『清須会議』を観た

三谷幸喜監督の映画『清須会議』を見ました

すべてにおいて素晴らしかった
役者、ストーリー、演出、セット・・・
ストーリーに関しては、歴史上知られたお話なのでハラハラドキドキはないが、それだけに飽きさせない工夫が大切になってくる。
巧い演出のおかげで、あっと言う間に時間が流れた
キャストの人選も良かったナ
キャスティングで難しいのは秀吉だと思う。意外と
二枚目ではダメで、ひょうきんな役者となるが、お笑い芸人だとキャラが立ってしまい秀吉像が出ない。
今回は大泉洋だったが、なかなか良かった
違和感があったのは戦国一の美女、お市の方で、鈴木京香よりもっと若い役者が良かったゾ。お市の実際の年齢も10歳程若いし

ただ難点を言うなら、「これは映画で見なくてもいいかも・・・」だ。
迫力のある合戦の場面は無いからテレビドラマで十分なのだ
最初からわかっているはず、と言われればそれまでだが、大迫力シーンは全くなかった
それ以外はとても良かったのだが
それにしても映画とは言え、秀吉の知略には恐れ入った