2月28日(土)、10:00~斑鳩町生き生きプラザ調理室にて、今回、町栄養士会の皆さんとの共催で「第17回斑鳩町母親大会」を開催することができました。参加者は、26名でした。
受付が済むと、各自、身長と体重を計測しその結果データーを持ち込んで会場に入ります。いつも、メタボ気味であると自覚しつつもその数字にショック!
4つのグループに分かれ着席。はじめに、栄養士さんより「生活習慣病について」詳しく、お話していただきました。そして、生活習慣病にとって、正しい食事の仕方がいかに重要かがわかりました。
1.自分にとって、1日に必要な摂取カロリーを知ろう!(性別、年齢、運動量によって異なる)
2.栄養バランスのコントロール(主食、副菜、主菜、牛乳乳製品、果物の摂取バランス)・・・たまには、お菓子や嗜好飲料も加え、楽しく食事を!
3.適切な食習慣の定着 :食事のはじめに野菜など食物繊維を撮り、血管への負担を減らす。:塩分を抑える。1日10グラム以下(女性は8グラム未満、高血圧の人は7グラム以下)青魚、野菜、きのこ、イモ、豆などをしっかりとる。
4.油の種類を考えて摂ろう!魚油、オレイン酸など(魚を増やし、肉を減らし、調味料を控えめに!)
5.栄養価の高い旬の食材を利用
6.料理法、料理部位を考えよう!(こってり料理からあっさり料理へ)
7.野菜を積極的に!(1日350グラムを目標に)
8.食事の仕方を考えよう!(夜9時以降×、1日2食×、よく噛む1口30回)
ストレスは内臓脂肪をためやすく、喫煙は動脈硬化へ・・・高血圧、高血糖
さっそく、講義の実践クッキングの始まりです!
①サバの網焼き(韓国風ピリ辛たれ)・・・サバと、こんにゃく、しし唐、エリンギ、白ネギ、人参をグリルで焼き、コチジャンと薬味(ネギ、ニンニク、青、赤トウガラシ、すりごま)のピリ辛たれで!
→野菜が素材のままたっぷり摂れる。野菜といっしょだから、一塩のサバも少量のたれでおいしく!
②菜の花とキノコのお浸し・・・季節の菜の花とえのき、焼きシイタケ、人参の千切り、青しそのお浸し(たっぷりの薄味だし汁で)
→体液と同じ塩分濃度の薄味の出汁なので、野菜そのままのうまみが生かされて、おいしかった!
③ほうれん草と油揚げの豆乳味噌汁・・・控えめのみそを豆乳で補う
→少な目の味噌なのに豆乳を加え、まろやかにスープ感覚で!
④甘煮豆のフルーツあえ・・・甘煮豆(金時豆)とキゥイフルーツを蜂蜜で和える
→ミスマッチの組み合わせのようでいて、以外においしく食べやすい。蜂蜜で甘さあっさりの簡単に栄養豊かなデザートに変身!豆もフルーツも色々工夫できる。
和気あいあいと調理に取り掛かり、彩りよく、おしゃれに盛り付け、ランチョンマットをしき、テーブルセッティングし、よく噛んでおいしく試食できました!
みなさん、今日、学習したことを、ぜひ、これからの食事の参考にしてください!
そして、家族の健康を守りましょう!
最後に、ご協力いただいた、斑鳩町栄養士会の5名の皆さまには、感謝申し上げます。お話の内容も理解しやすく、また、準備も、指導も隅々まで行き届いていて、調理がスムーズにできました。今回はじめて、IH調理器具を体験できた方も多かったのでは?