改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」

原題「世界を平和にする地道な方法」
人生の八割が無駄話
その八割がたまらなく好きなのです

なんなんだ、これ

2007-04-30 18:01:47 | 無駄話
ゴールデンウィーク、その出だしから風邪っぽくて、二日間寝てました。
家にいる間、いろんなこと考えたよ。

部屋には、独特の匂いが混ざってる。
それは洗濯物や、コンビニ弁当や、僕の汗や、油絵や、本のインクや、しみったれた日常が混ざってる。
部屋に「OVER DRIVE」ってロードレースのマンガがある。
これが良い感じに面白いんだけど、今日は朝からこれを十巻まで読んでた。
気を抜いて読んでると、三巻と四巻ぐらいで泣いてしまった。
熱かった。

伊坂幸太郎のモダンタイムズで主人公は「勇気は実家に忘れてきた」なんて言ってる。
僕は、熱さをどこかでなくしてしまった。
今の自分は醜い。

マンガや小説のなかで、斜に構えていたりする人に憧れていた。
昔、つっても小学生くらいだけど、僕は熱い気がしていた。
どんな場所でも先頭を切って歩きたくて、むかつく奴は隠さずにぶつかっていた。
困難も地道に乗り越えていたはずだ。
全力投球が得意だった。

僕が母親の中にいるときだ。
母親は清志郎のファンで、医者に激しくすると難産になってしまうと言われながらも、清志郎のライブに行って激しく暴れたらしい。
僕は子宮に必死でしがみついていたんだと思う。
予定日よりもかなり早く、何の因果か僕は清志郎と同じ、4月2日に生まれた。
ちなみにOVER DRIVEに出てくる深澤・兄も同じだ。

誕生日占いとかで、自分を見てみると、努力すればとか、全力を注げば上手くいくと書いてあった。
カリスマ性があって、人を惹きつけるから気にしなくてもついてくるらしい。

中学生になって、いや、最初の頃はいつものように全力だった。
その頃になると考え方も鳥瞰型になってきて、自分が見えた。
必死になって格好悪いなんて思って、周りに合わせることを覚えちゃって。
いつのまにか、口を開けば「メンドクサイ」で、ぐうたらなへたれに成り果ててしまった。

今、自分は17歳になってしまった。
このままだと学生生活が終わりそうだ。
それでいいんですか、自分は。
いつから僕は熱くなくなった。

なに、マンガ読んで泣いちゃってんの?
くだらねぇよ。
ドラマに憧れてるのかよ。
こんなもん言って何になる。

恥を覚えたのはいつだ。
熱を忘れたのはいつだ。
夢を持ったのはいつだ。

その右手は何の為にある。
慰める物じゃないだろ、話を作る為にあるんだろ。
左手は人混みをかき分ける為だろ。
右足は相手を倒す為だろ。
左足は跳ねる為だろ。
頭は思う為だろ。

いま自分が感じてる気持ちに「なんなんだ、これ」なんて思わないで。
叫べ。
変わってやるぞって。

シロクマペンギン

2007-04-21 22:12:08 | 小説

「シロクマってさ、身体が大きくて、突進する力もあるから、恐い動物がいないんだって」
 白島が、被っていたハンチング帽を脱ぎ、手で弄びながら言った。
 僕はベンチに座って、照り返しの強い道路を眺めた。車の姿も人の姿もなく、あと二十分後に来るはずのバスも、来ないままなのではないだろうかと思っていた。そして、そうなれば白島も町を出て行けなくなって、そうなればいいのにとも思っていた。
 白島が東京へ行くと言いだしたのは、白島の姉が原因にある。僕も少しだけ、関わっていた。
「でも、ペンギンには勝てないらしいんだ」
 ペンギンと聞いて、思ったのは「美味しいペンギン」という街だった。たしかオーストラリアにある実在の街だ。美味しいペンギンなんてグロテスクな街だ。実際ペンギンは美味しいんだろうか、まあ、知りたくはないんだけど。
「なんで?」
 聞いても、白島は答えなかった。立ち上がり、時刻表と腕時計を見比べている。立ち上がると、白島の長髪が揺れて、僕にはその後ろ姿が、比奈子に重なって、上を向いた。
 比奈子は白島の姉であり、僕の昔の恋人である。昔という表現を使うと、まるで長い長い年月がかかっているように聞こえるが、実際のところは、一ヶ月ほど前だ。そして昔と言うからには僕には今彼女がいて、男友達からはだいぶ嫌われている。薄情者だとか、たらしだとか散々な言われようだ。

