本校の体育館は、大地震が起きたときや水害発生の危険があるときには町民の避難所になります。
本日、町役場の総務課の皆さんが、万が一に備えて、体育館に段ボールのブースや簡易ベッド等を設置しました。段ボールのブースは、プライバシー保護だけではなく(コロナ)ウィルスの飛散防止にも役立つようです。
幸いにもこのあたりでは大きな被害は出ていませんが、今年も梅雨前線がもたらした大雨が、日本各地に甚大な被害をもたらしました。100年に1度と言われるような尋常ではない大雨が毎年のように繰り返され、もはや100年に1度ではないような気がするのは私だけでしょうか・・・。
いずれにしても、今日の避難所開設訓練が役に立たないことが一番です。
先週の金曜日から教育相談(三者懇談)が始まっています。今日はその中日です。
コロナの緊急事態宣言が発せられ、臨時休業や行事の中止(延期)が余儀なくされた今学期ですので、担任の先生からは、「〇〇会ではとても熱心に活動しました。」のような行事関連のコメントは少なく、学習や学級生活に関する話が多いようです。
コロナのあおりを受け、家庭訪問も学年部会も行うことができず、1年生の保護者の中にはこの教育相談(三者懇談)が担任との初顔合わせといった方も少なくありません。このコロナ禍で色々なものがオンラインで行われるようになりましたが、時にはフェイス トゥ フェイスで担任と保護者が腹を割って話す機会も必要だと思います。学校と家庭が同じ方向を向いて生徒の成長を促していけるように、意思疎通の図れる面談になって欲しいと願います。(ちなみに、写真ではわかりにくいかもしれませんが、飛沫防止策として担任と生徒・保護者の間にはアクリル板が設置してあります。このついたてが必要なくなる日が、一日でも早く戻ってきて欲しいものです)
本校の2年生は、例年、夏休みを利用して2日間の職場体験学習に臨んでいます。ところが、新型コロナウィルス感染症が収束していない今年度は、8月20日(木)あるいは21日(金)をメインに、1日のみ実施することになりました。
これまで、2年生は総合的な学習の時間を利用して事前学習を進めてきました。夏休みまであと1週間となった本日4校時、職場体験実施に向けてH教頭の特別授業が行われました。職場体験学習の意義、体験にあたっての心構えや望ましい態度等、熱く訴えていました。生徒達は今日の授業で学んだことを、実際の体験に活かしてくれることでしょう。普段の授業とはひと味もふた味も違う体験学習です。働くことの意義や価値を体験をとおして学んで下さい。
コロナ禍で何かと大変な中、本校の生徒の「学習」を受け入れて下さった事業主の皆様、本当にありがとうございます。せっかく頂いた貴重な機会を有意義に過ごすことができるよう、今後も当日に向けて詰めの指導をしていきます。