「まあ、いいか」の気持ち

私の子育て指南書「子育てハッピーアドバイス」を読んでから私の性格はかなり変化しました。

「善悪の判断のつかない幼い子供のするいたずらや、片付けをしない事などにいちいち怒っていては、子供も親もストレスが溜まるだけ。『まあ、いいか』、『しょうがないか』と、おおらかな気持ちを持つ事が大事」
というアドバイスを読んで深い感銘を受けました。

それ以来、先日の記事でも書いたように、子供が行う大抵の行動については『まあ、いいか』と温かく見守るようになり、人間的にだいぶ丸くなってきたように私自身は感じています。（身も心も・・・と妻からツッコミが入りそうな正月休み明け・・・）

この『まあ、いいか精神』、子育てだけでなく普段の生活にも表れるようになってきました。
一番顕著なのが「自動車の運転」。
以前までは、少しでも遅い車が前を走っていると、車間間隔を詰めて煽ったり、追越し車線の無い道でも追越しをしたりと、かなり「荒い」運転をしていました。
しかし、『まあ、いいか精神』が宿るようになってからは、「急いだって、少しぐらいしか時間は変わらないよ」とか、「追越ししても、大抵は信号で追い付いちゃうよね」と、イライラする事が無くなってきました。

また、物事に対する「執着心」も無くなってきまして例をあげると、子供がどうしてもビデオ見たいというので、私が毎回録画してきた番組をあきらめるような事を続けてきた結果、「この番組見続けなくても別にどうなるわけでもないし、まあ、いいか」と思うようになりました。
以前ならば何が何でもシリーズ録画を続けていかねば・・・としていた自分が嘘のようです。（この場合、「あきらめの良さ」精神とも言えますね）


そんな感じでだいぶ丸くなった私ですが、この『まあ、いいか精神』、良い事ばかりではないのです。
つい先日の事ですが、だいぶこのブログの記事のストックが減ってきまして「このままでは毎日更新も難しくなってきたな」と悩んでいた時、ふと、
「でも、毎日更新が途切れたところで誰に迷惑かけるわけでもなし、途切れてもいいか」
という考えが浮かんできました。
これで問題解決、あーすっきり・・・と安心した次の瞬間
「ちょっと待て！」
自分自身にツッコミを入れてしまいました。
「ブログの毎日更新」は私が掲げてきた目標であり、皆の前で宣言した事でもあります。
その目標を易々と断念しては自分はこれから「すぐに目標を断念してしまうダメ人間」になってしまう気がしたのです！

人間的に丸くなる事は悪くはないですが、あきらめの早い人間になってしまっては・・・。
この辺のバランス感覚が難しい事に気付いた最近でした。