 僕は最低な男だ、そんなことを新しい彼女が出来るたびに思う。僕は、普通の女の子が嫌いだ。というより、自分より劣っていると判断した人しか好きになれない。その例はガム依存だったり、いじめられっ子だったり、独り言が多かったり、ノートにびっしりと完全犯罪の計画を書くことが趣味だったり、とか。そんな子に近づいて、付き合う。
 そして比奈子は極度の潔癖性だった。デートは決まって比奈子の部屋、扉には無菌室と書かれていて、部屋の中を大きなビニールで外界と隔離していた。僕はそのビニールの中に入れてもらえず、ビニール越しの会話を楽しんでいた。比奈子はその中で、丁寧消毒された本を読み、どこから取り寄せているのか知らないが、宇宙食を毎日食べて過ごしていた。
 出会ったのは、僕の同級生に白島がいたからである。白島は、そんな僕を初めて正面から批判してきた奴だった。
「お前が一番劣ってるよ」
 その言葉が懐かしい。自分でもわかっていた。わかっていて、繰り返す。

「比奈子にさ、一度だけ触ったことがあるんだ」
 僕は白島の後ろ姿に呟く。別れた日だ。
「触ったって言うより、触られた、もっと言えば殴られたよ。昔の彼女の話をしたらさ、あなたが一番汚いわね、って言われて、急に飛び出して頬をさ。びっくりした」
 白島は黙っている。背中は怒っているようにも、思いだしているようにも、悲しんでいるようにも見える。




すまない、時間切れ。また今度書きます。

いまんところ、これは完成してから脚本に直す予定。
かつてない最低な男です。

君の羊が群れている

2007-04-16 20:44:00 | 無駄話

きみの魚は弱い、鰯じゃないのか?

車に云え「転んでしまう」と

言えば京で諒をしる

口げんかの因はきみのお咽だ

糸コンニャクの田んぼ、細い細い






んgf

葉上の血は決して僕を許さない

2007-04-15 11:27:03 | 無駄話
半野喜弘のリドに入ってるタイトルですが、いいよね。
曲自体は好きじゃないけど、詩は気に入った。
つうか、これがポストロックだと自分はこの後進んで聞くことはないです。

今日はこれから部活だYO!
YO!YO!
君はTAIYO!
質問はMUYO!
この愛は無料!
リアルを知りたいYO!
それでも熱帯雨林、頭の中で鳴らせ警鐘!

ラップラプラプラップラプ。



ふんやらー
両手を手にして真っ直ぐ伸びる
伸びるビルビル金魚の糞!


自分が嫌になるよね。

そあにようがあう、そらによるがある

2007-04-13 20:16:06 | 小説
言い訳に過ぎない物は全て排除だ。



今凄い書きたい話。

「そあにようがあう、そらによるがある」

 僕が、空という言葉を知ったのは、二十歳になってのことだった。見上げれば、延々と広がる発光板におおわれたこの世界で僕は、人殺しをしていた。
 「あーう」と名乗り、周りから「アール」と呼ばれる彼は、精神的なものか何なのか、Rの発音ができないらしく、喋るときはラ行が全てア行に変わってしまうらしい。
 そしてアールは、毎日うわごとのように「そあ、そあ」と繰り返していた。
 おおわれた世界で、空を知らない僕たちの街で、僕の起こす連続殺人の中で、アールが笑ってる。

 なぁ、アール。僕の周りにあるめんどくさいことが終わったらさ、あの板の上に行こう。
 こんな世界には何もない。

 空に夜がある。





書きたいですね。



あしたは、非常にめんどくさいんですけど、何でかって、面倒くさすぎて書いてられませんよ。




自分は合作とかの方が向いている気がする。
だれか、有志求む。

何でもないわけでもないと思いもしない、こないだ見たナイナイ面白くもないかもしれない、終わらない

2007-04-09 18:19:09 | 無駄話
今日学校帰りに友達とカラオケ行った。
そんで歌いたかったRIP SLYME。
ちゃんと歌えたのはダンデライオンとブロウで、ホットチョコレートの最初のRYO-Zパートがわけわからん。
でも、歌うのはこれっきりにしよう。
ブロウとか、歌ってる途中に「ォアッォアッ」とか「イェー」とか恥ずかしくてタマランね。
歌うなら大人数の時に歌うよ。
場が盛り上がってないとあれはキツイ。





