一夜漬けで”け・せら・せら”

体重だけじゃなく腰も重い家族の”なんとかなるさ”的日常。

小児股関節エコーセミナー

2007-08-31 23:49:34 | 先天性股関節脱臼


午後診察に行ってきました。

珍しく駐車場が一杯でやっと一番端っこの”軽”の場所にとめることが出来ました。
入り口には”小児股関節エコーセミナー”と書かれた大きな看板。
ロビーもなんだか騒然としています。
診察室の方も普段は看護師さんが1人しかいないのに今日は4人もいます。
みんな看護師さんの問診を受けたりレントゲンを撮ったりバタバタしています。
隣に座った人が持っていた紙を見たらこの病院の初診の問診表。
看護師さんが聞いている問診の内容も私が最初に聞かれた内容と同じでした。
”あれっ、何でこんなに初診の子ばっかりなんだろう。”
と疑問に思いました。
だってセミナーだから言い方は悪いのですがこのセンターに通っている特徴のある足の子が診てもらうんだと思っていたんです。
でも周りの雰囲気はなんか違う感じ・・・・
??????
そのうちに看護師さんに中待合に呼ばれました。
どうやらなっちゃんの主治医の先生は診察室で診察をして他の先生がエコーを診てくれるようです。
ちょっと診察が途切れた時になっちゃんの主治医の先生がやってきて
”さっきこの前とったレントゲンを先生方に見てもらったんだけどあともう少し引き下がればバンド(リーメン)でいけるんじゃないかって。でも屋根が普通の脱臼より急だから大変な事に変わりはないんだけど・・・・エコーを撮ってもらったらもう一度先生方に検討してもらうけど・・・・”
と言われました。
ちょっと希望の光が差してきました。
名前を呼ばれてエコーの部屋に行くと機械が2台置いてあってそれぞれ5人ほどの先生が取り囲んでいます。
なっちゃんを先生に渡すと色々話かけながらなっちゃんをななめにしたりして反応を見ています。
話し方がとってもやさしくて安心してなっちゃんを預けられます。
ネームが裏返っていて名前がわからなかったのですが帰ってからセミナーのHPを見たらたぶん大野記念病院の瀬本先生の様な気がします。
エコーを診ている時も”こっちの足終わったからねぇ、今ぬるぬる拭いてあげるからねぇ。”とか”おりこうさんだねぇ、もう終わるからねぇ。”など声をかけてくれました。
最後に診察室で先生に
”さっき話した通りでもう少しがんばればバンドでいけそうな気がするけど、超音波を診た結果先生方の意見が一刻も早く入院して牽引した方が良いって結論なら電話しますから。電話がなかったら再来週診察に来て下さい。それまで牽引と徒手牽引がんばって。”
って言われました。
帰ってきても何であんなに初診の子が多かったんだろうって不思議だったのですが、ふと思い当たった事が・・・・
初診の紙を持っていた子は殆どなっちゃんより小さい子でした。
受付の人が見ていたセミナーの予約患者の名簿は診察券の番号が書かれている子はごくわずかで殆どが”下諏訪町”と書かれていました。
と言うことは多分今日は3,4ヶ月の子が股関節脱臼の有無を調べてもらう検診の日だったのでは?

そんな事を考えながらなっちゃんの右足を徒手牽引していたら”ポキッ”というか”パキッ”って言うか音がしました。
指の関節を鳴らした時のような音です。
股関節が伸びたかもってちょっと期待しちゃいました。