森山大道の僕へのアドバイス。「小説を、書いている場合じぁないだろ！どんどん撮って、焼かないとダメだぞ。」１９８７年、森山大道のアパートに行った時、僕は２２歳だった。僕は吉祥寺に１年半住んでいて、絵を描きながら、路上スナップしていた。２００本の未現像のフィルムは、少ないけど、毎日絵を描いて、小説書いて、写真を撮るのは、やはりキツイよ。画廊と現像所のアルバイトもしていた。
この絵、小さくて１５分くらいで描き上がる。０号のキャンバスでも、ちょっと早すぎる。野見山暁治さん、「最近、奥村くん、無理してない？」って、言っていたんだけど、ボク、ぜ～ぜん無理していませんよ。
