大山 誠一郎さんです。
マンションの最上階、オーナーの部屋で催される推理合戦。彼らが挑む謎は奇妙なダイイング・メッセージ、悪魔的な誘拐爆殺事件――本格推理の俊英が放つ四話構成のパズラー。
byAmazon
最終話の「Yの誘拐」の最初のミスリードは釈然としないものだったが、結末はあのバーナビー・ロス作品でした。
ミステリをあまり読まない人や、若い人がこれを読んだら、衝撃的でしょうけれど。
でも。
最初の単行本では3編だったらしいが、文庫版で1編が追加されて全4篇になったとか。
最後の1篇の立ち位置からも、バーナビー・ロスを意識しているのは明白。
でもなぁ。
なんか「二番煎じ」な感じが拭いきれない。
3篇までは、おちゃらけアームチェア・ディテクティブものだったのに…。
すごくバランスが悪いように感じた。
60点かな。
マンションの最上階、オーナーの部屋で催される推理合戦。彼らが挑む謎は奇妙なダイイング・メッセージ、悪魔的な誘拐爆殺事件――本格推理の俊英が放つ四話構成のパズラー。
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最終話の「Yの誘拐」の最初のミスリードは釈然としないものだったが、結末はあのバーナビー・ロス作品でした。
ミステリをあまり読まない人や、若い人がこれを読んだら、衝撃的でしょうけれど。
でも。
最初の単行本では3編だったらしいが、文庫版で1編が追加されて全4篇になったとか。
最後の1篇の立ち位置からも、バーナビー・ロスを意識しているのは明白。
でもなぁ。
なんか「二番煎じ」な感じが拭いきれない。
3篇までは、おちゃらけアームチェア・ディテクティブものだったのに…。
すごくバランスが悪いように感じた。
60点かな。