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「「沖縄集団自決はない」と捏造記事を書いても無問題な産経」へのコメントレス

2007-06-20 07:56:58 | 産経
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/8daf2bdfe1ab88b67337ab0e66333a0f
>「沖縄集団自決はない」と捏造記事を書いても無問題な産経
上の記事についたコメントへのレスですが、、長いので産経関連としました。

>モナ~かわいいよモナ~~♪♪ (↓あの~、「iza!」サイトに下記の様な反証が掲載されとったのですが・・・)氏曰く
>5・26沖縄タイムス記事について
>-今夜も、さ~ふ~ふ~イザ!
>http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/195263
>http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/195263#cmt
(以下略)
(上の魚拓)http://megalodon.jp/?url=http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/195263%23cmt&date=20070620053908

ちなみに上のブログ主は
>小山裕士さん 産経新聞那覇支局長
ですか‥産経(捏造)新聞だからこの地点ですでに眉唾だと思わなければなりません。
産経の捏造の酷さはngc2497のブログの「産経」の所に並べてある通りです。
毎日毎週の様に捏造してるのだから産経の(スクープの)信頼性は事実上ありません‥


で、、下のブログの検証といきます。
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/195263#cmt
>記事の内容を要約しますと、
>渡嘉敷島の「集団自決」に関して、「援護法を適用するために軍命があったことにした」と
>告白した元琉球政府職員は経歴を詐称しており、その証言は信用できないとする被告側の
>主張を紹介しています。
(沖縄タイムス記事の写真を載せるがタイトルしか読めない解像度写真掲載の地点で怪しい‥)


沖縄タイムスには、、、
>岩波側は、元琉球政府職員が「渡嘉敷村の『集団自決』に援護法
>を適用するため軍命を捏造した」との証言を掲載した産経新聞
>報道を、原告側が証拠として提出したことに書面で反論。「産経
>新聞に掲載された証言は信用できない」と主張した。
>原告側は弁論でこの問題に言及しなかった。
(中略)
>原告側が証拠として提出した、元琉球政府職員が渡嘉敷村の「集団
>自決」に援護法を適用するため、軍命を捏造したという内容の二〇〇六年
>八月二十七日付産経新聞記事に対し、被告側は法適用の方針が明確に
>なった時期に同職員が援護課に在籍せず、調査する立場にはないと指摘。
>被告側は同職員の採用時期が証言にある昭和二十年代後半ではなく昭和
>三十年で、援護課職員ではなく中部社会福祉事務所職員として採用された
>ことなどの人事記録を証拠として提出、「元職員の証言は信用できない」と
>反論した。また、元職員が戦隊長とともに自決命令文書を書き、厚生省
>(当時)に提出したという証言に対し、情報公開請求の結果、厚生労働省
>に文書がなかったと指摘した。
、、、とあります(原告:当時の戦隊長ら、被告:岩波etc、に注意してください)。

で、問題のこの写真、、、
http://koyamay.iza.ne.jp/images/user/20070613/81583.jpg
、、、ですが一部のみで全体が見えないのだからなんとも言えないですね。
個人名等々は、ぼかし処理をした上で全体を晒すという当然の事を
小山裕士産経新聞那覇支局長は行っていないのだから正直ブログ記事そのものが話にならない。
(つーかその手の事はマスコミで飯を食うのなら当然やるべき事なんですが
それすら出来ていないという事は逆に産経のメディアリテラシーの低さを
表しているものに他ならないのです)

しかし、、よく(補完しながら)見ると右に欠けた状態で「照屋昇雄」と読めます。
その名でググってみると下の様なページが出てきます。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%C8%B2%B0%BE%BA%CD%BA
(なんともいえないですね‥)

しかし沖縄タイムスにある、、、
>原告側が証拠として提出した、元琉球政府職員が渡嘉敷村の「集団
>自決」に援護法を適用するため、軍命を捏造したという内容の二〇〇六年
>八月二十七日付産経新聞記事に対し、被告側は法適用の方針が明確に
>なった時期に同職員が援護課に在籍せず、調査する立場にはないと指摘。
>被告側は同職員の採用時期が証言にある昭和二十年代後半ではなく昭和
>三十年で、援護課職員ではなく中部社会福祉事務所職員として採用された
>ことなどの人事記録を証拠として提出、「元職員の証言は信用できない」と
>反論した。
、、、ここの部分と件のizaブログに載ってる(照屋昇雄氏の)写真の間に矛盾はないですね。
写真には1954年(昭和29年)10月19日に採用となってますが上の沖縄タイムスで
“昭和30年に中部社会福祉事務所職員として採用された”というのは矛盾しないですね。
だからこの写真は反証になりません。

