以前から森川先生の主催する勉強会に参加していたため、城東病院ホスピタルケアの存在を知ってから申し込むまでに迷いはありませんでした。
学生のうちだからこそ、臨床現場で学ばせてもらえる機会は貴重だと思います。
朝のカンファレンスでは、腹痛をテーマに症例検討を行いました。
問診、身体所見、鑑別診断と進めていく中で、いくつものパールや考え方のフレームワークを教えていただきました。
その後、チーム回診に参加しました。
ここでは、医師だけでなく診療看護師(NP)もプレゼンをします。
このNPの存在が、東京城東病院の特色の1つではないでしょうか。
本棚に並べられた無数の書籍。議論の絶えない回診。あらゆる職種が一丸となって良い医療を提供しようとしていることが伝わってきました。
午後は、外来で1人患者さんの診察をさせていただきました。緊張しましたが、実戦経験を通して今の自分に何が足りないかはっきりしました。
その日は青木先生が感染症のレクチャーをしに来てくださる日だったため、私も聴講させていただきました。
「熱、白血球、CRPからの解放」とはこういうことだったのかと膝を打つ講義で、大変勉強になりました。
総合内科の醍醐味や実戦訓練の楽しさを十二分に味わった1日となりました。
お世話になった全ての方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。