日刊『永遠の真理』

ありふれた日常の中にキラッと光る神様からのメッセージを綴ります!

義父母との同居

2010-12-16 22:10:33 | 日記
今週月曜日に急きょ、金沢の義兄と一緒に暮らしていた義父母(義父88歳、義母91歳)が、わが家(いとすぎ教会)へやって来た▼妻は風邪を引いていて体調不良の上に、何の受け入れ準備もない中で戸惑っていた▼理由は義兄の連れ合いが同居に対してギブアップしたことによる▼以前から私たち夫婦は、私たちが両親と同居することが最も好ましいと思っていたので腹は決まっていた▼翌日、夕食の時、義父が、「赤か白か、はっきりしよう」と言った(父は『黒白はっきりさせよう』と言おうとしたのであるが、少々認知症が入っているので『赤か白か』となってしまったのであろう)▼それにしても「赤か白か」とは、何とおめでたい表現だろうかと、私は思った▼シリアスな空気が一転した▼義父が「赤か白か」と言ったのは、宗教が違う(義父は日蓮宗本門仏流宗で、私たちはキリスト教)のだが、いざという時、私たち(特に私)が義父母に対して助けの手を差し出してくれるのか、それとも見捨てるのか、ということである▼私の妻は、父に「私たちは家族でしょ。家族の他に何か根拠がありますか?」と言った▼赤白は決着した▼その晩、すぐに手を差し出す場面が訪れた▼夜中に義父は、トイレに行きたくなったのだが、思うように立ち上がれなかった▼義母が義父の手を引っ張ってトイレに連れて行こうと必死になっていた▼体の大きい義父は小さな義母の手には負えない▼妻と私はすぐに気づき、隣の部屋へ駆けつけたが、既に義父は便を漏らしていた▼私が義父を両手で支え、妻がオムツを脱がし、雑巾で便を拭った▼それから寝床まで連れて行き、私たちは義父の手を握り、軽く額に手を置いて祈った▼その義父の顔を見ると、その中にイエス・キリストがおられると感じた。

そうして、王は、その右にいる者たちに言います。『さあ、わたしの父に祝福された人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。

あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、

わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』

すると、その正しい人たちは、答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげましたか。

いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を差し上げましたか。

また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずねしましたか。』

すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』(マタイ25章34-40節)