怖い話。

時期的にちょっと早いのですが、釣りに行って怖い思いをしたときの話です。２０年ぐらいバス釣り、渓流、鮎釣り、フライと何でもこなしてきましたが、Ｋ湖に行った時のお話です。僕たちはオカッパリという岸からルアーなどを投げて釣るつり方を仕事が終わった夜９時ごろから夜中までよく釣っていました。ある晩場所はハワイのワンドと言う所の右側に湖水の取り入れ口があります、最初は２，３匹コンスタントに掛かり気を良くして釣っていましたがルアーを引いてくるたびに同じ所で水草に引っかかったような手応えが有りました、水草のところはランカーバスが居ついているのでねらい目なのですが、どうも様子がおかしいと思いつつ数回繰り返しました。最後にこれで終わりにしようと思って少し引きを強くしてルアーを深く潜らせた瞬間、ガクッと何かに引っかかり根掛かりかと思いグ一と引き抜きました。すると水面に水草の長いようなものが浮いてきたので手元まで寄せて取ろうと思いライトで照らして思わず後ずさりしました。その長い水草のようなものは実は女の人のウエーブのある髪の毛がごっそり掛かっていました。後で知ったのですが一週間ぐらい前大橋というところから心中があり男の方だけ見つかり女の方は水門の近くで見つかったとのことでした。次に行ったときにお線香を上げて来ました。