くても3年間通ってちゃんと卒業してくれるとは思います。学校自体はとてもよさそうです。
生活はとても苦しくても、お金のことはなんとかするつもりです。
ただ、公立に不合格になって私立に通うことになるということがとても心にひっかかりました。
こんなことならば、もっともっと早い段階でリンゴの能力を親がちゃんと把握し
推薦でいける私立高校へ進む道を考えてあげればリンゴは傷つかずにすんだのではないかと思います。
すべて親の私の考えが浅はかだったのだと、とても反省しました。
反省してもしきれないのですが。

今はリンゴも落ち着いて元気を取り戻しつつあります。
でも私はあんなに号泣したリンゴを一生忘れることはできないと思います。