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<インタビュー>映画『M』で主演のカン・ドンウォン

2007-10-20 | 
<インタビュー>映画『M』で主演のカン・ドンウォン

【ソウル19日聯合】映画『M』の撮影中、カン・ドンウォンの心は休まることがなかった。1行のメモに苦しみ、家族の借金に苦しみ、何者かに追われる悪夢に苦しめられた劇中のハン・ミヌのせいだけではなかった。長く所属していた事務所と決別する過程が彼の心を苦しめたのだ。しかしハン・ミヌを演じる上でそうした複雑な心境がむしろ役立ったのか、『M』のカン・ドンウォンは過去の一時を断絶させ、現在を極度の混とんの中で生きる小説家、ハン・ミヌを非現実的だが明らかに目に見える人物として表現した。


映画に4回にわたり出てくる日本料理屋のシーンは、緊張が緩んだ観客に人間の本性を考えさせる。外見では礼儀正しいが心の中ではののしり悪口を言う人たちの心理。ここでカン・ドンウォンはスプラスティックコメディアンのように才能を発揮する。早い言葉とサルのような身のこなし。このシーンは彼がもっとも気に入っているシーンだという。

 「日本料理屋のシーンがいちばん楽しかったです。暴れながらストレスを解消しました。シナリオを見たときからミヌに最も重要なシーンだと思いました。他人との会話で感じるストレスを、ナレーションではなく体の表現として処理しなくてはならないためややオーバーだとの評価もありますが」。内面の流れをすばやく見せなくてはならず、監督はワンテークで撮影することを望み、4回のうち2回をそうして撮影した。「個人的に本当につらい時期にこのシーンを撮り、カメラの前でストレスを解消しました。撮影中は外的につらかったですから」。

 撮影当時には「カン・ドンウォンは一言も口を利かずに過ごしている」「イ・ミョンセ監督とけんかした」などのうわさが流れたが、これは所属事務所の問題のためだった。「味方だと思ってた人が味方ではないと感じました。監督とは『デュエリスト』のときほどは会話もできなかったし。触れば爆発するほどでしたよ」。そうした過程を経て、自身が我が強いことを再確認したと笑った。

 主人公のハン・ミヌは、初恋の記憶を消し去り、自分を苦しめるものの正体を追う。徹底して過去の記憶を消すほどの完ぺき主義者で、あることを忘れ去ることを望みついには短期記憶喪失になるほど。こんなハン・ミヌをカン・ドンウォンは「かわいそうな精神病患者だ」と考える。

 「正直なところ、『デュエリスト』のときより演技量がはるかに増え、演技も飽満感を与えるほどですが、映画の枠を飛び出せなかったことが残念です。俳優が生命力を得たとは見えない。どうしてそうなってしまったのか」。演技指導者からもこうした言葉を多く聞いたという。

 カン・ドンウォンは新作が出るたびごとに、次が期待される俳優になった。「我が強い俳優」として、その我の強さは作品選びにも反映されている。「私の基準ですか? 面白さですよ。シナリオを見れば感じます。だからシナリオ選びには長くかかりません。2~3日もあれば十分でしょう。やるかやらないかで悩むこともないです。やりたければやる、やりたくなければやらないだけですから」。カン・ドンウォンは完ぺきとされる外見に演技力、自分の重心までも備えた俳優になっていた。

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