Megreyszig

培風館のツルっとした表紙のクライツィグは技術者のための高等テクニック。

ポウ!

2009-12-30 00:08:17 | Weblog
今日天神のソラリアを通ったときに、白人のお兄さんが、
「ユーノーシーニアー?」
って話かけてきて、うおっと思った。

で、脳内では
え?シニア?シニアって、老人?
この人のじいちゃんばあちゃんってこと?
じいちゃんばあちゃんが迷子になったのか?

とかいろいろ考えたけど、
とにかく全然わからないし、ちょっと怖かったから、
「ノー」
ってだけ言って歩き去ったんだけど、

次の瞬間、もしかして、あの人、「シネマ」って言ってたんじゃなかろうか?
この場所でシネマといったらソラリアシネマだよな・・・。
と思って振り返ったら、まだその人いたから、

「エクスキューズミー、ユーセイ シネマ?」
って話しかけたら
「オー、イエス、シーネマー」
とどうやらシネマで正解ぽかった。
ネイティブはちゃんと”シネマ”と日本語発音するように気をつけてほしい。

で、さらに
「シネマ イズ アッパー ステアーズ」
って言ってみたんだけど、今度は通じなかったみたいで、妙な間ができた。
ここで、少し調子に乗った自分を悔いた。

というか、上を指差しながら言ってるのに通じない俺の英語力って…。

とにかく、あわてて案内図みたいなの指差して
「セブン ステアーズ」
って言ったら通じた。ていうか絵で通じた気がする。
とにかくコミュニケーションできてほっとした。

たぶん、THIS IS ITを観にいくんだろうな。

ポウ!

三遊亭小遊三独演会

2009-12-10 22:53:56 | 落語鑑賞
千代にあるパピヨン24というところで三遊亭小遊三師匠の独演会に行ってきました(伊都からはるばる)。

最初に前座として出たのは瀧川鯉斗とかいう二ツ目でしたが、こいつがマクラから噺(動物園)からダダ滑りして、まったく会場を温められなかったので、小遊三師匠は今日の独演会が終わった後で思い切り鯉斗をぶん殴っていることでしょう。

続いて小遊三師匠が出て、故圓楽師匠のマクラをふったあと、やかんをやりました。
これは結構おもしろかったです。

一旦幕が降りて休憩時間があり、終わるとまた幕が上がって小遊三師匠が今度は袴をはいて出てきました。
さて何をやるのか、年の暮れだし、芝浜とかやらないかな、と思っていると、「丁稚というのは上方の言葉で、江戸では小僧と言っていたそうで…」と言って、番頭が小僧に小言を言っているシーン。なんと百年目でした。

実は百年目については、2年前に博多さん喬を聴く会でブログに書いているように、非常に感動して、かつおもしろかった記憶があるので、逆に不安になりました。

結果を言ってしまえば、不安は的中し、あのときの感動を超えることはありませんでした。
それでも十分おもしろかったので、行ってよかったと思いますが。
個人的には、鮑のしとか堀の内とかを聴きたかったです。