何か今日、だいぶまともなことを書いてるんだけど。


「未来日記」の三巻とゴツボリュウジの新シリーズ「もののけもの」一巻買った。
それからオーバードライブちゃんと読もうと思って1~3巻買ってきたべ。


関係ないけど「べ」と「ベ」
ひらがなはどっちでしょう?
見分け方わかんねえよ。

ハッピーエンドもバッドエンドも、向こうに見えるは大きなクランチ

2007-04-08 15:37:22 | 無駄話
宇宙の始まりはビックバンと言って、宇宙が広がり続けている始まりです。
始まりは終わります。
宇宙が広がるのをやめて、無に返る時が来ます。
そのことをビッククランチと言うらしい。

これに絡めて上手いことを言おうと思ったんだけど、特に出てこなかった。

昨日というより今日、朝の一時か二時ぐらいから時効警察の第1、2話と最終話の放送やってた。
何回かは思い出せないけど「霧山君は変態」の話が見たかった。
はやく帰ってきた時効警察が見たい。

ビックリテラウチとか、キック喰らう ちっとか、ダメダメだ。

窓ガラスと青リンゴ

2007-04-07 15:27:39 | 公詩混同

 僕がいるのは地獄
 でかいでかい窓ガラスの上を
 棘の生えた足で歩く
 歩けば足下から不快音がなり
 止まればガラスは割れ僕は落ちる
 落ちたところもガラスの上で
 起きあがると上からは
 割れたガラスが降り注ぐ
 永遠に繰り返す地獄

 僕がいるのは地獄
 手足を縛られ
 口の中には舌しかない
 歯もなく
 顎もなく
 喉もない
 その中に青リンゴが詰め込まれ
 苦い皮の味を舐め続ける
 やがてリンゴは腐っていく
 塞げないし吐き出せない口から
 異臭が僕の鼻を苦しめる
 やがて蠅がたかってきて
 口の中に住み込んだ
 痒くて痒くて
 蠅を舌で潰した
 口の中には腐ったリンゴと蠅の死骸
 永遠に続く地獄

 僕がいるのは天国
 上を見れば何枚にも重なったガラスが
 プリズムを作り
 そこら中には虹が架かっている
 虹が当たった場所に
 リンゴの木が生えた
 虫もいっぱい集まって
 僕は共生を学んだ
 でもふと思うことがある
 全ては変わる
 陰は陽に
 陽は陰に
 電流はプラスからマイナスに流れ
 太陽の光は暗いところを照らす
 いつか
 ここも変わる
 僕がいるのは
 長い長い過程の中

夜のとばりに蛙が二匹、その周りでTALEを二つ、TAILを振りながらね

2007-04-06 17:50:59 | 無駄話
自分は朝6時ぐらいに起きるんですよ。
その時点ですでに僕は一日の4分の1が終わっていることに気づくんですね。
毎朝、毎朝。
だからって悲しくなって泣き出したり、焦燥感で叫んだりしまったりするわけでもなく、
あと四分の三かなんて思うぐらいです。
もし僕が生まれてから死ぬまで、12時就寝、6時起床を貫き通して80で死ぬとしよう。
一日の4分の1を寝ているから、生まれてから二十歳まではずっと寝て、残り六十年起きっぱなし。
それともラスト二十年を死んだように眠った方がやりがいあるかも。
つまりは、
今も僕は寝ている最中だ。

zzz
zzz
zzz


おやすみ

マイクスタンドは好きにしな

2007-04-05 16:34:00 | 無駄話
TSUTAYAからもらったお誕生日クーポンでRIP SLYMEと教えて! で教えてもらった東京60WATTSを借りてきました。ロクセンチはみつかんなかった。

そういえば、明日から学校です。
宿題はもちろんやりましたよ。
つかさ、春休みにまで宿題ださなくてもいいのに。

誕生日を迎えて、財布に貯まったお金で何を買おうか悩んでいます。
ノートパソコンが欲しいけど、学生ごときが買っていい訳ないよ。
ここはやっぱり、スネオヘアーのアルバムとミドリカワ書房を買おうかな。
みんなのうた2を未だに買っていない。曲はもう聴いてるけど。
うちの周りにあるレンタル屋、CDショップにはミドリカワ書房が置いてません。
なぜに?
歌詞外観のか? 変換ミス。
貯めるという選択肢はない。
なぜならば、高校生だから。
理由なんて意味がないんだ。