軍艦島in長崎

　
一度は訪ねたことがあると思いますが…
「大浦天主堂」　「グラバー庭園」
行かなくても名前だけは、有名ですよね

海の街、造船の街ですが

（ちなみに、この中腹が福山雅治実家らしい）

そんな、有名な観光スポットとは別に

この島をご存知だろうか

　
長崎半島から西に約4.5km、長崎港から南西に約19kmの沖合に位置する「端島」
「端島」はかつて三菱石炭鉱業所有の海底炭鉱の島で、
小さな島の中で、
学校や病院、商店のほか映画館やパチンコ店、娯楽施設も
完備されており、狭い島の中で多くの人が生活していたとのこと

今、私たちが「石炭」と言ってもとこないけど
かつては日本の主要エネルギーであったこと、高度経済成長の中で
現在廃墟と化したこの島の賑やかだったであろう様子を、
高層建物が物語っていますね

この日は天気も良く


この穏やかな海と
荒れ果てた島の様子が、過去の悲しい現実を物語っているようです

国のエネルギー政策として、石炭から石油に移り
この島は、1974年1月閉山同年4月に無人島になり
約40年余り、かつてのエネルギーを供給し、賑わった島は
ひっそりと廃墟の島となったのですが…


この方は
かつて、この島で幼少時代を過ごされた
『軍艦島を世界遺産にする会』の会長さんですが

国のエネルギー政策に翻弄された歴史がここには残っている
決して風化させてはならないとのこと
形こそ違えど
東北大震災での福島第一原子力発電所事故も同様
3・11から3年、目に見えないような速度でしか進んでいない復興
決して、同じようにしてはならない
強く心惹かれる「軍艦島」の様子で
なかなか、行く機会がないかもしれませんが
こんな島があることを覚えておくのもいいかもしれませんね

深く感銘を受け

軍艦島を後にしました