言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

『花嫁を焼かないで』

2007-03-05 12:31:07 | 思う
何年か前に図書館通いをしていた頃
社会問題関係の本棚にあって、
気になって読んだ本の題名です。

インドでのダウリー(花嫁の持参金)殺人の本でした。
今では禁止されているようですが、
インドでは結婚する時に花嫁は婚家が希望するだけの金品を持参する事になっていました。
昔はある階級だけらしかったけれど、それがカースト制度がなくなっても貧富の階級の差無く風習として残ってしまったようです。

その本は例を挙げて書いてあったのですが、
そのダウリー(の額)が気にいらない場合、花婿を始めその親族から暴行、果ては焼き殺される(サリーは燃えやすく、可燃性の油でよく燃えると書いてある本もありました。)との事です。
そのダウリーを手にして、何度も花嫁を迎え入れる家もあると書いてありました。

運良く?生き延びた花嫁は、夫が亡くなった後にサティ(寡婦殉死)というのもあるそうです。
亡くなった夫と生きたまま焼かれるんだそうだ。。

私がこの本を読んだのは何年か前(2000年頃)で、
この『花嫁を焼かないで』は1990年が初版だったはずですが、
その当時「流石にもうこんな事やってないだろうな。。」と思いました。

先日 調べたい事があって、
何年か振りに図書館に行き、借りて来た本は
『子どもを貪り食う世界』
これは1998年発刊ですが、
ダウリー(殺人)もサティもどちらも残っていると書いてあります。
それだけでなく、近年発達した医学で羊水診断ができるようになり、
男女の性別がわかるようになってから、望まれない性(女)は消されて行くとのこと。

もう一冊は『インドの女性問題とジェンダー』(2004年発刊)という本ですが、こちらパラッと開いただけですが、
やはり今もその悪しき風習は残っているらしいです。

色んな国にいろんな問題があるでしょうが、
実際その国の人たちはどう思っているんでしょうか。。。
このインドの話は図書館で偶然見つけたから
私は少しでも知っているわけで、この話を知らない人の方が多いんじゃないかと思います。



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4 コメント

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なんですとっ? (きたじ)
2007-03-05 14:09:12
全て初耳です。
海外にあまり興味無い自分なので
余計知らなかったデス。
なんか女性を女性と思わない風習。
男尊女卑がここまで現代に残ってる風習。
悲しすぎますね。
インドの(一部なんだろうけど)子供たちも
それが当たり前のように育てられてるんすね。
ガンジーさんが望んだ世界では無いと思うんだけどなぁ・・。
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Unknown (はは)
2007-03-06 09:33:06
国内の歴史(近代史でさえ)にだって知らない事があるのに、
外国となるとわかんない事ばかりだよね。
↑の関連本を読むと色んな事を目にします。

息子の友達にインドの男の子がいるので
『今もあるのか聞いてみて。』って言ったんだけど、
ありゃ聞いてくれないな。。。
どんな話題でかわかんないけれど
その彼の住んでた所は治安も良かったらしいです。
またその友達のインド在住の女性が住んでる所は
治安が悪いらしい・・

ダウリーもサティも性別判別の為の羊水診断も法律では禁止されている事だけど残る所には残ってるらしい。
 
先日見た『あなたになら言える秘密のこと』もそうなんだけど、
ヒトがヒトに出来てしまう残酷なことって私が知らないところでは沢山あって、それに対して何も出来ないのは確かだろうけど、
いつでも『No』って言う気持ちは持って居たいなって思う。
ああ 堅い話になってしまった。
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去年も (keroko)
2007-03-07 01:25:13
夫と一緒に焼かれたのが習慣による自らの自殺なのか
周囲に強制された殺人にあたるのかって
ニュースで騒いでたよ

ってことは今も田舎の方では行なわれているんだなと
所変わればで。。。本当に色々だよね
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Unknown (はは)
2007-03-09 08:42:15
けろこちゃん 
そのニュースって95歳だっけかのおばあちゃんの話かなあ?

ホント色々あるんだよね。
それがさ 知識が無くて妄信しているような内容のものだったりする事もあるんだよね。
自分にだって生まれる国が違えば有り得ることだから・・・
こういうのってお国柄ってだけじゃなくどうにかなんないのね。

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