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奥村欣央ブログ

神無月リナと渡辺チロロと奥村ヨシオは画狂人集団AZITOとして創作活動を続ける。

杏美画廊、信藤正雄の話

2021-03-12 00:17:51 | Weblog


ボクの友人は、野見山暁治に学びたくて、芸大を4回受験して結局あきらめた。ボクは芸大の1回目の実技試験を、白紙で出した。18歳、西新宿の杏美画廊が家の近所にあったから、そこでアルバイトをさせてもらう。なんと、その画廊のオーナーは野見山さんに信頼されていて、何度も野見山さんのアトリエに仕事で出入りするようになった。友人たちには妬まれた。芸大の試験、白紙で出したお前が、何で野見山暁治の家に出入りできるんだ、と。                 
 この絵は、18歳の時、杏美画廊のオーナーが買ってくれた。はじめて、ボクの絵が売れた。                 








 この絵は19歳の時に描いたが杏美画廊のオーナーは、シュールリアリズムはやめとけって言ってた。
        


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (藤本大輝)
2021-03-12 10:35:09
自分は試験を白紙で出さずに、必ず分からなくても何か埋める努力をします。その試験に受かるかどうかではなく、もう一年間受験勉強をしなければならない恐怖がそうさせるのです。普通は芸大に受からないと野見山に会えないのも事実ですが、芸大にいる野見山さんと家にいる野見山さんに会えるなら、自分は家にいる野見山さんに会ってみたいですね。
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Unknown (nekoosorubesi)
2021-03-12 13:39:15
そうですね。芸大の先生の顔と、家に居る野見山さんの顔は、たぶん違っているでしょう。野見山暁治のアトリエでは未完成の油絵や、絶対他人に見せない失敗作をたくさんみる事が出来ました。野見山さんと食事しながらの話とか、芸大に行くより意味のある経験をしました。
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