囲碁ナショナルチーム「GO・碁・ジャパン」

世界一奪還を目指し平成25年度より編成された「囲碁ナショナルチーム」の取り組みと活動、最新情報をお伝えします!

ナショナルチーム冬季合宿(前編)

2016-01-29 17:56:33 | 日記
ナショナルチーム冬季合宿が、去年12月26日から31日(5泊6日)、神奈川県の三浦海岸にあるホテルマホロバ・マインズ三浦で開かれました。
マホロバ・マインズでの合宿は、7月の夏季合宿に続いて2度目。
都内からアクセスがよく、碁盤セットが完備されていて、食事も美味しく囲碁合宿には最適な環境でした!


↑宿舎から三浦海岸を一望!

さて、今年度のナショナルチームの合宿には、選手、監督、コーチの他に、U-20枠(20才以下の日本棋院、関西棋院)の中からも希望者は参加することができ、以下の通り総勢45名の棋士が参加しました。

◆監督:山城宏九段
◆コーチ: 山田規三生九段、蘇耀国九段、瀬戸大樹七段、平田智也七段(補佐)
◆選手枠: 張栩九段、河野臨九段、結城聡九段、張豊猷八段、伊田篤史八段、志田達哉七段、金沢真七段、一力遼七段
◆女流選手枠:謝依旻六段、加藤啓子六段、奥田あや三段、万波奈緒三段、藤沢里菜三段、王景怡二段
◆U-20枠:本木克弥七段、孫四段、鶴田和志三段、大西研也二段、藤村洋輔二段、小山空也二段、六浦雄太二段、芝野虎丸二段、張瑞傑初段、大西竜平初段、小池芳弘初段、星合志保初段、木部夏生初段、金子真季初段、牛栄子初段(以上日本棋院)  
      佐田篤史二段、阿部良希初段、原正和初段、内海晃希初段、呉柏毅初段、高嶋湧吾初段、渡辺由宇初段、西健伸初段、新谷洋佑初段、八幡直樹初段、稲葉かりん初段(以上関西棋院)
      
皆さんの関心事は、これだけのメンバーが揃ってどんな内容の合宿をやるのだろう?ではないでしょうか?
実は合宿では「実戦対局」(個人戦、団体戦)がほとんどで、毎日朝9時過ぎから夜10時までみっちり対局&検討が続きます






因みに、去年の夏季合宿では個人戦で、本木七段(当時三段)が優勝、芝野二段(当時初段)が準優勝しました。
(※その後、本木七段は本因坊リーグ入り、芝野二段は去年勝率1位、勝星2位を獲得し大ブレークしました)

↑注目の芝野二段

さて、今回の合宿ではどうだったかというと、孫四段、大西(竜)初段、呉初段がリーグ戦で活躍しました。
ということは、これから活躍が大いに期待されます!

↑個人戦リーグ成績表の一部

世界戦で活躍できる棋士がどんどん育ってほしいと切に願います。

今回の合宿のハイライトは、専門家によるメンタル強化勝負脳についての講演と韓国のトップ棋士2名を招聘したことでした。
そちらについては、また次回に!

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尚、囲碁ナショナルチームでは、皆様からの応援募金を募集しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。



囲碁ナショナルチーム!

2016-01-27 12:25:38 | 日記
平成25年度に囲碁ナショナルチーム「GO・碁・ジャパン」が結成されて以来、もう直ぐ3年が経とうとしています。

まだ日本勢の顕著な活躍は見られていませんが、
一力遼七段のグロービス杯U-20の優勝を筆頭に、着実に若手棋士が力を付けて成長してきています。
ナショナルチームの結成と取り組みによるところも大きいと感じています。

その一方、一般的には囲碁ナショナルチームの取り組みについて、あまりよく知られていないのかもしれません。
そこで、囲碁ナショナルチームもっと身近に感じていただき、益々ご声援いただけるよう、
このブログでは、囲碁ナショナルチームがどんな取り組み、活動を行っているのかをお伝えしたいと思います
また、代表選手、特に今後世界で活躍が期待される若手棋士にフォーカスし、関連情報もお知らせしていきたいと考えます。

これから2020年の東京オリンピックに向け、日本中が1つになって盛り上がっていくと思います
囲碁ナショナルチームも「世界一奪還」「世界最強」に向け一丸となって益々取り組んでいきます!

次回、このブログでは、年末に行われた冬季強化合宿について、ご報告したいと思います。


ご愛読、よろしくお願い致します。

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尚、囲碁ナショナルチームでは、皆様からの応援募金も募集しています。
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