エデンちゃんについていろいろ考えること その１

あれは・・・東日本大震災があった年の前年か前々年か、2010年か2009年ごろかな～

当時はまだ浅草橋のパラボリカ・ビスで恋月姫さんの展示会があってそれを見に行ったときに、二人のまだ私よりはお若いミセスとご一緒になって、人形を見たあと、パラボリカの喫茶コーナーで人形話に花を咲かせたのだった。

一人の奥様は「あ～ジュモー手放さないといけないわ・・・」と呟いていました。恋月姫さんのコンセプトドールジュリエル約１００万を購入されたんです。

もう一人の奥様はご主人と九州から出てきて、ご主人が「ブリュと恋月姫なら買っても許す」という超理解のあるリッチな奥様で羨ましい限りでした。この方はイリュミナエルのオールビスク３００万をご購入されました。

私は３人でお喋りしながら「エデンベベが欲しいんですけどね～」と言ったら、リッチな奥様が「エデンはお金があっても手に入りませんよ」と言うのです。金額の問題ではなく、お店に入っても、ショップの常連さんや、予約してるしてる人優先で声を掛けるので、一見さんの手元まで来ないというらしい・・・・。いやはや・・・エデン恐るべし・・・

エデンは、それほど当時は敷居の高いお人形だったのです。私は某エデンコレクターのブログでかわいいエデン（白雪とかさわことか）そのサイトには高嶺の花の美少女エデンしか置いてなくて、そこを見ては「はぁ～かわいい・・・」と溜息つくばかりでした。

ブリュはお金があれば、いつでも買えます。銀座のエンジェルドールズには極上のブリュがいつも何体も置いてあって、見るだけでも眼福ですし、というか、欲しくても５００万以上しますし、あ、この子かわいい！と思った子は７００万でした。でも７００万出せば好みの子が買えるんです。

しかし、エデンは店頭に出ない・・・。欲しくても買えないとはこのことなのでした。

震災前は、まだ景気が多少は良かったのでした。

私は、ブリュの本物は無理なので、エデンを知る前はブリュのリプロばかり５体くらい持ってました。本物のブリュがたとえ買えるとしても、どうやってどこに飾るんだ。
きっと仕舞いっ放しになることは目に見えてましたし・・・、あんまり本物のブリュには興味無かったです。