むしろ産経側の記事(ここ↓で読めます)を、、、
http://blog.zaq.ne.jp/osjes/article/22/
http://megalodon.jp/?url=http://blog.zaq.ne.jp/osjes/article/22/&date=20070330230048
>照屋さんは、昭和20年代後半から琉球政府社会局援護課で旧軍人軍属資格審査委員会委員を務めた。
、、、写真は否定する格好に近いのですが。
上の写真を信ずるなら援護課勤務は昭和29年10月19日だから
「昭和20年代後半から聞き取り調査をする」事は殆ど不可能(昭和20年代残りは二ヶ月余り‥)な訳ですな。

むしろ人事記録(昭和30年に中部社会福祉事務所職員として採用)と上のブログの産経の記事↓は、、、
>照屋さんは、昭和20年代後半から琉球政府社会局援護課で旧軍人軍属資格審査委員会委員を務めた。
>当時、援護法に基づく年金や弔慰金の支給対象者を調べるため、渡嘉敷島で聞き取りを実施。この際、
>琉球政府関係者や渡嘉敷村村長、日本政府南方連絡事務所の担当者らで、集団自決の犠牲者らに援護法
>を適用する方法を検討したという。
、、、思い切り衝突している訳ですが‥
普通に考えれば昭和29年10月に援護課に一端採用されたが
昭和30年から中部社会福祉事務所職員に転籍したとしか思えないのですが。
で、、どちらを信ずるかといわれれば、人事記録>産経記事、な訳です。


更に裁判で、被告の岩波側は当時の人事記録を提出している事に対して
こんな(全体が見えない)辞令書写真しか載せていない時点で
産経側のブログ内容を信じろと言ってもダメダメですな‥
こういう場合は辞令書全体が見えると、何か産経側にとってヤバい情報が見えると考えるのが自然です。
(全く別の例ですが例のネッシーの写真、、、
http://www3.synapse.ne.jp/doragon/hpphoto/nessii.JPG
http://www.kojya.com/images/60325_s01.jpg
、、、でも全体像が見える写真だとインチキがバレバレだったりします)


慰安婦報道でも産経側の捏造↓は酷いものでした。
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-69.html
しかも上の報道はやっしゃん氏が散々努力してやっと一行コメント載せるだけですからね‥

大体こういう報道もあるのですね。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-24726-storytopic-3.html
http://megalodon.jp/?url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-24726-storytopic-3.html&date=20070620061003
>「集団自決」検定 調査官「つくる会」と関係
周辺情報を見る限りではつくる会と文科省調査官が結託してますね。
そして当時の「つくる会」は産経の外郭団体ですからね‥後はいわずもがな。
要は産経の報道(&件の産経那覇支局長ブログ)は話にならないというのを裏付けただけですね。


産経新聞の「スクープ」を信じる事は危険極まりない事です。
今までみた限りでは「スクープ」の殆どは産経の捏造です。
産経の共同通信の引き写し記事は信頼出来ます。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Meifumadoh)
2007-06-20 12:30:33
「狂香書を憑くる怪」は、内ゲバの果てに腐葬社からも
見限られたと報道されてましたが、次の寄生先はまだ
決まってないんでしたっけ。
自他共に体制の提灯持ちと認める扇情イエローペーパー屋
からすら、三行半を受けたカルト集団って…。
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ノンポリ人間 (Unknown)
2007-06-20 21:58:34

百人斬り訴訟では、本多氏の側の弁護人は、日本全国を回って、新しい証拠や証言を発掘していたのですが、一方で、原告側の弁護人(高池・稲田弁護士ほか)は、それに対して有効な反証材料を提示できなかったわけで、その結果はご承知の通り、原告側の完敗(最高裁でも敗訴)、まさに藪蛇になってしまいました。


今回の訴訟は、大江氏・岩波書店が被告人ですが、この調子では、原告側は今回もろくな証拠を提示できそうにない気がします。
 百人切り同様に、被告人側の弁護人や支援者は、アメリカの公文書館から軍命令があったとする当時の米軍調査記録まで発見するなど、新証拠を発掘しているのですが、原告側の弁護人や支援者は・・・・。
このままでは、今回も藪蛇で終わりそうな雰囲気で、人ごとながら少し心配です。

最初に、軍命令はなかったとする調査結果を公表した作る会(自由主義史観だったか)の藤岡氏も、責任の一端は負うことになるでしょうかね?
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Unknown (ngc2497)
2007-06-21 05:14:29
>Meifumadoh
いや、見限られたのではなく藤岡と八木が袂をわかった後に
単に八木側に扶桑社がついただけの話です。どうも産経記者
の渡辺氏が関与してるようですが‥

>ノンポリ人間
これに関しても藪蛇アゲインという感じですからね。
櫻井よしこ等が「従軍慰安婦の強制を示す証拠はなかった」という
意見広告も思いっきり藪蛇アゲインになってます。
彼らは情報吟味能力を「日本が悪いことをしたと認めたくない感情」が
凌駕しているという事かもしれませんが‥はてさて。
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