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“妻殺害”男に懲役17年、母親に懲役6年

2019-05-31 21:33:08 | ニュース
“妻殺害”男に懲役17年、母親に懲役6年

去年、妻を殺害して、遺体を茨城県取手市の実家に埋めた罪に問われている元銀行員の男と、
殺人ほう助などの罪に問われている母親の裁判で検察側は男に懲役17年、母親に懲役6年を求
刑した。
元銀行員の弥谷鷹仁被告は去年3月、妻の麻衣子さんの首を絞めて殺害し、取手市の実家の庭
に遺体を埋めた罪に問われている。母親の恵美被告は、鷹仁被告の手助けをした殺人ほう助と
死体遺棄の罪に問われている。
31日の裁判で麻衣子さんの家族が出廷し、母親が「私の命より大事な麻衣子を返してください」な
どと訴えた。検察側は鷹仁被告に対して、「行方不明を装うなど完全犯罪をもくろんだ、家族間の
殺人ではたぐいまれな犯行」などと指摘し、懲役17年を求刑した。また、恵美被告については「犯
行の手助けの程度が極めて大きい」などとして懲役6年を求刑した。
一方、鷹仁被告の弁護側は「精神的に追い詰められていた」などと主張、恵美被告の弁護側は
「鷹仁被告が本当に殺害すると思っていなかった」などと主張した。
その上で、2人の弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決は来月12日に言い渡される。


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