11月も今日で終わり。今朝は暖かい朝、しかしこれから寒くなり師走を迎える。最寄りの駅の玄関脇に、山茶花が咲いていました。
「今年の漢字」の応募締め切りが迫りました。清水寺で自分の選んだ字が揮毫されると嬉しい師走になるので毎年応募してます。去年は「波」で応募しましたが大ハズレでオリンピックの「金」でした。11/19のブログにはこう書きました
>最初に思い浮かんだのは、今年は物価上昇で高騰の「騰」、「上」とか「高」、ウクライナ情勢、今も戦火は止まない。戦争や円安、安倍元首相の暗殺もあり「乱」逆に平和を願って「和」や平穏の「穏」などかな?頭の中で候補考え中。
結局「乱」で応募。理由はロシアの侵攻や安倍元首相の銃撃、相次ぐ大臣の失言や失態、何かと乱れた世になっているためです。
▼難読漢字
漢字にちなんだ思い出。初回の東京赴任の際、駅名が読めなかったのが山手線の「御徒町」(おかちまち)ですが、関東の人は普通に読まれるのですが、私は、ごとまちと呼んで失笑を買いました。そもそも「御徒」という言葉の意味を知らずでした。また藤沢市で江ノ電の「鵠沼」も読めなかったです。尋ねたら「くげぬま」だそうで、しばらくは「つげぬま」と言ってました。「くげ」は「くぐい」の転訛したもので、白鳥のことでした。京都の市営地下鉄駅には「水鶏橋」くいなばし。水鶏が「クイ」と鳴くことから「クイナ」と名付けられたとのことです。次は私の住んでいる岡山県。赤磐市に「周匝」という地名があります。「すさい」と読みます。岡山市東区には①「四御神」②「宍甘」③「鉄」①しのごぜ ②しじかい ③くろがね。津山市には「八社」と書いて「やさ」。私の生家がある場所は「倭文」地区。そのまま読んだら「魏志倭人伝」の「わ」ですが、しとりと読みます。地名は住んでる地元の人や電車を利用している人でないと読めないですね。今はネットで調べればすぐわかりますが昔はそうはいきませんでした。朝食のデザートで「甘蕉」を食べました。松尾芭蕉の蕉、芭蕉の葉に似てる甘い食べ物の「バナナ」。外国の名や動植物も漢字に置き換えた当時の日本人も感性は凄い。西班牙、白耳義、希臘・・・。