【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

飲食店経営におけるお客様満足の体験率を向上させるための流れ

2021-06-28 06:25:43 | 繁盛のコツ
この週末久しぶりにロイヤルホストで食事をする機会がありました。

まん延防止で週末の酒類提供が制限されている地域ですが、
私が食事をした日曜日のランチタイムは、ウエイティングがかかる集客状況でした。

レストランに沢山のお客様がやってくる様子は
私たち飲食店のコンサルタントにとってはすごく嬉しい光景です。



この日はプライベートの時間でしたが、

ちょうど店頭のポール看板下の縦型垂れ幕で「オマールエビ&ステーキ」フェアの訴求がされており、
ごちそう感のある企画でしたので、入店を決めました。

次に、店内に入って客席に案内されて
グランドメニュー、フェアメニューを見たうえで、オーダー品を決めましたが、
店頭で認知したフェア商品を注文しました。

注文後に提供された商品はロイヤルホストの中では高単価ゾーンの価格帯でしたが、
この価格帯だからこそ提供できる満足感のある良い商品でした。

インフレ化や食材価格の高騰、今後外食マーケットにおける経済活動が活発化したときに再びおこる人手不足対応など
を想定すると、
生産性向上の一環として高単価品を売る力がこれからの飲食店経営においては求められる時代になると思います。


さて、今回の私の顧客体験を少し整理してみたいと思いますが、
入店から購買、退店までの流れは下記の通りです。


ステップ1:入店の意思決定のきっかけは店頭の垂れ幕

ステップ2:注文品の意思決定はフェアメニュー

ステップ3:商品体験による顧客満足の提供


お店としてお客様に提供したい高価格帯の価値提案が、
上記3つのステップによって、顧客体験までつながるにいたった事例です。


もっと細分化すると、
ステップ1の前に、WEBや販促媒体での告知活動があるでしょうし、
ステップ2の前に、ホールスタッフによるオススメトークなども実施可能です。
(※今回のお店では忙しそうでこのタイミングでのPRは無かったですが)

また、ステップ3の後には、
お召し上がりいただいたお料理のお味はいかがでしたでしょうか?
という接客トークがあったり、
レジ会計時に再来店動機のきっかけになるような告知物があっても良いかもしれません。


お店側がお客様満足の体験を作るためのアクションには上記のような「一気通貫」の流れが必要になります。


先日あるご支援先の郊外型焼肉店において店頭リニューアルを行いました。

何屋か一目でわかるように「焼肉」という文字を大きくポール看板に書き、
建物上部には他店との差別化となるように「和牛焼肉」と書いた看板を新設しました。

店内メニューにおいても、4990円の「和牛食べ放題コース」を新たに導入しました。

上記の取り組みにより、客数増と客単価増を両方実現することで、売上アップに成功しています。

また、告知活動においては、リアルの店頭訴求に加えて、WEBやSNSを付け加えて告知するほうがより効果的です。
このあたりを上手にされている飲食店の事例はセミナーでも解説させていただきますので、
ぜひご参加ください。オンライン開催ですので、皆様の事務所や店舗、ご自宅からも視聴可能です。

【セミナーのご案内】
グルメサイトに頼らない SNSとWEBで集客する方法
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/075157


ぜひ、皆様のお店におかれましても、これから始まる「夏の需要期」に向けて、
上記の流れを再確認して、お客様満足の体験率を高めることに挑戦してみてください。

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