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四季シリーズの最終作『春のワルツ』

2007-07-22 | ハン・ヒョジュ

 

 四季シリーズの最終作『春のワルツ』の主人公が、成宥利(ソン・ユリ)に決まったとマイデイリーが報じた。

 ドラマ『春のワルツ』は、尹錫瑚(ユン・ソクホ)監督の四季シリーズ『秋の童話』、『冬のソナタ』、『夏の香り』に続くシリーズ完結編で、脚本はチョン・ユギョン氏が務める。『春のワルツ』は幼い頃の美しい思い出を共有する二人の男女が主人公。二人は思いがけない事故で離れ離れになり、大人になって再会するというラブストーリーだ。

 

 ユン・ソクホプロデューサーの“季節連作”の完結編『春のワルツ』のヒロインがソン・ユリから新人女優ハン・ヒョジュに代わった。このドラマの制作会社であるユンスカラーの関係者は「ソン・ユリ側と意見の食い違いがあり、オーディションで選ばれたハン・ヒョジュをヒロインに抜擢した」と23日伝えた。

 この関係者は「世間の噂のように相手役の男性俳優が新人であるという点だけでなく、この役がソン・ユリにとって負担が大きいという点や、出演料、その他諸々の条件や問題が複合的に絡まっている」とし、「このためソン・ユリ側が、出演を辞退する意を伝えてきた」と伝えた。

 

『チャングムの誓い』のチェ・ジャヘ、『春のワルツ』に合流

 

【フォト】ドラマ『春のワルツ』の撮影現場

 

 ソウル麻浦区上水洞ユンスカラ事務所で行われたKBS月火ドラマ『春のワルツ』撮影現場で、女優のハン・ヒョンジュと俳優ソ・ドヨンが演技をしている。

 ドラマ『春のワルツ』の出演陣

 ソウル麻浦区上水洞ユンスカラ事務所で行われたKBS月火ドラマ『春のワルツ』の撮影現場で、ダニエル・ヘニー、ハン・ヒョジュ、ユン・ソクホプロデューサー、イ・ソヨン、ソ・ドヨンが写真撮影に応じている。

 特に話題を集めているのがエンディングに登場した飛禽島ハヌノム海水浴場のハート型の浜辺。ユン・ソクホ氏自身がロケハンして見つけたそうで、ここで幼いスホとウンヨンのロマンチックなエピソードが完成される。浜辺がハートの形そっくりで、純粋な子役の恋物語に最適な場所に挙げられた。撮影時、コンテどおりに人工的に虹を作る予定だったが、不思議なことに撮影タイミングにピッタリ合わせて虹がかかり、スタッフを満足させた。

 タレントのチェ・ジャヘがこの春、KBS2『春のワルツ』でファッションリーダー宣言をした。

ダニエル・ヘニー『春のワルツ』で女性ファンをメロメロ

 KBS第2テレビ『春のワルツ』に紳士的なマネジャー、フィリップとして登場するダニエル・ヘニーが、ブラウン管の前で女性視聴者の心を釘付けにした。

 『春のワルツ』4話は、子役時代を過ぎ大人になった後の物語に入り、視聴者の期待を一層膨らませた。3話までに見せた絵のような映像と子役たちの光る演技が、大人になった後の俳優たちにどう続くのかが視聴者の注目の的になった。

 この日『春のワルツ』4話では、オーストリアの古城で撮影された主人公たちのワルツのシーンが放送された。これまでに放送された3話までの子役時代の映像が『春のワルツ』が伝えようとする“春”の生き生きとした雰囲気に包まれていたとしたら、4話はワルツの本場オーストリアの異国的で洗練されたワルツのメロディーが“春”の魅力を倍増させた。

 華やかな衣装に身をまとった4人の主人公が、ワルツのダンスと共に視聴者の目を釘付けにしたのは、まさにダニエル・ヘニー演じるフィリップの感性豊かな演技だった。劇中、ジェハ(ソ・ドヨン)の冷たい言葉に逃げるようにパーティー会場を抜け出し、足をケガしたウニョン(ハン・ヒョジュ)に童話の中の王子様のように近づき、手当てをするダニエル・ヘニーの演技は数多くの女性視聴者たちの心を揺さぶったに違いない。

 実際、撮影現場でもスマートな身のこなしが定評だったダニエル・ヘニーは、このシーンでもいつものジェントルマンぶりを発揮して完璧にこなし、ユン・ソクホプロデューサーが描いた絵のような背景がダニエル・ヘニーを童話の中の王子様として一層引き立たせていた。

 放送前後から『春のワルツ』掲示板には、大人になってからの演技に対する好評と同時にダニエル・ヘニーの演技やジェントルマンぶりにメロメロになったファンのメッセージが相次いだ。

 大人の俳優陣に交代し、物語全体に拍車がかかった『春のワルツ』は、来週から主人公4人の恋の舞台をソウルに移し、本格的な恋の香りを伝える。


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