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震災から一年

2012-03-11 20:30:47 | インポート
東日本大震災から一年経ちました。一年経っても、あの恐ろしい地震と津波の映像は鮮明に思い出されます。震災の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されて今なお苦しい生活を余儀なくされている皆様に、お見舞い申し上げます。

政府主催の追悼式には、天皇皇后両陛下がご出席になりました。天皇陛下には、先日手術を受けられ、ご退院になってからも日が浅いにもかかわらず、疲れた様子をお見せにならずなりませんでした。心から感謝申し上げます。

一年経った今、被災地の瓦礫処理の問題から逃げてはなりません。これは、日本全体の問題です。広域処理に協力し、少しでも被災地に貢献したいというのは、同じ日本人として抱く当然の感情と思われますが、奇っ怪なことに反対する方々が居て、各自治体もなかなか首を縦にふりません。

反対派の声が大きいため、あたかも反対派が多数だと錯覚してしまうかもしれませんが、世論調査ではその正反対の結果が出ています。こういう問題は、賛成する人がわざわざ意見を言わないのが自然なので、ある意味当然かもしれません。

瓦礫受入に当たっては、勿論丁寧な説明を行い、住民の不安を取り除く過程が必要なのは言うまでもありません。ただし、原発過剰反応症候群にかかった人間については、どれだけ論理的に説得しても治らないかもしれません。こういう人々には、石原東京都知事の様に「黙れ」というのも一つの手です。やはり政治の決意が必要です。野田首相もようやく、各知事に要請することを表明しました。遅すぎた感がありますが、国も自治体もこれ以上逃げることは許されません。

そのためにも、このブログを読んだ皆さん、是非ともお住まいの自治体の首長に、瓦礫受入賛成の良識ある声を届けてください。賛成派の意見が多いことを知れば、首長も決断しやすくなります。

これこそ、最も簡単にできて、極めて効果的な被災地の復興のためにできることです。