なんか涙が出た。5/27の日曜日。前日の土曜、新人君の成形したチョコミルクフランスのとじ目がとてもキレイだった。だから、朝に「めちゃくちゃチョコミルクフランスのとじ目がきれいだった」と伝えた。そういうこと、ほめたりしたことは一度もなかったもんでその後に作業してたのはかなり離れた距離だったけどなんか鼻をすする音が聞こえてきて嬉し涙を流しているんだって思った。厨房に入った時はそんなことなかったし。それ聞いてなんかわかんないけど良かったって思って自分も泣いていた。とてもあたたかい涙だった。よかった、よかったな、て。ここが悪いってことやいい感じとはボスに言われたりしてたのかもしれないけど、自分は全然ポジションも違うし午前中は焼いているだけ。でも、そうやって見ててくれたし言ってくれたっていうのが嬉しかったのかもしれない。自分もなにやったって納得いかないしうまくいかないし、上出来だろって100人1000人に自慢できることって今もなおないし「あんまうまくないけど」て言ってやるのも納得がいかない。もしかしたらその新人君もそんな思い出やっていて、嬉しかったのかもしれない。よかった。言ってよかったし、そんな風に受け止めてもらえてよかった。たった一言。それにすする鼻の音。ドラマは深く残った。いい日だったし思い出してやる気が燃える。よかった。