春待ち切り株

春が本格的にやってきました。
といってもまだ残雪はひざ丈ほどあります。

昨年早々に伐採になった近くの松林
今は山肌が露骨に見えるようになってしまいました。
遠巻きに見ていた木々をまとう山の稜線が露わになると
意外と隆起にとんで小さな起伏の連続が目立っていた。

あそこへ登ってみよう─

自分の体力も顧みず　登った　登った
心拍数上がれば高度も上がる　逆か…

下から見えた頂上は
そこまで行けば向こう側を見渡せると思っていたけど
さらに高い連なりがあったのでここまでが限界。

遠くから見るとまっ更にならされたような山肌でしたが
切り株の間には規則正しく幼苗が並んでいました。
新しい季節　新しい息吹
木々の世界にも新旧の交代があるようです。

まだ冷たい風が通り抜ける春
同じ地表に貼りついているもの同士
空はどこまでも高く　どこまでも遠い