5日前の記事でフィリピンの就職事情を御案内しましたが、20代位の若年労働人口が非常に多いフィリピンでは一般に極端な「買い手市場」で、例えばマニラ首都圏近郊の工業団地等では、ちょっと大きな会社の工場が工場従業員を募集でもすると、募集定員の数十倍の応募者が集まる等ということも珍しくありません。 日本人で「マニラ市内で就職を」と考えた場合、エンジニア等の技術職でない場合、コールセンター等BPO系の仕事は割と一般的で、前に書いた就職紹介会社例えばJ-K Network Manpower Services(ジェーケー・ネットワーク・マンパワー・サービス)等からの紹介も多いはずです。 その場合、会社・職種を問わず、日常会話程度の英語力は必須です。 コールセンター等BPO系の会社に就職した場合、給料は総額で月6~8万ペソ(=手取り4~6万ペソ=手取り8万5千円~13万円)位が普通です。 貴方がもし30~40代前半位までで例えば国際会計・金融・工場の生産管理・建設・土木・コンピューター他各種エンジニアリング等の高いスキルの持ち主であれば、この数倍位の給料も夢ではありませんが、当ブログの平均的読者像で、50代以上、高度な技術的スキル無し、という場合は大体これ位の給料になります。 それでも同じBPOで一緒に働く若い=20代のフィリピン人(=大概は日本語の出来るジャピーノ)の2倍位の給料なのです。 ただコールセンターの仕事はかなり向き不向きもありますので(=私も大手コールセンター2社に勤務したことがありますが、両方ともストレスで半年位で退社しました。)誰にでもおススメは出来ませんから、フィリピンに移住する場合の前提として、「フィリピンで働かなくても生活出来る」だけの資金的余裕(=十分な資金、年金等)があるに越したことはありません。
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