2ちゃんねるとネット右翼(ネトウヨ)ウォッチング&その分析

「ネット右翼(ネトウヨ)≒ニートやフリータ等の恵まれない人達(底辺層)」説の証左収集&ネトウヨ観察を主目的とするブログ

産経新聞「たかが経済。全国民が歯をくいしばればいいだけ!!」

2011-05-16 14:33:20 | 産経

今日の産経抄はこういうものでした。
すごい内容です。赤字垂れ流しでも一向に気にせずにウヨ記事を書きまくり
自社の赤字は夕刊フジ上納金やフジTVからの補填で埋めているメディアの面目躍如であります。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110516/art11051602590000-n1.htm
(魚拓)http://megalodon.jp/2011-0516-1407-52/sankei.jp.msn.com/life/news/110516/art11051602590000-n1.htm
>産経抄 5月16日
>「奇蹟(きせき)の画家」と呼ばれる人物がいる。神戸市に住む石井一男
>さん(67)だ。人付き合いが苦手で、高校卒業後は、短いアルバイトを繰
>り返して、生計を立ててきた。結婚もしていない。
>▼絵は独学で学んだ。20代では公募展に入賞したこともある。やがて筆
>を拭(ぬぐ)い、再開したときは40代半ばを過ぎていた。数年後ふと思い
>立って、よく絵を見に訪れていた画廊に作品を持ち込んだのが、奇蹟の
>始まりだった。
>▼あまり期待していなかった画廊主は、作品の中の女性像の前で息を呑
>(の)んだ。少女の顔にもイコン(聖画)にも見えた。「女神像」と名付けて
>個展を開くと、最初は半信半疑だった観客の表情が、みるみる変わって
>いく。ノンフィクション作家の後藤正治さんもその一人だった。
>▼後藤さんは、石井さんの半生をたどり、作品に魅せられた人々を訪ね
>歩いた。2年前に出版した『奇蹟の画家』(講談社)によると、女神像は、
>がん患者によって病室に持ち込まれ、阪神大震災で教え子を失った小学
>教諭の自宅にも飾られていた。
>▼芸術に何ができるのか。東日本大震災の発生以来、よく耳にする問い
>かけだ。石井さんの絵は、本人にはそんなつもりはないのに、苦難に直
>面し、悲しみに沈む人たちを、そっと支える力を持つ。
▼もうひとつの奇蹟は、石井さんの暮らしぶりだ。テレビで紹介されファン
>が増えても、まったく変化がない。棟割り長屋の2階に住み、食事は数百
>円の総菜を近くの商店街で買ってすます。何よりの楽しみは、作業の後
>の銭湯と、寝床で聴くクラシックか落語のテープだという。原発が全て止
まり、電気代の高騰で企業が海外に逃げ出し、経済がどん底になっても、
何も困ることはない。

産経は長々と書いてますが、要は最後の一文をいいたいのだけちゃうんかと…
原発が全て止まり、電気代の高騰で企業が海外に逃げ出し、経済がどん底になっても、何も困ることはない。
皮肉なのかそれともマジでそう思っているのかよくわかりませんな…
菅のせいで原発が全て止まり日本がどん底に落っこちるとマジで考えていそうです。原発カルトですな。
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/be42e0f774af2e6b72df970b25eb1c76
産経はこのエントリ↑で取り上げた様な社説を書くくらいですから。


しかし…既に6年も前に(2005年1月25日の産経抄で)産経は以下の事を書いていました。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1106546825/
http://yomi.mobi/read.cgi/temp/society3_mass_1106546825/
そもそも、たかが経済である。いざとなったら全国民が一定の年月、歯を
食いしばればよいだけのものである」。近ごろこれほど胸がすく啖呵(たんか)
を聞いたことがない。二十一日付「正論」での、藤原正彦さんの言である。
> ▼改革の名の下に、日本独自のシステムをズタズタにした「アメリカ帰り」
>の学者や官僚、経済人らを、藤原さんは一刀両断にする。そして、彼らの跳梁
>(ちょうりょう)は日本の「溶解」を招くとも。
> ▼日本の行く末に警鐘を鳴らす姿勢に共鳴した人は、多かったろう。最近の
>改憲論議の高まりにもそれは多分つながっている。憲法をめぐる議論は、法典
>の文言にとどまらず、司馬遼太郎氏のいう「国のかたち」を問うことにほかな
>らないからだ。
> ▼その意味で、日曜夜のNHKスペシャル「徹底討論どうする憲法9条」は
>時宜にかなっていた。ただ、改憲派と護憲派の論戦は見事にかみあっていなか
>った。そもそも安全保障の議論をしていながら潜水艦で領海を侵犯する中国、
>ミサイル開発を急ぐ北朝鮮の脅威への言及がほとんどないのは面妖だ。
> ▼米国追随を批判してやまない護憲派の人たちの意見も辻褄(つじつま)が
>合わない。安全保障で自立せよというのなら軍備増強しかあり得ない。自衛隊
>さえ認めない「九条堅持」と、どう整合を取るのか。国際貢献に武力が必要な
>いことを主張したいために、マラリア制圧の方法を延々と述べた老評論家など
>論外だ。
> ▼本質から外れたり主張の根拠をきちんと提示しないのでは、実のある議論
>にならない。政治介入問題でのNHKと朝日新聞の論争と同じ構図だ。番組で
>はこんなのもあった。「自衛隊はなくしていく」といいながら「日本に自衛権
>はある」と臆面(おくめん)もない政党の代表者。だれとは言いませんがね。

「たかが経済」を「胸がすく啖呵」とは…すばらしい…実に産経新聞がすばらしい…
グローバル経済に対する構造改革を叫びつつも「たかが経済」と叫ぶ産経新聞が実に素晴らしい…
(「すばらしい」↑は兵藤和尊さんの声で脳内再生してください(笑)。
下記動画↓の8分48秒過ぎ及び11分40秒過ぎ辺りからです)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8431320


産経新聞が日本経済疲弊で倒産しても「たかが経済」と産経は叫ぶ義務があると感じます。



最新の画像もっと見る