ちゃーの生きる道

死ぬまで生きる

卒業式

2010年03月01日 | 心の詩
教室の隅に置いた悲しい事も
教科書の裏に書いた思い出の種
消えかけたあのロッカーの僕の名札
剥がされ次は誰が使うのだろう
サクラ咲く頃は同じ道
帰る事は無い違う道
いつかまた会うその日まで
いつかまた会うその日まで・・・
        
         作詞・作曲ちゃー
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歯車

2010年01月21日 | 心の詩
汗まみれていく、僕の体に
汚れたタオル、グリスの香り
今日も一日、歯車の中
グルグル回るグルグル、ルルル

握る拳は、いつも硬くて
負けず嫌いの僕を襲った
どうしようも無い事で
おびえる事など、したくないよ

    作詞、作曲ちゃー
コメント (2)
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バイバイ

2010年01月09日 | 心の詩
バイバイ、君の顔が暗くなる。
バイバイ、君の声が遠くなる。
バイバイ、手の温もりが冷めていく。
バイバイ、バイバイ。
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弁当箱

2010年01月08日 | 心の詩
I君の弁当箱は、いつも小さい弁当箱。
白いご飯に、焦げた卵焼きに、ウインナー。
I君は、首から鍵をぶら下げている。汚れた体操服に、
穴あきシューズ。
運動会の時、I君は、ピカピカのくつで来た。
手には大きな弁当箱。
おにぎりに、ふわふわの卵焼き、タコさんウインナー。
I君は、とても大切そうに食べた。
僕は、その時のI君の笑顔を、一生忘れないだろう。
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かくれんぼ

2010年01月07日 | 心の詩
小学生の夏休み、近くの神社でかくれんぼをした。
そこに、親戚の家に遊びに来たというS君も加わり、
5人で始める事にした。
数時間がたち、仲間4人が見つかったが、S君が見つからない。
誰かが、「帰ったんじゃない?」と言った。
日も暮れて、僕達も帰ることにした。
あれから数十年たち、久しぶりに神社へと足をはこんだ。
柏の木下に、一人の少年が、うずくまっているのを見つけた。
「どうしたの?大丈夫?」僕が声を掛けると、少年が振り向き
「みつかっちゃった」と言いながら、かけだした。
あれは、間違いなくS君だった・・・チャンチャン。
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明日から

2009年08月21日 | 心の詩
君が涙を流す理由は きっと僕にも分かるだろう
そっと伸ばした手の中には 小さい思いがあるから
悔しかった事、思い出した時
いつか叶う夢見て、叫び続けて
明日から大丈夫 その時がくるから。

(ちゃー心の詩)
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海の見える丘

2009年06月18日 | 心の詩
海の見える坂道、自転車をこぎながら、君の後ろに続き
ゆっくり登ってゆく。
高く上った太陽に、君の笑顔が光る。海岸の潮風風車
今日も回っているね。
都会の淋しさに、流され思い出したなら
ここに帰っておいで。 いつでも帰っておいで。

(ちゃー心の詩特集)
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カルーアミルク

2009年06月05日 | 心の詩
繁華街のスナックで、君はカルーアミルクを注文した。純恋歌の流れる中、君はゆっくりとカルーアミルクをすする。甘い香りが店内に漂う。君はカルーアミルクを飲み干すと、歩いて駅のホームへ向かった。
(ちゃー心の詩特集)
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ラムネ

2009年06月01日 | 心の詩
お日様が傾きかけた公園のブランコの上、赤い夕日の中、君は僕に寄り添いこう言った。(大人になっても忘れずに、ここで二人で遊ぼうね。嘘ついたら針千本飲ーます、指切った)アスファルトの上、銀色の道をラムネを飲んでゆっくり帰ろう。
コメント (8)
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