「お酒は二十歳になってから」

なんなの ねーちゃん、いきなりのお散歩！

「んー、気が向いたから」

まあ理由はどうでもいいわ。とにかく お外！ お外！

あれ？ そっち行くの？
ずっと前の、お散歩コースの逆まわりだよね？
ねーちゃん、頑張るじゃん！
やればできるじゃん！

「 ── 今日シャンプーで出かけるし、明日お休みだし、一日中寝てられるから」


あんまりにもはしゃいじゃったから、「お水、飲む？」って聞かれて、はい！ ってお皿に飛び乗って怒られました。
水入れてから飲みなさいね！ って。
はい……。

お水飲んだ後、ねーちゃんが後片付けしてる間に、何か臭いがしました。


あれだ。
電信柱の下に、何か、ある。

近寄ってみたら、ビンと、潰れたカン。

「あー、茜 飲めないよ。まだ８ちゃいだし」

失礼ね！ 私、ねーちゃんより年上なのよ！（人間の歳に換算したら！）
まあ これ、あまり甘くなさそうだから、匂いだけでいいかな。

ゴミは、ゴミ箱に。ね？

ねーちゃんのつぶやき

ときどき使う石階段。
の蹴上に、この春、苔玉ができてました。



どこから飛んできたのか、芽が出てる。
可愛い。

通るたびに見ていて、
だんだんと大きくなって。



小さな世界ができてます。

いつか掃除されてしまうかもしれないけど、
秋冬どうなっていくのか、
見ていたいです。


ワンコとは全然関係ないお話。

物想いに耽る秋

物憂げな表情がいいでしょ？
(´∀｀=)


ハウス（サークル）の中の、小さいハウス（犬小屋）。
まん丸になって寝られるんだけど、ねーちゃんが来たときは、まず首だけ出してみます。

「最近はベッドマットがなくって、どうしても縁が高いベッドになっちゃうんだよねー」
「小屋の中、狭くならない？」

丸くなって寝られるから大丈夫です。
ハウスの中でも なんとか立ててるし、Ｕターンもできるし。
首枕の高さは まだ慣れてないけど、悪くないです。


で、ねーちゃんが、ハウスの近くで何かを始めると、前脚伸ばして肩まで出ます。
わたしのお家！ って アピールするのと、ハウス（サークル）から出る準備ＯＫよ。の、意思表示なんだけど…

ねーちゃん、行っちゃうんだな、これが。

でも今日は、仕方なさげに「 ── 出る？」。
ひっさびさに、膝に乗って、頭ぐりぐり、耳の後ろカキカキ、首のほうまで撫で撫でしてくれました。
わたしも思わず、ねーちゃんの腕と脇の間に頭ズボッ。ぷは〜っと出てきて、また頭ズボッ。

「じゃあ、茜 確保だー！」
腰のあたりにねーちゃんの腕が回り、上半身ですっぽり抱えられてしまいました。

── という様子の写真を載せないのは、ねーちゃん自身が映りたくないから。

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ねーちゃん、今日は何があったの？
悲しそうだね。甘ったれだね。
ゆっくり寝てね？ 土曜日は朝のお散歩、楽しみにしてるよ！

「ありがとう、茜」 (^-^)

今朝は涼しかったよ〜

朝。
ねーちゃんが もそもそ。
小さいハウスを出てサークルから様子みてみたけど、なんにも言ってこないし、こっちにも来ない。

あー、今日は ひとりで お外行くんだ。
きゅーん、と声かけてみようかと思ったけど、やめておきました。

お家の戸が開いて、ねーちゃんお出かけ。
昨日朝も出たし、夕方にはシャンプーも行ったし、足疲れてるんだろうなー。


あれ？ 足音、止まっちゃった。
「あー、もー！」
ねーちゃん帰ってきちゃった。雨降りなのかな？
お部屋で ごそごそ。ドスドス歩いて来て着替えて、
「すごく涼しいの！ お外行くよ！」

やったー！　ヾ(=^▽^=)ﾉ


ねーちゃんの足取り、昨日よりちょびっと速いけど、ちょびっとヨタヨタ。
う〇ち、拾った後に起き上がるときに腰押さえて伸びしてる……。
でも、久しぶりに、お手紙チェック（臭い嗅ぎ）も時間くれて、わたしはご機嫌☆

「茜、張り切ってるねー」

うん！ 　(〃＾∀＾〃)

「でも それ やめて。」



体に、臭いすりすり。
「昨日も ここだったねー。でも昨日は『ここで』う〇ち してたよね？ おまえ」

……そうだっけ？ てへ。

「誰かが茜の臭い付けてったのかなー」

近くの花壇も チェック・チェック！
なんにもないの分かってるけど、覗いてみたいの。



ねーちゃん、ここに腰掛けて、
「飲む？」
って お水のお皿見せてくれたけど、今日は涼しいから、帰ってからでいいでーす。
「じゃ、体うにうに したから、ふきふきするよー」

え？ やっぱり？

さっきみたいに 地面で臭い付けすると、お家帰る前に、ウエットティッシュで体拭かれます。
あーあ。つまんないの。
涼しい風が気持ちいいから、許したげるけどねー。

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昨日、一日中、トントコトントコ聞こえてた。
シャンプー行くとき、たくさん人が来てた。
「お祭り」だったんだって。



「おまえもチビのころ、浴衣着て ここから見てたことあるんだよ」
そうなの？
「……『祭の後』、か」
帰ろ？ って感じで、ねーちゃんが歩き始めたので、わたしもあわてて追いかけました。

なんだか、ちょっぴり、さびしそうな ねーちゃんでした。

お顔 かいかい

相変わらず、お散歩中の写真が下手っぴな、ねーちゃんです。
名前呼ばれたから振り向いて「あげた」のに！

あ、でも、ちょっと待って。





お顔 かいかい。きれいにしてから、はい、もう一回撮って ──

「あ、スマホしまっちゃった」

相変わらず、タイミングが合わないねーちゃんです……。