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は・な・う・た・ま・じ・り

父の教え

 ツワブキの花

 特養に入所中の父は、92歳3か月。歯磨きをするのは決まって食事前です。食べかすが残っているから食後の方が・・・と何度言っても曲げません。しかし、入れ歯もしておらず全部自分の歯です。これが元気でいられる源かもしれません。最近は、施設のタオルを楽しみながらたたむ手伝いをしているそうです。若い頃から大相撲が好きでちょうど今は楽しみな時期です。夕刻に元気確認とあわせ昼ごはん、晩御飯は、何じゃった?と記憶力チェックを電話で尋ねる日々です。献立は、豚肉と玉ねぎを甘辛くしてあった(生姜焼きか)、卵をご飯の上にかけてある・・・(多分親子丼)、マヨネーズでキュウリや#○△□(多分サラダ)と料理の名が出てこない時がありますが、認知症にもならずでまずまず元気で過ごしています。


▼幼い頃の数字遊び
1+1=2 1+2=3 2+3=5 3+5=8 5+8=13 8+13=21 13+21=34 21+34=55など前後の数字を足していく。
 フィボナッチ数列。「花びらの枚数は、決まっとる。」と小さな頃教わったのは父からでした。桜は5枚、マーガレットは21枚、コスモスは8枚、ひまわりは大きさにもよりますが34枚、55枚、89枚。拙宅の庭に今咲いているツワブキの花びらは13枚です。ひまわりは夏休みの研究で調べた記憶があります。調べていたらすごく面白く数字に興味も湧きました。後日、前後の数字の比は、1対1.168の黄金比であることを授業で学びました。国連本部の建物や、ミロのビーナス、エジプトのピラミッド、人間の体も足元からおへそまでの長さと身長の比率、花びらだけでなく植物の葉っぱも茎の成長と共に螺旋状に葉を付け、つまり自然と葉同士が重ならずに、光合成の効率を上げるようになっています。幼い頃父から聞いた数字遊びは、自然界、人間の体、この地球や宇宙とも繋がる数字の不思議だったのです。当時の父がフィボナッチ数列を知っていた訳ではないと思います。恐らく自然と暮らす中での観察や体験からの学びだったのではと思います。施設から送られてくる写真を見たり、吊るし柿をするのに柿の皮むきをする手際が凄く良かったり、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵があったり。老人とは決して「老いた人」ではない。私はそう思います。

 ※アブラナの花びらは4枚ですね。他に7枚、11枚、18枚の植物もありますが、これらはリュカ数列にあてはめられます。

今日も素敵な1日になりますように!

コメント一覧

ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
1_niko_niko_3さん

こんにちは。
はじめまして。ありがとうございます。

フォローはウェルカムです♪

よろしくお願いします。

ken🍁
1_niko_niko_3
はじめまして こんにちはー
1_niko_niko_3 です

記事を 読んだの ですが
とても 興味 深いので

よかったら 以前の 記事も
見たい ので

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大丈夫 ですかー (・・)?

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